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ペットボトル温灸で夏バテ対策

テーマ

#おうち美容

ペットボトル温灸で夏バテ対策

*  

興味ないかとしれませんが‥ペットボトル温灸のお話です。

夏は、冷房の効いた部屋でビールやアイスクリーム等の冷食!

最高に美味しいですよね。

しかし、この繰り返しは冷房による体の冷えや冷食による内臓の冷え等から食欲不振や夏バテ、体調不良につながります。

夏こそ冷えを解消し、体を活性化させるツボを用いて養生※し、元気に夏を乗り切る工夫をしましょう。

※養生とは、体の状態を整え、健康を増進することです。



私たち鍼灸師は、体に鍼を打ち、灸をひねって、体のバランスを整えます。

体験してその効果に驚く方も多いのですが、なかなか体験するチャンスがないと思います。



そこで今回は、灸の代わりに、手軽に自宅でできる「ペットボトル温灸」のセルフケアを御紹介します。






ツボを指で指圧すると体が整うことはよく知られていますが、「ペットボトル温灸」は手軽に体が整い温まるので、是非試してみてくださいね。







ペットボトル温灸の作り方

用意するもの

ホット専用ペットボトル

(目印はオレンジ色のキャップ、またはHOT&COLDと書かれたペットボトル

容量350ml~500ml)を1本と常温水と沸騰直前の熱湯。



※非耐熱性のコールドドリンク用ペットボトルは熱で溶けるので不可。

※金属ボトル缶は熱伝導率が高く、肌に当てた時に熱くなりすぎるので不可。

※ペットボトルを温めるのにレンジ使用NG





作り方

ホット専用ペットボトルに60~70℃のお湯(水1/3を先に入れ、熱湯2/3を注ぐとだいたい70℃に)を入れ、中のお湯が出ないようにキャップをきつく締めます。



使い方

ツボ付近の皮膚をペットボトルの底や側面、角を使い分けながら5秒押し当てて離し

ます。

個人差がありますので、熱かったらすぐに離し、熱いと感じなくても5秒経ったら離しながら3~5回、リズミカルに繰り返します。

できましたら、毎日行います。



※低温やけどやキャップはずれにくれぐれもご注意ください。

※ツボの位置は、正確でなくても大体で大丈夫です。





使うツボ





ツボ1

体の冷えを取るツボ 足三里(あしさんり)

腹痛、下痢、便秘等胃腸の不調に効くと言われており、冷え対策で夏に温灸をすると体が温まります。

俳人松尾芭蕉も、足三里に灸をすえて、奥の細道を旅したことがことは有名で、脚を元気にするツボでもあります。



位置は、膝の皿のすぐ下の外側のくぼみに、人差し指を置いて指4本そろえて小指の位置。





ツボ2 

夏の食欲不振に、中?(ちゅうかん)。

胃の調子が整い、消化吸収力が上がり夏バテを予防します。

位置は、みぞおち(肋骨が合わさったところ)とへその中間。胃の辺りです。



ツボ3

腎愈(じんゆ)

内臓の働きを元気にし、全身の疲れを改善するツボ、腰痛やぎっくり腰などにも効果的です。

位置は、ベルトのラインで、背骨から指2本分外側。



ペットボトル温灸を作る時間がなければ、指圧だけでもOK。

また、夏はシャワーだけになりがちなので、お風呂に浸かって体を温め、その日の疲れを取るようにしましょう。

入浴前にツボをドライヤーで同じように熱くない程度に温風を当てるのもおすすめです。





まとめ



夏は体を冷やし過ぎが体調不良の原因になりやすいです。

体の冷えをセルフケアで解消して、元気に夏を過ごしましょう。




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