
「今宵私は花になる」・・・って、今や、普段の99.999%(笑)はフツーに「陽の高い日中のためのメイク」ですけどね~(笑)。
ところで、先にお礼を。前回ブログに沢山のライク、コメント、閲覧、ありがとうございました(いえ、いつもですけれど)。
新年早々から内容の薄いブログで、とても気が引けてたんですけど、びっくりしましたし感激でした。
打った腰の痛みは、ずいぶん軽くなってからも意外としつこくジワジワ続きましたが、完全回復しました。2週間以上かかったのはやっぱり歳かなぁ^^;。
以下、新製品もひとつ出てくるのですが、3つの製品に絡めたとりとめのない雑文です。長くてとっちらかり放題の上、いつものごとくオチは無く、退屈かと思います。もし、よほどよろしければおつきあいください。
この写真ですが(笑)

バラの花を、なおかつパステル調を多用すると中々エキセントリックです。
可愛いとか綺麗とかいうよりも、ヒタヒタと来るものがあるというか・・・
「大丈夫かぁ( ゚Д゚)。。。」って感じですね。やべぇ・・・(笑)。
(ところでパステル調のエキセントリックさ・浮世離れ感を上手く出してる映画って、「マリーアントワネット」(2006年)や、「オペラ座の怪人」(2004年)の中の劇中劇、「イル・ムート」などを思い出します。)
ナエマの香りがバラ主体なのと、なんとなく今回の記事のテーマ?に沿ってるかなってところで、バラを多用してみたわけですが。
もっと徹底したかった気もしますが、演出小物を揃えるのも予算がね。
コスメ購入同様、こういった小物も理想と現実の狭間で常に葛藤です。
なお、【バラの花というものが何を象徴しているか】は、以前バラ園の記事で触れています。
まずは新製品からいきましょうか。
◆ゲラン キスキステンダーマット 530 DREAMY ROSE◆

1/2発売の新製品。バケデザインは既存のキスキスとほぼ同じですが、
先のとがってない、スリムタイプです。
キスキスシリーズ久しぶりだな~。
これは、やっぱりリップだし・・・とTUなしで公式サイトでの画像だけで選んだんですが、
ブルーベースのローズと思っていたら・・・
意外、実際使ってみればこれイエローベース色だったんですよね。
発色は個人で違うと思いますが、私の場合スティックより明るく出て、明るめのコーラルになります。
ちなみに、以前ブログにも書きクチコミもした、キリアンの160 テンプティングローズに似た色でした。
とても春らしい色合い、そしてPCもイエローベース春の方に一番合うと思います。
スウォッチ

質ももちろん◎。なめらか、濃密。
そんなにどマットじゃないです。ややツヤがありますよ。
ちなみに、今では当たり前となったこのようなスティック状の口紅ですが、最初に発売したのはゲランだったそうですね。
(それまではきっとペースト状の口紅をパレットタイプの容器に入れてたのかな)
ゲランのエポックメイキング的製品は香水にとどまらず、本当にすごいブランドだなと感じます。
つぎは、
◆ゲラン メテオリットビーユ 02クレール◆
以前からの手持ち品です。

ビーユが真ん中なのに埋没状態ですなぁ。
世の名だたるフェイスパウダーはすべて「魔法の粉」と呼ばれてる気がしますが、これも間違いなくそのひとつだと思います。
あまりの威力に、もったいないから、ほんのたまにしか使わない(笑)。
減るのがもったいないからじゃなくて、ここまで効果大のものは、たまじゃないとかえってマズいんじゃない?と思って。有難みがなくなるというか。
ビーユにはかなり以前もクチコミしましたが、
とても生き生きした肌感になるのですが、アクティブでヘルシーなハツラツ感じゃなくて、あくまでフェミニン。中々、文章では表現できないのですが、初TUした時の感激は今でも覚えてます。もう、購入即決でしたもん。
時間が経ったら崩れるどころかますます綺麗なんですよね。
とにかく、名品だと思います。
形状、ビジュアルの優秀さはもう言うまでもなく。

ルースでもプレストでもないボール状、しかも多色。
ドラジェかマカロンを思わす、女性の夢を体現したようなコスメ。(でもって、フランス!って感じですよね)
プレストタイプもありますが、それも含めて他メーカーにも多大な影響を及ぼしたお粉です。
香りはバイオレット。私は大好きな香りです♪。
メテオリットビーユ、初代は1987年発売だったらしいですね。当時私はもう化粧年齢(20歳)でしたが、ゲランは40代になってから使い始めたので、当時は全く使ってなかったです。
さいご。ここからがまた長い・・・(笑)。役に立たない話の羅列です。
◆ゲラン ナエマ オーデパルファン◆
実用というよりはコレクションの側面が大きい購入です。
プロモーションも(おそらく)なく、先日、ひっそり復刻・再販されたナエマEDP。

※ナエマは限定店舗+オンライン販売です。取扱店舗はゲラン公式サイトで確認する事をおすすめします。
今回発売の仕様は、75ml。ちょっと多いけど、少量サイズを出して幅広いニーズに答える性質の香りではないし、再販されただけ有難いというものですから、致し方ないですね。
ナエマについては、長く、購入をどうしようか考えてたんですが、今般の再販(パケ、容量変更しての)を機に購入する事にしました。
P濃度(エクストラクト)の方は、7~8年ほど前に新宿伊勢丹で試香したんですが、その時は当時の香水マニアさん達の評判ほどは私には心に響かず。(私のゲラン歴は、上でも、また過去にも書いてる通り、40代からなので、発売当初からの処方変更等があったかどうかは分かりません)
ナエマ創作にあたっては、ジャン=ポール・ゲランが4年にわたり500回の試作・・・って有名な逸話ですが、それと好みに合うかどうかは全く別問題ですし。
手首を嗅いで思案しながら新宿の街を、ちてちて(笑)歩いていたのを昨日のことのように思い出します。
決めかねるまま帰阪し、当時はブティックフレグランスは通販も無かったですので、なんとなく保留になってました。
そうこうしている内にPが廃番。EDPは地元でも取扱いが始まってましたが、Pが無いのにEDPを買うのもなぁと考えている内にEDPも廃番で、あ~縁が無かったなと思ってるうちになぜか早くも新装復活。今度は買っとこうと、なぜかほとんど迷いませんでした。
ボトルデザインは・・・どうでしょうかね。私はビーボトルの方がエレガントで威厳のある感じで良いんじゃないかと思いましたが・・・。
もちろん逆さハートボトルは、ビーボトルに負けず、ルールブルーに始まったゲランのアイコン的存在とはいえ。

ただ、手元でずっと見てると、これもいいかな。ラベルのデザインがちょっと間の抜けた感じ(すみません)に最初感じたんですが、ずっと見てるとこれもアリかなと。
香りについては、これはEDPですから、これのみをもってナエマという作品を論じるのは間違ってると思いますが、やっぱり1979年リリースの、時代をちゃんと感じさせる作品です。
私は中学1年の年で、化粧年齢ではなかったものの、なんともいえず「当時の薫り」です。
私の幼少時~思春期前期(コスメ、フレグランスを使い始める前):1960年代末~1970年代の、ゲランのシャマード、シャネルNo19、クリスタル、etc・・・この辺りの香りって街中でどこからともなく香ったり、また、実家に香水を嗜む粋な家族は残念ながら居ませんでしたが、(親の)頂き物で使われることのない持て余されたそれらが所在なさげにとりあえず洗面台に置かれてそこから漂ってきたり。
肝心の香りについて。
ナエマはバラ主体のフローラルブーケです。
公表香調には無いですが、蜂蜜のような香りもし、お菓子っぽくもあります。
トップはグリーンフローラルで、シャマードと共通点がありますね。個人的にはこのグリーン要素が去ってほしくないのですがトップだけ(笑)。
そして、ナエマの香りは、典型的なバラの香りの香水やトイレタリー製品で広く認識されているそれとは全然違います。そしてむしろ生花のバラに近いのってナエマの方かもしれないですね(品種によって全然違うと思いますが)。
ちなみに、記憶のPとのギャップは、意外と少ないです。
私は香りには、より冷静な視点で書く事をいつも心がけてますが。当たり前ですが、今風の香りではないのでマニア向きです。だから一部店舗取扱いであるわけだけど(今は公式通販はありますけどね)。ジャックゲラン時代のものよりは、もちろん遥かに現代寄りですけどね。
公式でも謳われてる千夜一夜物語のナエマ姫の話は私は正直よくわからないのですが、この香水はジャン=ポール・ゲランがカトリーヌ・ドヌーヴをイメージして作った香りというのを最近になって知った私です。
あるアロマセラピストの方の2011年のブログに、ジャン=ポール・ゲランが2004年に来日・講演した際にそれを語っていた、との内容があります。リンクは貼りませんが、「ナエマ カトリーヌドヌーヴ」で検索するとヒットすると思いますのでよければ見てみてください。
んで(笑)・・・
☆ドヌーヴの香り、買うに決まってるよね☆
というのも動機としてあるかな(笑)。ドヌーヴ主演の有名映画「昼顔」(1967年)の中で、ドヌーヴ演じるヒロインの家にゲランの逆さハートボトルが出てくるのを、以前Diorのベルドゥジュールの記事で書きましたが、何かと色々リンクしていてツボに入ったのも、今回の新装版、中々悪くないかもと思えてきた理由でもありますかね。
今回ナエマを手元に持ってみて思った事。
シャマード(ゲラン 1969年)→No19(シャネル 1970年)
ナエマ(ゲラン 1979年)→ビューティフル(エスティローダー 1985年)
の流れって何となくある気がします。私が勝手に感じてるだけですけど。

No19は今はプードレしか持っておらずすみません(゜゜)
クリスタルも並べちゃいました
シャマードとナエマが共通点あるのは、10年隔たっているとはいえ同じゲラン、同じ調香師だから当然として。
本当に影響を受けてるかはわかりませんが、優れた作品は次の優れた作品を生む、良い意味での連鎖だと思っています。もちろん、香水の世界に限らないですよね。
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さて、タイトルの話。
「ドレッサーの上の三種の神器」ですが。
これも勝手に思ってるだけの話ですが、
絵でも実物でもいいんですが、何も載ってないドレッサーに、それらしく見えるように3つだけアイテムを載せるとしたら。
「香水、口紅、おしろい」だと私は思うんですよね。キリアンの口紅のクチコミにも書いたけど。
「香粧品(フレグランス、コスメ、トイレタリー製品)」のなかでも根源的にして象徴的な3つのもの、だと思います。
ま、今回はゲラン製品から3つ挙げてみましたけど。
それが何?と言われたらそれまでだけど、香粧品の考察は私の生涯のテーマのひとつであり、
「心と色、心と化粧、心と香り」はずっと追及し続けるものなのでその一環として書きました。

良い香りをまとい、綺麗になりたいのは何のため?誰のため?
この疑問も、根源的です。分かり切っているような、結局よく分からないような。
そしてさらには、本能か、はたまた社会的条件付けか?(この2つともに深く根ざしているから、コスメ市場は不況に強いんだろうと思っていますけど。服はファストファッションにしても、コスメ費用は削らない人が多いらしいですが、納得です)
これは私がプロフィール文に掲げていることにも結局通じるんですが、、、
ですが、、、
「本当に、よくわからん」
と、誤魔化して(゜∀゜)今回のブログは締めさせて頂きたいと思います。
もしよろしければ、インスタグラムにも遊びに来て下さいね。
今回も、お読みいただきまして本当にありがとうございました。
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