ラールエラマティエールのボトル側面の「背表紙」みたいなメタルプレート部分を
トリミングして、コラージュしたんですけど。
パッと見ると、ラールエラマティエール一挙に10本位大人買いしたんですか~みたいに見えますが、1本だけです(゜゜)。
例によって没版TOP画もあります↓
どこが違うねんて感じですよね。すみません。
更に他にもあるけど悪ノリはこの辺にしておきます。
今回もフレグランスネタで、題材が偏り気味ですみません。
◆ゲランのラールエラマティエールの中から、「ドゥーブルヴァニーユ」を購入
◆同時に頂いた、やはりラールエラマティエールの新作「イリストレフィエ」のサンプルの感想
(こちらが新作なので、テーマは新作アイテムにしてみた)今回はこの二つの内容で。
例によって毎回ですが、個人的な経緯の話がダラダラ多く、特に香水は個人の好み、相性も100人100通りなので、もしご興味あるようでしたらおつきあいください。
◆ドゥーブルヴァニーユ◆
32000円+税 75ml(以下のボトルの画像は、名前のエングレイビングをして頂いたが故に、その部分を消してます。)
このクラスのフレグランスは外装もゴージャス。
ドゥーブルヴァニーユ、これは・・・ラールエラマティエールの中で多分、一番人気かつ古くからある方(2007年~)だから今更って感じなのかなぁ。
しかしながらいまだに(多少増えたとはいっても)販売店舗数は極めて限られているから、ポピュラーともいいがたいものなのか。
元来の名称は、ボトルに刻まれている通りのスピリチューズドゥーブルヴァニーユですが、長すぎるためか?日本での販売名はドゥーブルヴァニーユです。
さて、ラールエラマティエールからまず何を買うかの選定は何年もかかりました。
以下本当にどうでもいい、その個人的経緯です。
・香水にブランクあり(1999-2011位、興味を無くしてました)の昭和人の私には、ブランク期にいつのまにか当然となっていた大手の「普及ライン/高級ライン」の2重体制に中々なじめなかった事。しかも高級品=Pであるべき(EDPではなく)とまだ思ってます。←また始まったよ、位にサラッと流して下さい)。
・大阪において過去、ゲランのブティックフレグランス(一部のクラシック系とエクスクルーシブ)を大阪三越伊勢丹で取り扱っていた頃は私はまだフレグランスに興味復活直後。ゲランの香りも一般販売ラインからまずは順次試していて、さぁ次はブティックフレグランスというところでタイミング激悪の大阪撤退(2014年でしたかね。伊勢丹三越自体が売場縮小→閉店)。
・その後、何度も東京の帝国や伊勢丹新宿で試すも毎回時間が限られすぎていて購入に至れるほどの判定ができず。(当時はフルボトルサイズのみ)
・2018年、梅田阪急にブティックフレグランスが復活するもその直後に受けたフレグランスコンサルテーションで勧められた3つの香りが全て好みに合わず、購入できず。気まずくて最近まで売場に近づくのも(つまり試香すら)2年以上遠慮していたという・・・^^;(その間ゲラン製品購入はいつも他店舗に行ってました。気を使いすぎかな~)
・昨年から心斎橋大丸でもラールエラマティエールは取り扱ってましたが、色んなタイミングが合わず購入できないまま1年が過ぎ。
・高価格帯のフレグランスでも、かたくなに非正規の小分けとか試さない性格なので余計に時間がかかる(笑)。
と、ほんと正にどうでもよすぎる×∞な個人的経緯でしたが、やっととりあえず1本。
意味もなくマジックバニーと並べる
なお、2年前のフレコンで選ばれた香りではないです。
ドゥーブルヴァニーユ、人気だけあって良い香りですね。
ジャンポールゲラン作というのがなんとも切なく感じます。
渋い、大人のバニラ香です。
それにしてもここまでブランド解説通りに感じられる香りってわたし的には結構珍しいかも。
ラム酒と木樽のようなウッディと漢方っぽい(多分スパイス)香りと、バニラの香り。
以下、公式サイトから引用↓
いくつもの意外性あふれる表情を見せる〈ドゥーブル ヴァニーユ〉。大人な甘さを感じさせる、ゴールデンバニラの香りが際立つ、透明感のあるフレグランスです。船のウッドの香りが、ラムの樽とスパイスの箱の香りに溶け合って奏でるハーモニーに包まれます。船での長旅を思わせる、見事なまでのコンポジション。
お酒っぽさがもっと香るのかと期待しましたが(私はお酒は飲めませんが香りは好き)、ラム酒香は私の肌ではトップだけ、それもそこまで強くはなかった。
木の香りは、燻して焼きを入れてから湿らせたような。イメージ的にまさに木樽っぽい。
バニラの甘みはしっかりと出ます。
深みはありますがとても複雑という感じではなくて、私世代から見るとやっぱり「2000年以降の香り」とは思いますけど、ゲランの古典香にも含まれる要素が感じられて上質感はやはりかなりありますね。
ドゥーブルヴァニーユ、レイヤードも推奨されている香りなのでこれから色々重ねて活用してみたいと思います。
なんでバニラとバニラを合わせるねん・・・て言われそうですが(^^)、私の肌ではバニラが全く発現しないシャリマーPとレイヤーしたり?(シャリマーPは、私の肌ではアニマリックさとお寺感が前面に出てしまい相性的に難しい香り)
ところで公式サイトでのラールエラマティエールの解説で気になるところが・・・香りの事じゃなくボトルの仕様の説明で。「ヴィンテージスタイルのスクイーザー」って、もうとうに仕様変更になっていて普通のスプレーです・・・^^;。ネット上の画像ではスクイーザー(ポワール)付のものが結構ヒットしますので、いまだにその仕様と思う方が多いんじゃないかな~。と変に心配しています。(新製品には書かれてないですけど)
ラールエラマティエールは、次からはドロップ(20ml、現在は新宿伊勢丹のゲランパフュマー限定)でいいかな・・・するとまた、入手が遠いということになりますが、常に東京のラインナップが最優位となる原則は、これはもう仕方ないのかもしれませんね。
希少素材を使ったシリーズは、需給バランスを適切に保つ為、少量サイズ販売はそうそう販路を広げないであろうと私は予測しています。
ところで側面のプレートにもある、旧ショッパーにも採用されていたこのマーク・・・
左、旧ショッパー。捨てられなくて家にいくつも有り^^;
ルイ14世のシンボルで「アストル」モチーフっていうんですってね。最近になって知りました(遅い)。
さて次は、
◆イリストレフィエ◆
10/1に発売された新作の、2mlサンプルを頂いたので試香。
フルボトル購入したからこそサンプルが頂けたと思うのですが、はからずもタイミングが良かったというか。
その前に、発売直後にも売場に寄ってテスターを肌に乗せて頂いたのですが、サンプルを頂いてじっくり試用してからの方が好感触です。
私の肌では、トップにコーヒーとレザーが強く香ります。その後徐々にイリスが顔を出し、コーヒーとレザーはやや後退。甘みが徐々に強くなりますがサラッとした甘みで全くしつこくないです。
奥深くまで嗅ぐと「ああ、やっぱりゲランの香り」と思います。
ミドル以降がなんとなく、私の肌では手持ちのランスタンマジーとやや似た香りになるんですが、さすがにイリストレフィエの方が繊細で柔らかい香り。
イリストレフィエのイリスは、イリスパリダなんでしたっけ。イリス大好きな私はイリスの存在感がもっと強いととても嬉しかったですが、それでもかなり惹かれる香りで、購入してもいいかなと思ってます。ドゥーヴルヴァニーユよりこちらの方が好きな位ですが、それはサンプルを頂けたからこそ確認できたわけで。
ドロップは出ない(待っていても出ないのか、未定という意味かはよく分からず)という情報も目にしました。これはもう随時、確認していくしかないですね。最初から時期を予告してしまうとフルボトルの買い控えが起こりかねないし、ものによっては本当にドロップは販売しないという可能性もあるでしょうし。どうなるでしょうかね~。
ラールエマティエールは他の種類も店頭では色々試香していますが・・・
質は前述の通り勿論良いです。香り方は、普通にEDPの香り方です(極めて高精細とか、凝縮された濃密さ等は感じない)。
☆☆☆☆☆☆
前回投稿から間があいてしまったうちに、さすがに朝晩は寒さを感じるようになってきました。
以前から購入しているカラーコスメの記事も書きたいものの、記事の予告はしませんので、まぁどうなるか分かりません。
最近、製品紹介やレビューに関する考え方が自分の中でも変化しているようで、また何かの曲がり角かなぁとも思ったり。
それでは今回はこの辺りで。
いつも気の向くままの記事ですが、今回もお読みくださり、本当にありがとうございました。
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