雰囲気・・・
印象付け・・・
癒し・・・
沢山あると思います。
ですが、ふとした事がきっかけで以前はなんとも思っていなかったものが魅力的に見えたりします。
ロジェ・ガレのエクストレド コロンシリーズは、それぞれに全く異なる風景や物語があって、
気がつくと側にいてくれる、そんな存在です。
最近、この香りを纏う事が多くなったように思います。
というか、この風景が見たくて。
ロジェ・ガレ
カシス フレネジー

ブラックベリーのような凝縮した甘さに、心安らぐイングリッシュラベンダー、ゼラニウムなどの
グリーンアロマが加わり、女性らしく華やかなピオニーペタルが香りのバランスをとっています。
目を閉じると、少し肌寒い日の清々しい空気に包まれた朝の森に包まれているような錯覚に。
自由で独創的。その中に潜む優しさ。
調香師は、幼少期を自然が豊かな南仏で過ごしたというエリーズ・ベナ。
彼女は自身の故郷を思い出しながら調香したのでしょうか、と感じさせます。
寝る時に枕に付けて寝ると、朝起きた時に髪からふわっと香って気分が上がりますよ。
私が求めているもの。それは、“錯覚”でした。
言っちゃえば、うん。現実逃避ですね(笑)