先月から楽しみにしていたフレグランスコンサルテーションに行ってきました。
フレコンは長くお邪魔してなかったので、数年ぶり多分6回目だと思います。
過去にフレコンで購入した香りは、ナエマPとシャリマーP、マヨット、モスクワとロンドン、ルールブルーP、ドゥーブルバニーユ。

ゲランのフレグランスコンサルテーションは、香りのスペシャリストの方が1時間ほどの時間をとってフレグランスを選んでくださるイベント。
普段は帝国ブティックなど極1部店舗にしか無い香りも試せる機会なので、地方住みの者にとってありがたいイベントです。
何年振りかだったのでワクワクでした。
とても長くなりそうなので、適当に読み飛ばしてください。
今までに使ってきたフレグランスについてなどアイスブレイクでお話をして、秋冬に使う香りが欲しいことをお伝えします。
そこから写真を使ったイメージのお話へ。
①シトラス、グリーン、ラベンダーなどフレッシュな要素の香り群。
私は夏場に好感度が上がる香り群で、他の季節は凄く好きでもなければ嫌いでも無いとお伝えしました。
ただアクア系、いわゆる瓜系の香りはちょっと苦手です。
瓜だと思ったら大体冷めます。
同じアクアでもマリン系になっちゃうと平気ですが、メンズかユニセックスじゃないとレディースにはあまりない要素ですよね。
②フリージアやローズなどのお花やベリーなどのフルーツなど、ピンク色を連想させる香り群。
ここは元々好きです。
昔から慣れ親しんでいるというか、単純にいい香りだなと思います。
パウダリーもここですが、強めに香っても大丈夫です。
③バニラ、チョコレート、お香やお花ならイランイラン、チュベローズなどグラマラスな香り群。
これは私凄く好きなんです。
インセンスに寄ろうが、グルマンに寄ろうが基本的に好きです。
④大地や苔、シナモンなどのスパイスなど温かみのある色を連想する香り群。
ここについては、サンダルウッドがフレグランスの要素の1つとしては平気なんだけど、白檀扇の香りがなんでかとにかく苦手というお話をさせて頂きました。
直球で白檀だけが香るのが苦手なんですよね。
お香の匂いは白檀が入っていてもむしろ好きなので、こればかりは理由がさっぱりわかりません。
写真についての話が終わると、実際に要素要素で調合された香りを2つずつ嗅いでいき、直感でどっちが好きか、両方嫌いや両方好きでもいいので答えていきます。
あれこれと交換しながら、あまり悩まずに答えます。
私は嫌いって香りは無かったです。
ゲランと出会ってから、香りの幅が広がって、特に嫌いな香りがぐんと減りました。
今この香り好きじゃないわって思うフレグランスって、香りの構成要素より、むしろバランスが嫌なんじゃないかなと思います。
でも2つ比べてどっちが好きかは答えられる感じで、順位付けはできるくらい。
写真でお話してる時は過去の経験に基づいているので、おそらくいつでも同じような話をしてると思うのですが、実際に直感で香りを選んでいくと時々で変わります。
季節やコンディションで毎回違う結果になります。
そこまで終わってスペシャリストさん「凄く明白です」と仰られました。
そしていよいよムエットで実際のフレグランスの試香です。
「ボトルで先入観を与えたく無いので、ちょっと後ろ向いていてください」と仰り、私の前に4つのムエットが。
それぞれ個性が違うけれど、全部好きだなと思える香りなんです。
ムエットの状態ならどれが1番好きか選んだところで、ボトルを並べての種明かし。
私の場合は明白に③の香り群を選んでいたということです。
これはまぁ自覚してるところだし、いままでのコンサルでもここの要素を1つも選ばなかったことっておそらく無いんじゃないかと思います。
今回は明白だと表現されたようにかなり顕著に選んでたみたいですが。
そしてシプレーなどよりもウッディに好感を持ったようです。
ムエットで1番好きと選んだ香りはボジュールドゥマヴィ。
人生最高の日という意味だそうです。
「これは選ばれると思ってました」とのこと。
オレンジフラワー、アーモンドドラジェ。
ウッディな要素もあり、私の好きな要素がきっちり入った香りだそうです。
グルマンな要素が高い香りだけど、フランキンセンスが使われてるところが一癖になり、ただのグルマンで終わらないと仰ってました。
他の3つはフレンチキス、キュイルベルーガ、トンカアンペリアルでした。
全ての香りの説明を詳しくして頂きましたがめちゃくちゃ長くなるので、割愛。
4つとも嫌な香りは無かったので、肌にのせてのお試しです。
ムエットだけではやはりわからないので、実際肌で試すのは必須ですね。
ムエットではどれも個性はありながら、スッキリした要素もある甘い香りなんですが、肌にのせて時間が経つとより個性が際立ってきます。
ボジュールドゥマヴィはオレンジフラワーに甘い砂糖菓子とバニラのまったりと甘い香り。
フレンチキスはベリーとバニラの甘さとローズやバイオレットでフローラル要素は1番多い香り。
キュイルベルーガは1番オリエンタル要素が際立ってきた香りで、バニラが効いていてレザーも控えめながら香るので、カッコいい感じもあり。
トンカアンペリアルは優しく穏やかに香り、コクのある甘さですが、私の肌では1番変化が少なく思いました。
どれもさすがに好き嫌いを把握してから選ばれただけあり、好感高い香りではありますが、結局第一印象の良かったボジュールドゥマヴィにしました。
キュイルベルーガとトンカアンペリアルは今使わなくても、数年後でもカッコよく使える香りの気がしました。
ボジュールドゥマヴィとフレンチキスは使うなら今しか無いだろうなと。
いや、ボジュールドゥマヴィって花嫁さんの香りで手遅れでしょというツッコミは今無しで。
そしてフレンチキスは、お値段かけてこれを買う必要があるのかと思ってしまいました。
洗練されているし、高価な香料を使っているのだとは思いますが結局フルーティーフローラル。
当日の持ち帰りはできず、受注です。
1週間くらいかかるそう。
来るのが楽しみです。
店舗を後にしてから、肌での移り変わりをまた確かめましたが、ボジュールドゥマヴィはゲランらしいバニラとウッディの落ち着いた甘さになっていき、これで良かったと思いました。
もう一つ好きだなと思ったのは自分では意外だったのですがキュイルベルーガ。
正直レザーに先入観ありました。
こちらしっとりしたレザーが仄かに香るバニラで、マニッシュな雰囲気のあるバニラ。
これいつか欲しいです。
いつでもカウンターで買える香りのオススメを聞いたらモンゲランとのこと。
トワレでもフローラルでも無く、オリジナルのEDPがいいそうです。
暖かい時期など軽く使いたいならアクアアレゴリアのローザロッサだそう。
ついでにお聞きしたところ、来年もアクアアレゴリア3種増えるそうです。
新作1と復刻2の予定だとか。
廃盤無しで13種揃う予定みたいです。
ゲランでは今まで香りのレイヤードを勧めて無かったけど、アクアのようなライトな香りはレイヤードしてもいいし、13種揃った頃にそういう提案を展開するのではとも仰ってました。
まだ先の話ですがますます楽しみです。
本日もお付き合い頂きありがとうございました。
RyanRyanさん
**☆みゅー☆**さん
ranmaruさん
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