＜ペンハリガンとは？＞

1870年にウィリアム・ペンハリガンが創設。
伝統ある遺産を引き継ぐフレグランスハウスとして英国の理念を貫いています。
すべてのフレグランスづくりにおいて、上質な香りの様々な側面を追求し、
アートの伝統に挑みながら、エレガンスの新たな解釈を模索しています。
香料にもこだわりを持ち、今もなお最高品質の香料を用いて、
イギリス国内でフレグランスを製造しているフレグランスブランドです。
長年に渡り、2つのロイヤルワラント(英国王室御用達の認定証)を保有しており、
1つはエディンバラ公(1956年)、1つはチャールズ皇太子(1988年)から授与されています。

＜Portraits(ポートレート)シリーズとは？＞

イギリスの上流階級の秘密…礼儀正しく丁寧な振る舞いは、見た目の印象通りだと思いますか？
保守的でありながらユーモアにあふれ、
挑発的なイギリス人のスピリットにオマージュを捧げるフレグランスコレクション。
パッケージは、アイスランド生まれ、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ卒の、
アーティスト クリスティヤーナ・S.ウィリアムズとのコラボレーションです。
ヴィクトリア調の彫刻と、コンテンポラリーなイラストや配色を織り交ぜ、
秘密めいたこのシリーズの個性的なキャラクターたちを表現しています。

＜Base Story＞

ゆるやかな丘が広がるイギリスの田園地帯。
大きなオークの木々に隠れていた太陽がゆっくりと昇り、
ある大邸宅―ウィリアム1世によって征服された頃に立てられた屋敷―を
照らし始めていました。
朝の厳しい寒さの中、使用人たちは水を汲んだり、カーテンを開けたり、
火を起こしたり、カーペットを叩いたりと、
一日の始まりに家族が集まるための準備をしています。
本来ならば、そこはジョージ卿と家族たちが朝の挨拶を交わす楽しい場となるはずですが、
家族全員がその場に現れるわけではありません。
前日の夜遊びのせいで起きるのが遅い者、家族の集まりにふさわしくない者、
そして見た目に問題のある者もいます。
どうやらそこには目に見えない何かが隠されているようです。
イギリスの上流階級において大切にされている礼儀作法の裏側には、
どんな真実が隠されているのでしょうか？

「クランデスティン クララ オードパルファム」

(75mL / ￥31,500+税)

＜STORY＞

「秘密の女、クララ」
夜は優しく微笑む。時には昼下がりにも。
ジョージ卿と、彼の愛おしく喜びをもたらす愛人クララのために。

秘密の関係にあるクララ。
愛を交わしていない時は、車を運転し、タバコをくゆらせ、
同僚たちと議論に興じたりして過ごしています。
それは、当時の女性の行動としては不適切なものでした。

彼女が貴族のレディでないことを、天に感謝します。

＜香り＞

マスター調香師：アリエノール・マスネ
内気さとはかけ離れた香り、自信に満ち溢れた香り。
しっとりとした官能性と、大人の女性らしさ、自制心のある自由な振る舞い。
センシュアルなオリエンタルノートでありながら、
自分の人生を誰にも操られないような、強さと賢さを兼ね備えている香りです。
実際に肌に乗せてみると、
とても甘い罠のような香りなのに、どこか自立している強さがあり、
自分の肌の匂いともマッチしました。好み！
香調：イントキシケイティング アンバー オリエンタル
(ラム・バニラ、シナモン・ムスク、アンバリーパチョリ)

「ローイング ラドクリフ オードパルファム」

(75mL / ￥31,500+税)

＜STORY＞

「享楽的なラドクリフ」
華麗かつ退廃的でいたずら好き
―彼を貴族だという人がいますが、それは違います。
称号という重荷とはまったく縁がないのですから。

ジョージ卿の秘密の息子、
厳しい言い方をすれば不義の息子である彼は、驚くほどに人生を楽しんでいます。
それは責任を伴わないという楽しさ。家紋を持たない自由。
債務のないお金。速い車。いつでも手に入る女性。
そう、ラドクリフはすべてを持っているのです。

すべてを失うその日まで。その時まで、ポーカーをしませんか。

＜香り＞

マスター調香師：ダフネ・プジェ
魅力的で退廃的な香り。派手で社交的ながらミステリアス。
夜が更ける頃、パーティーがとある雰囲気に達する時、
甘いタバコの香りを含んだ、温かみのあるソフトな芳香が
セクシーなそよ風のように漂います。
とても享楽的で個性的で、でもどこか孤独の苦みも感じる香りです。
実際に肌に乗せてみるとやはり苦みを感じて、
私の場合は、男性の方がしっくりくるのかなと思いました。
(こういった香りが似合うハンサムな女性もカッコイイですが♪)
香調：アンバリー タバコ(ラム、タバコ、ジンジャーブレッド)

ペンハリガン

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