フェイシャルエステティシャン、コスメコンシェルジュの竹内です。
ちょっとご無沙汰・・・と思ってたら新年度。すっかり春になりました。
ブログ更新が超スローペースなわりに、フォローしてくださる方がちらほらいてくださって、とても嬉しく思っております!
ありがとうございますm(_ _)m
さて、気温の上昇にともなって皮脂分泌量も増え、そろそろ春夏メイクに切り替えようかな~なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そこで今回は、本来はスキンケア専門な私が恐れ多くも(笑)、崩れやすい季節にも役立ちそうな「脱・白塗りメイク」を考えてみたいと思います!
【ファンデーションがあってない・・・?】
今回のトピック、そもそもの始まりは、セラピストの友人との会話からでした。
友人「ワタクシ現在ファンデーション迷子でございます」
話を聞いてみると
・リキッドファンデ+フェイスパウダーでメイクをしているんだけど、メイク仕立ての白浮き感が嫌
・カラーが肌にあってないのか、フェイスパウダーでどうしても白くなっちゃう
・しっとり系のパウダーファンデだけで仕上げたほうがいいの?
と、こんな感じでお悩みの模様。
私「でも最近のルーセントタイプのフェイスパウダーって、白くなるっていうより、明るくなる感じじゃない?」
友人「それはわかるんだけど、明るくなりすぎるのか、首との違いが目立ってしまって・・・」
・・・なるほど、そういう白浮き感か、と納得。
そこで、なにげなく提案してみたのが、「エフォートレス (effort-less)」などと言われることもある「逆三角塗り」。
粗が目立ったり、明るくしたい部分が集まる顔の中心部分を「きちんと」メイクする一方で、フェイスラインなどはいい意味で「いい加減」に済ませるという、「頑張らない」方法ですね。
大きいところだとTゾーンの「T」の端を結んだ逆三角、
小さいところだと目の下と鼻横がつくる逆三角が代表的な部分でしょうか。
顔全体が均一なベタ塗りじゃなくなれば、そんなに顔だけ浮いてみえないんじゃない?という安直な発想で提案してみました。
早速「やってみる!」ということで、翌日の結果報告を待つことに・・・
【あってなかったのはファンデじゃなくて・・・?】
翌日LINEしてみると、「うまくいきましたよ~!」という反応が( ´∀`)
つまるところの原因は「ファンデーションの付けすぎ」だったようで、部分的に大きく逆三角だけに塗ってみたら「いい感じ!」だったとのこと。
リキッドが全体にしっかり乗ってることで、パウダーもしっかりついてしまう → 全体が白く浮く、という構図だったようです。
量も半分くらいしか使わないで済んだそうなので、コスパ的にも良さそうとのこと。
はい、では送ってもらった実際の写真をみてみましょう。
これまでも何度かブログに登場してくださったYukieさん。
同じ山口市のロミロミサロン「kaupiri ~カウピリ~」の熟練セラピストさんです( ´∀`)
まずはメイク前。
加工なしのリアルなすっぴん画像掲載を承諾してくれて、心より感謝しますm(_ _)m 笑
そして逆三角塗りした後がこちら!
額、目元、頬などにはきちんとファンデがのっていて、色むらやくすみ感が自然に補正されてますよね?
一方で、フェイスラインに向かって薄づきになっているので、首との境目はほぼわからない!
うん、ぐっじょぶ!( ´∀`)b 笑
実際に塗った方法を聞いてみたところ、普段から鼻のテカりや崩れはほとんどないということもあって、大きな逆三角形で塗ってみたとのこと。
実際はもう少し小さめの▼でいいかも・・・。指でペイントするの難しい←言い訳
黄色く塗られている部分をファンデーションでカバーするイメージで、赤い矢印方向に、外側に向かって塗り広げていくと、境目が自然に仕上がるというわけです。
また、鼻をカバーする必要がない、鼻まわりが崩れやすい方は、こんな小さな逆三角バージョンもアリかと。
眉間、目の下、あご先の4つの▼から全体に伸ばします。矢印書きにくい←言い訳
この方法だと、崩れやすい部分を薄づきに仕上げられるというメリットがあります。
「メイクも崩れちゃえば油汚れ」ってことで、崩れやすい部分はほとんど塗らないという考え方、あながち間違ってはいないと思うんですよね~
すっぴん肌に自身がある方、より軽いメイクをご希望の方はこちらもお試しあれ!
そして、この状態からポイントメイクを施すにしても、顔だけが白く浮き上がっていないので「塗ってます感」は出にくくなります。
ペイントツールで擬似メイク。雑ですね、はい←開き直り
アイメイクで目元に印象を与えたり、チークで全体の血色を整えたりすれば、自然なままで「きちんとしてる感」はアップしますよね(^ ^)
と、こんな感じの「逆三角塗り」。
日常のメイクとしては十分なんじゃないかと思います。
スタジオ撮影するだとか、テレビカメラの前に立つとかだと、また話は違ってくるんですが・・・
自然体のキレイ感を演出しつつ、日常生活を快適に送ることを考えたら、メリットは大きいかと!
「ファンデーションがあってなかったんじゃなくて、塗り方があってなかったってことですね」
「焦って他のファンデーション買わなくてよかった~w」
と、何の気なしに言った「逆三角塗り」が思いのほかご満足いただけた様子で、何よりでした(笑)
これからの季節、軽やかなメイクでナチュラルな美肌を演出してみてはいかが?
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竹内 康祐(タケウチ コウスケ)
1977年生まれ / 山羊座 / O型
上智大学 経済学部 経営学科 卒業
実家のエステティックサロンでヨーロッパの老舗ブランドに触れながら育ち、
気づいたら周りの誰よりも化粧品に詳しくなっていたコスメ好き。
肌が弱いため化粧品選びは慎重で、イメージよりも成分や理論を最優先。
お客様には「理にかなった製品を自身の肌で確かめてから」がモットー。
2016年パリで開催された第1回 SOTHYS INTERNATIONAL ESTHETIC AWARDにて
グランプリを受賞。(2017年第2回大会以降 特別審査員として参加)
技術指導、新人エステティシャンのサロンワーク等に関する講演も。
・well-being salon GENESIS エステティシャン
・日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュ
・SOTHYS JAPAN 選任デモンストレーター
【Facebook】https://www.facebook.com/kosuke.takeuchi.1
【Instagram】#koh8068
【ブログ】@cosme ビューティスペシャリストブログ
【サロンHP】well-being salon GENESIS
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