私は、インナードライ肌に悩んでいることもあって、保湿を高めるための化粧水導入についても色々と試してきました。
今日は、どちらも各所で絶賛されている殿堂入り常連のコスメデコルテ モイスチュアリポソームと菊正宗 スキンケアエッセンス(日本酒の美容液)を比較してみました。
どちらも愛用歴は1年くらい。まず、デパコス製品からいきましょう。

かさつく肌のキメを整えて、ハリのある肌にしてくれるそう。
そして、鉱物油・合成界面活性剤・アルコール(エチルアルコール)不使用というのが嬉しいですね。
価格は40ml 11,000円(税込)、60ml 14,850円(税込)です。
私は60mlを朝晩2~3プッシュ使って、1か月半~2か月くらいでした。
(その日の肌状態にあわせて色々と使うので、大体の目安です)
写真にあるのは、60mlボトルと15mlボトル(ジム持参用)、同ラインの化粧水の非売品。
次に、プチプラ製品を。

日本酒のコメ発酵液には12種のアミノ酸(保湿成分)が配合されていて、しっとりとうるおいが持続します。
さらに美白成分のプラセンタエキスとアルブチン、そしてビタミンC誘導体が2種類入っています。
私が一番惹かれるのは、セラミドを3種類配合していること。
プチプラでこれはなかなかすごいことだと思います。
弱酸性、無着色、無鉱物油(アルコールフリー)です。価格は150ml 1980円(税込)
私は朝晩1プッシュ使って3か月くらいだったと思います。(これはパートナーもよく使ってたから一人で使ったらもっと持ちそう。プチプラは相方が使っても許せますよね。)
どちらもリピートして長く使っています。
でも、似たような使い心地&保湿効果なので、本当に優秀なのはどっちだろうと考えました。
素人かつ個人的な感想ではありますが、
①使用感、②保湿効果、③成分、④コスパの4点でレポートします^^
①使用感で言うと、モイスチュアリポソームが勝ちです。(めっちゃ主観です)
モイスチュアリポソームは香りが上品(やや化学製品ぽい香りだけど)で、肌への浸透が早い!し、即効で肌を柔らかくしてくれるうえにべたつきがありません。保湿されているけどさらりとしていて、そのあとの化粧水がぐんぐん入っていく感じがします。

浸透力や化粧水との融和性を検証した結果について、以下に写真アップします。
1枚目はモイスチュアリポソーム+化粧水。
(ちなみに化粧水も同じラインのリポソームトリートメントリキッド)

実際、鼻の頭にニキビ跡みたいなのが1mmくらい少しへこんでいたのがだいぶ目立たなくなりました。
他にも併用しているものはありますが、モイスチュアリポソーム使い始めてしばらくしてからの変化なので、これはすごいうれしかったです!
2枚目は化粧水のみ

びっくりするくらい浸透に違いがあります!!!
どちらも散布の仕方は同じなので、ブースターの重要さを感じますね。
菊正宗は香りが日本酒(好き嫌い分かれますね、私は「嫌いじゃない」って感じです。笑)なので、気分があがるって感じはないです。
そして結構べたつきます。(見た目はどちらもほぼ同じですが)

でも、モイスチュアリポソームはそれ1本だけだと心もとないけど、菊正宗はこれ1本でもしばらくは乾燥が気にならないくらいです。
ちなみに、敏感肌の私ですが、どちらも肌がひりついたり荒れたりしたことは無いです!
②保湿効果については、甲乙つけ難し、ほぼ同等です。
でも奥深くに浸透しているという点でいうと、どうかなという点はあります。手の甲での検証ですが、
モイスチュアリポソーム+化粧水で10分後の肌は、水分量42%、油分28%
菊正宗+化粧水で10分後の肌は、水分量は41%、油分は27%
でした。
どちらもこれだけで使うものではなく、ブースター使用したあとに化粧水や美容液など重ねていくので、化粧水を導入してくれる、肌の奥に浸透してくれる、肌の調子にも効果があるという点を考えるとこの結果だけでは判断できないですね。
私としては、どちらもそれぞれ成分や特性が違うので、自分の肌をみながら併用することでどちらの効果も欲しいというタイプです。
③次に成分比較してみました。(青字が共通成分)
〈モイスチュアリポソーム〉
水、BG、グリセリン、水添レシチン、PCA-Na、アセチルグルタミン、オオウメガサソウ葉エキス、スギナエキス、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ホップエキス、マツエキス、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、レモンエキス、ローズマリーエキス、オキシベンゾン-5、カルボマー、キサンタンガム、コレステロール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、水酸化Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
〈日本酒の美容液〉
水、グリセリン、BG、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、 コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、イソロイシン、トレオニン、ヒスチジン、アラニン、フェニルアラニン、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ベタイン、スクワラン、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、 コレステロール、フィトスフィンゴシン、乳酸Na、PCA、PCA-Na、ラウロイルラクチレートNa、ポリソルベート20、ポリソルベート60、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、EDTA-2Na、水酸化K、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、香料
どちらも主成分にBGとグリセリンが入っていて、しっとりとした使い心地も共通。
またどちらも「化粧品」なので有効成分は入っていませんが、日本酒美容液にはたくさんのアミノ酸成分が入っていて、モイスチュアリポソームには植物エキスが色々と入っています。
ただ、いずれも微量成分しか配合できないものなので、メインの成分は水、BG、グリセリンということは共通していて、それ以外の微量成分での違いがあるようです。
④最後にコスパですが、もちろん日本酒の美容液が圧勝ですね。
モイスチュアリポソームが1gあたり247.5円なのに対し、日本酒の美容液は1gあたり13.2円という目のくらむような大差です。
(計算しなきゃよかった…てなりますね)
モイスチュアリポソームの浸透力は実感しますが、保湿効果は同等でコスパの大差を思うと、総合結果は日本酒の美容液かなと思います。
でも、使用感はモイスチュアリポソームのほうが満足してます。スキンケア好きとしては、色々使うのが楽しいのでどちらとも今後長くお付き合いしたい商品です。
ブースター購入で悩んでいた方の参考になったら嬉しいです。
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