
私も現地の情報はなるべく調べて行くようにはしていますが、ツアーではなく航空券もホテルも自分で予約して、現地で自由に動くのが好きなので、そのせいで困ることも結構あります。
楽しそうな観光地やレストランはじっくり調べるのですが、そのほかの情報ってちょっと後回しになりませんか?
例えばパリのエッフェル塔に行く交通手段や近隣のグルメ情報は調べるけど、そこで気を付けるべきスリや募金詐欺の対策まではあんまり調べませんよね?
私は昨年末にイタリア旅行に行ったのですが、実際に現地でいろいろと困ったことがあったのでまとめてみました。
こういうことは行ってみないとわからないものです。
これから行かれる予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<目次>
イタリアでの移動手段
バス
タクシー
列車内で困ったこと
イタリアのホテル
鍵が開かない
暖房設備
ドライヤー
下水の匂い
お土産
イタリアでの服装
防犯対策
最後に
イタリアでの移動手段
バス
ミラノでは基本的に地下鉄を使っていたので、特に困ったことはありませんでした。料金も一律なので、切符を買って乗るだけで簡単でした。
問題はフィレンツェ。
フィレンツェに行ってからはバスでの移動がほとんどでした。
実はこのバスのチケットを手に入れるのが大変で、町にあるキオスクのような売店などで販売しています。
が、お土産屋さんも多くてどの店で販売しているか見分けがつかないですし切符を売っているお店にはマークがあるらしいのですが、全然見つからず。。。
最初にホテルの管理人の方が、「バスに乗ったらすぐに中心地まで行けるよ。ホテル出たらすぐにバス停あるから」って言ってたのに、バスのチケット買うところがなくてバスに乗れず、結局20分くらい歩いていきましたからね…。
観光地の中心部でようやく店を発見しましたが、「5枚しかない」といわれました。
3人で行っていたので往復で6枚×日数分必要なので、それからは店を見つけるたび購入していました。
たぶん何かほかに方法があったんでしょうが、皆さんどうしているんでしょうね。
タクシー
こちらもフィレンツェなのですが、駅からホテルに向かいう際のタクシー乗り場が激混みでした。結局30分以上待ったかな。
ホテルを案内してくれている方と待ち合わせをしていたのですが、少し遅れていったところ、相手も15分くらい遅れてきました。
結構道が混んでいることが多いみたいですね。
ミラノもフィレンツェも、基本的に流しのタクシーを捕まえることは難しいです。
運転手は駅→目的地→駅までの送り迎えで忙しいのか、手を上げても見向きもしてくれません。
タクシーに乗る際には予約が必要ですね。
私は近くにいた親切な方が電話でタクシーを呼んでくださったので、事なきを得ました。
列車内で困ったこと
ミラノからフィレンツェに向かう際に高速列車を利用しました。車内は新幹線くらいの広さがあり快適なのですが、スーツケースなどの大きい荷物は置くスペースがないので、入り口近くの置き場にまとめておくようになります。
移動中一人の男性が席に座らずにずっと私たちの荷物の前で立っていたので、「次の駅で荷物を持っていかれるんじゃないか」と物凄く不安でした。
3人で行っていたので交代でその人の様子を確認に行ったりして、気疲れしてしまいました。
結局何もなかったんですけど、スリや置き引きには気を付けたほうがいいかもしれませんね。
イタリアのホテル
今回私たちはホテルではなく、アパートメントの1室をホテルとして借りるというスタイルでした。日本のネットで予約をしたのですが、写真で見る限りとても清潔感があってインテリアもおしゃれ。
値段も普通のホテルの3分の1くらいで泊まれるので、本当に便利でした。
ただ、普通のホテルではないことで困ったこともたくさんありました。
鍵が開かない
まず、イタリアの鍵って日本の鍵と全く違うんですよね。見た目はきれいにリノベーションしていても、建物自体は古いので、昔の物語に出てくるようなレトロなカギをいまだに使用しています。
これがね、もう本当にあかないんですよ!
普通日本の鍵だったら一回まわしたら開くじゃないですか?
イタリアの鍵は、「右に2回半、左に3回ひねりながら開ける」みたいな、よくわからない形状になっていて、何にもわからずに回してたらくるくるくるくるいつまでも回り続けるんですよ!
しかもカギによって回す回数も違ってくるので、本当に訳が分からない!
何度もパニックになって「もう無理!開けられない」ってことがありました。
夜疲れて帰ってきて鍵が開かないというのは本当につらかった。。。
閉めるほうは「右に3回まわす」とか、結構簡単なので大丈夫。
もし私と同じようにアパートメントのホテルに泊まろうと思っている方は、鍵の開け方を確認しておいたほうがいいと思います。
ちなみに、私たちが最終日に帰ろうと思ってスーツケースをもってアパート正面入り口まで下りていくと、道に出るための扉があかず、管理人らしき人が閉じ込められていました。
他の部屋の方が出てきて何とか開けてくれたのですが、かなり大変そうでした。
よくあることなんですかね?
暖房設備
アパートメントタイプのホテルの部屋は、エアコンがついている場合もありますが、「セントラルヒーリング」といって、お湯を循環させて温める暖房器具が設置されていることも多いです。
こちらの暖房器具は近くによると暖かいのですが、部屋全体を暖かくする効果はかなり弱いです。
なので、季節によっては結構寒いことも多いかもしれません。
管理人さんによっては夜中はこの暖房設備を停止してしまう場合もあるようなので、注意が必要ですね。
ミラノで泊まったホテルは部屋が広かったのもありますが、真冬だと結構寒かったです。
ドライヤー
これは地味に困ったのですが、海外のドライヤーってすぐに壊れちゃうんです。フィレンツェのホテルで使っていたドライヤーも急に動かなくなってしまって、冬だったので本当に困りました。
近くのお店を探したのですが、どこにもドライヤーは売っておらず。。。
髪が長い方は荷物に余裕があれば日本のドライヤーを持っていくのがいいかもしれません。
普通のホテルに泊まるなら大丈夫だと思いますけどね。
下水の匂い
古い建物が多いので、下水の設備が日本ほど十分でないように感じました。私が止まったアパートメントはリノベーションしていて見た目はきれいでしたが、建物自体は古いものだったので、トイレから「ツン」とした刺激臭がしていました。
シャワーの隣にあるタイプだったので結構気になりました。
割といい値段のするレストランでも、場所によると匂いがこもっているような席もあるので、気になるようなら席を変えてもらったほうがいいかもしれません。
お土産
可なり下調べをしておかないと、お土産を買えるような場所が意外に少なかったです。私は高級スーパーに行って白トリュフのお塩や乾燥ポルチーニ、バルサミコ酢、オリーブオイルなどを購入しましたが、ミラノの空港内の品ぞろえが素晴らしいので、全部そこで買えばよかったなと思いました。
街にいるときはしっかり観光を楽しんで、お土産は空港で買うのがいいでしょう。
空港内には物凄い数のお土産が売っているので、本当におすすめですよ。
イタリアでの服装
石畳の道が多く、雨が降った後は滑りやすいので、基本的にはスニーカーやブーツなどの歩きやすい靴で行くのがおすすめです。防犯対策
バッグは防犯のために斜めかけのものをコートの中に入れていましたが、イタリアでは1度も危険を感じませんでした。知らない人に声をかけられたり、物乞いの人にも一度も遭遇しませんでした。
フランスの時はそれプラス募金詐欺にもあいそうになったので、イタリアは割と平和だな、と思いました。
ミラノの大聖堂や有名な観光地には”自撮り棒”や夜に飛ばして遊ぶ”光るおもちゃ”を売っている人たちがいるので、その人たちにつかまるとちょっと面倒かもしれませんが、「興味ないです」って感じで通り過ぎると特に何もなかったです。
フランスの時はいろんな危機を感じたからか、本当に治安はいいなと思いました。
最後に
私がたまたまそういう目に合わなかっただけかもしれませんが、イタリアの治安はかなりいいように感じました。ただ、町が古いせいもあり日本のように何でもそろう便利な店がないので、買い物をするにしてもブランド品がメインになってくるかと思います。
それ以外はしっかり観光を楽しんで、いろいろなところに行くのがおすすめですね。
ちなみに私が旅行中に食べて一番おいしかったのがこちら

今までの人生の中で一番おいしい食べ物でした。
とにかく香りが良すぎて、今でも思い出せるくらい。
機会があったら一度食べてみてほしいです!
今度はどこに行こうかな♪
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