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人生初入院 初日 6/10

人生初入院 初日 6/10

6月2日に便秘外来のあるクリニックへ行き、
1週間分の薬を処方され、1週間後に2回目の診察へ。
今回もまずレントゲンを撮り、しばらく待って先生に呼ばれると
「CTを撮って来てください」と言われました。
内視鏡を入れるにあたってねじれ具合がわからないからということで、
紹介状を書くから大きな病院へ行ってCTを撮ってきてくださいとのことでした。
沼津市立病院と静岡医療センターのどちらかと言われ、
家から近い方の静岡医療センターを選びました。

「いつでも良いですか」と聞くと
「明日、循環器科へ行ってください」と言われ、
循環器科は予約無いからそのまま行けば良いとのこと。

翌日、午前中半休を取って行きました。
受付時間8:30~ 診察時間9:00~
受付時間までに行くつもりが、遅くなって8:50位に受付に到着。
『紹介状』専用の受付で紹介状を出すと
「予約はされていますか」と聞かれたので、
「予約は出来ないから、そのまま行けば良いと言われました」と言いました。
「近くでお待ち下さい」と言われ、
15分ほど経った頃に「診療申込書」に記入して受付までお持ち下さいと言われ、
持って行くと、再度「お待ち下さい」
それから1時間ほど経った10時過ぎに、
やっと2階の外来フロアへ行くよう指示がありました。

2階の消化器科の受付へ。
体温・血圧・酸素量を測るとまた近くで待つよう言われました。
しばらくして看護士さんに呼ばれ、
診てくれる先生がどの科で診るかわからないから近くで待って下さいと言われました。
どの科で診るかわからないってどういうこと

またしばらくすると「外科で診ることになったので外科の受付へ行ってください」
外科の受付へ行ってまたしばらく待つと、やっと番号が渡されました。

番号が表示され、診察室の扉が開いて名前を呼ばれました。
中に入るとと先生の一言目は
「あなたのお母さんくらいの年齢の方が来るかと思いましたよ」
最初は意味がわからなかったのですが、
この様な症状は70代以上の人がなる病気で、私の年齢では珍しいということでした。

CTだけでなく、血液検査などもやろうと言われ、採血・尿・出血時間の検査。

出血時間というのは、耳にポチッと穴を開けて30秒ごとに血液を吸い取り、
出血が止まりやすいか止まりにくいかを調べる検査。

採血は7種類もあったので、「わぁ、多い~」と看護士さんが言っているのが聞こえました。
貧血なので7本も採って大丈夫なのかと看護士さんに言うと、
「献血は400ml採るけど、今回は25mlしか採らないので大丈夫ですよ」
25mlでも余ってました。

次にCTへ。
この頃にはすでに正午近くになっていて、CTに呼ばれたのは昼過ぎでした。

人生初のCT
採血した所は針を刺したままになっているので、そこから造影剤を注入。
技師の方と看護士さんが1人ずついて、
看護士さんが「字が綺麗ね」「かわいいTシャツ」とか、
いろいろと声を掛けてくれたので緊張が少しほぐれました。
造影剤による変化についての説明は、
「造影剤が入ると体がとても熱くなります。
おしっこを漏らしたみたいになるけど、造影剤はそういう物だから大丈夫よ」
「漏らす」
間もなく意味がわかりました。
お尻の辺りがジュワジュワ~と温かくなり、
確かに漏らしたかのような感覚になります。
造影剤のにおいだと思うけど、このにおいがかなり強くて苦手でした。

CTの後はそのままレントゲン。
CT撮ったらレントゲンは要らないんじゃないって思うけど、違うんですね。

再度、外科外来の受付へ。
2度目の診察ではお腹の触診とCTの画像を見せてくれて、
「S状結腸がグルングルンだよ」と先生がマウスで画像を動かすと、
まるでアメダスの台風の映像のように渦を巻いています。

「内視鏡やろう」と先生
「えっ、今日ですか」と私

「何か不都合なことがある」と聞かれたので、
「会社は午前中しか休みを取っていないので、1時間でも会社に出たい」と言うと、
「また後日改めてってことも出来るけど」と先生
でも、また会社を半日でも休まないといけないことを考え、
このまま内視鏡をすることに決めました。
さらに先生から「入院して」

えーっ!!!

先生「このままだと腸が腐って死んじゃう」
私「そうなると手術ですか」
先生「人工肛門だよ」
人工肛門と言われ、ここで自分の状態の深刻さがやっとわかりました。
癌手術から人工肛門になったという30歳位の男性の大変さを
数日前にTVで見たばかりでした。

看護士さんからは「すぐに御家族の方に連絡を取って下さい」
「電話で伝えると母が驚いてしまうので、
家に一度帰って伝え、母を乗せてまた来たいのですが」
と言ったけど、看護士さんは申し訳なさそうに
「ごめんなさい、帰るのは難しいです。タクシーか何かで来てもらってください」と。
この時点で点滴が始まりました。

母にTELすると「時間がかかり過ぎているから心配した。付いて行けば良かった」

結局、CTを撮りに外来で来たまま、
荷物を取りに家に帰ることも出来ずにそのまま入院が決まりました

次に心電図。

人生初の内視鏡
内視鏡の前に看護士さんに案内されて6階の入院フロアへ行き、
身長と体重を量っているとすでに母がいました。
お尻に穴の空いた紙ズボンに履き替えて車椅子で内視鏡室へ。
母は部屋の外のソファで待っていてくれました。

台の上に左側を向いて横になり、お尻を少し突き出すように足を曲げて寝ます。
点滴が入っている部分から、開始直前に部分麻酔が入ります。
血圧と酸素量の測定器は付けっぱなしで、
定期的に血圧を測るようになっています。
お尻にゼリーを塗られます。
内視鏡が入る時は痛かったけど、だんだん麻酔が効いてきてトローッとしてきました。

15時開始予定でしたが先生達が「ジェット」と呼ぶ物待ちで、
15:15くらいに始まったと思います。
「ジェット」とは名前の通り、水圧の高い物で腸を洗浄していく物のようです。

時々、内視鏡のホース(?)がブルンブルンと振動します。
これでS状結腸のねじれを治していたのでしょうか・・・

途中何度か、スーッ、スーッとお腹から(ガスかな)抜けていく感覚がありました。
2~3回内視鏡が便で詰まったらしい

1時間ほどで終了。
麻酔が効いて少し眠かったけど、
最初から最後まで内視鏡に付いたカメラの画像をモニターで見ることは出来ました。

外来での診察は副院長だったのですが、
内視鏡も途中から副院長に代わっていました。
内視鏡が終わった後「Sを切れば楽なんだけどな」と副院長が繰り返し言っていました

車椅子に乗って母の所へ。
入院する階の看護士さんが来て、また6階へ。
4人部屋の向かって右の入り口側にベッドが用意されました。

夕方、出張から帰った主人が病院に来てくれました。
しばらくして入院に必要な物を揃えに、母と2人で家へ。

着替え・クレンジング・スキンケア・本などを持って来てくれました。

点滴の場所が肘の内側ではやはり良くないと看護士さんが言い、
出にくい私の血管を入念に探し、左腕に刺し直そうとしたら失敗
元の方を抜かないでおいてくれて良かったぁ
結構痛かったです


絶飲食
水も飲めません・・・



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