この秋、SHISEIDO メーキャップがリニューアルしました。
残念ながら私の大好きなINOUIの気配はさっぱり消えてしまいましたが、新しいアーティスティックディレクターは元NARSの方だそうでそれはそれで新しいメーキャップになっていいのではないかと思います。
今回のリニューアルで当然アイシャドウにも注目していたのですが、それよりも今回はリップを推しまくりたい。
新しいリップは4種68色(だと思う)という豊富さ!
ルージュルージュも美しかったですが、これはこれで壮観です!
今回のブランドリニューアルで発売になったアイテムは、「GELS」「DEWS」「INKS」「POWDERS」の4つのテクスチャーに分類されています。
今回は「GELS」に分類されているアイテム2品を。

BAさんが「中身、袋に入ってるので箱が大きいんですよ」と。
え、袋って何?シャネルとかのアイシャドウのあれ?と頭をよぎったのですが開けてみたらこうだった。

そう、今回のリップ、鮮度が命のアイテムがあってそれが最も色の種類が多いアンド塗り心地がよかったです。
開封後は早めにお使いください、ってことなのでスウォッチするのに開けるのも珍しくためらう…けどあけた。
で、まずはヴィジョナリージェルリップスティック

228 Metropolis
「水がはじけるような軽い感触。ほんのりつやのあるクリアな発色。ひと塗りで美しさが続く。」
というコピーなんですが、クリアという表現が「透明感」を差していると思ったら大間違いで「はっきりとした(濁りの無い)」という意味のクリアなんじゃないかと思います。
それぐらいしっかり色が出る。

ワンストロークでこれよ。
みずみずしいっていうかすっげ柔らかいの。
なんていうか、そう…常温に置いておいたバターみたいな。
ひとりリップフェア関連記事で自らの唇の色の濃さについて切々と訴え続けていますが、一度でしっかり見たまま発色。
こんなにありがたいことはないです!
227は暗めの赤。(暗いレンガ色っぽい感じ)
228はブラウン。(ミルクチョコレート感)
リップブラシ推奨かと思いきや、直塗り、輪郭だけリップブラシでなじませるのがキレイに仕上げるコツだそう。
最後にチョチョッとなじませるとはっきりしすぎず自然な仕上がりになるので、確かにきれいでした。
唇の色濃いので淡い色って使っても色が出ないとか、よくあったのですがビジョナリージェルに関しては淡い色もしっかり色を出せるのではないかと思い、追加購入検討中。
BAさんと色を選んでるときについつい濃い色ばっかり選んでしまってこうなりましたが、次はちょっとナチュラルな感じを選んだ方がいいかな…、とアラフォーは思っている…。
趣味が合いそうなBAさんだった…。
感触は、セミマットの割にはみずみずしく、コピー通りと言いますか。
ただ、この質感の雰囲気だと時間が経ってきたら乾きそうだよなぁ…とは思っている。
色落ちはどうよ、と聞かれると…。
私、飲食するとき口紅取るんですよ…(唇の感じが気持ち悪いので)。
それでも多少カップに色がついたりするので持ちは結構いい方なのではないでしょうか。
そしてもう一本。

「独自の保湿処方で、とろけるような付け心地と潤い感を実現。透明感と輝きのある発色。」
これね別の色4本ぐらいワタシプラスのカートに入れたり出したりを繰り返してるんですわ。
もう買えよ、って自分に何度も言ってるんですが踏ん切りがつかない。
CHICCAメスメリックの存在がちらついて。
発色の感じとかが似てるんですけど、なんていうかな、こっちの方がやっぱりバーム感があって安心感が…。

結構グリグリ塗ってこの発色なんですよ。
唇でもグリグリ塗ってみたんですけどグリグリやるとめっちゃ色出ます。
色素薄い方はそんなにグリグリ塗らなくても出ると思いますが、私はほら…ね。
ツヤ感はバームなのでスウォッチでも反射しまくりなぐらいですから相応につやつや。
但しグロスのようにネバっとかピカッとかのつやつやではなく、プリッて感じ。
そんなに何度も何度もグリグリしなくても色が出るのでバームがわりにライトなカラーを持っておくのもいいかなと思っている。
口紅は塗りたくないけどちょっと色が欲しい、けどグロスじゃないのがいい、みたいなわがままなお嬢さんを満足させるにはちょうどいいのではないかと思います。
色の展開が10色なのでメスメリックほどの引力はないのですがやっぱりバーム感があるのは唇ベロンベロン剥けちゃうタイプの私にとっては頼もしく、4色追加しちゃうぞコノヤローぐらいの感じ。
ワンストロークでの発色はメスメリックもジェルカラーも似たような感じの強さなので、後は好みかな、と思っている。
ツヤ感もストロークの時の感触(伸びのスムースさ)もあまり差異はない感じがします。
入っている成分から考えるのはめんどくさいので色数の豊富さで選んでもいいと思いますが、値段的には資生堂が買いやすい気はしないでもない。
まぁとりあえず資生堂は今化粧品デーの期間中だし、ぎりぎりまで粘ってみようか。
しかし。
この2種、パケが全く同じなのでどれがどれだかわかんなくなるのが玉に瑕だな…。
アイシャドウもお試ししたのですが、どうもしっくりこず。
なんていうか、たぶん粉質とかそういうのはかなりいいんだと思うのですがいい意味で普通なんですよ。
今回のリニューアルで私の好みからは遠のいてしまったような気がして(ケースは好きだが)、その上このところMACの色展開がツボを連続押ししてきてアイシャドウに関しては食傷気味だったこともあって流すようにしか見ませんでした。
チークとかアイライン(カジャルインク)もあんまり食指動かず。
リップの色味が豊富なのでそれだけでも十分楽しめるかと思いますので、お近くにカウンターがある方はぜひカウンターでお試ししていただきたい。
ヴィジョナリージェルに関しては微妙に違う赤がちょいちょいあるのでディスプレイで見ず現品の発色を見た方が似合う色を見つけられるかな、と。
現物見ると全然違う色だった、ってこと結構ありました。
思った以上に暗くてパスした色もあるのですよ。
ひとりリップフェア、まだまだ続きます。(どんだけ)
それでは皆様の毎日が愛と光であふれる日々でありますように。