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山とコスメ(4)非日常の良いところ

山とコスメ(4)非日常の良いところ

山登りをしていると、非日常的だなーと感じることがしばしばあります。

そんな空間で体験することの1つが、メイクの色彩感覚の変化です。

とても個人的な感覚の話ではありますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

私は他人のメイクを観察する時、肌や髪の色といった「その人自身の色」とメイクのバランスに重点を置いています。私に限らず一般的にそうじゃないかなと思います。

けれど山にいくとその基準がちょっと変わります。
色のバランスを判断する対象が、人ではなくて「環境」になります。

たぶんこれ、日常生活と芸能舞台とのメイクの違いに通じるものがあるように思います。

舞台では、パーソナルカラーよりもその空間(世界観)に合わせたメイクが施されていると思います。
俳優の素材が完全に無視されることはないでしょうが、世界観に合わるために、舞台セットや衣装との相性の方に、より重きが置かれてメイクの色が選ばれている気がします。

山のなかは、舞台のそれに共通したものがあるように感じます。

360度が真っ白になる霧の中
どこまでも灰色が続く岩稜帯
深い緑に包まれた森林帯
ひたすら蒼い空と白銀の雪原

街での生活ではあまり見ない色彩、独特の雰囲気がそこにはあります。

そういう環境では、はっきりした色、鮮やかな色をメイクに取り入れると、それらを背景にしてメイクがすごく映えます。その人のパーソナルカラーとの相性ではなく、環境との対比としてメイクが目に入ってきます。

そして、そんなメイクをした人が、自然という舞台にたっている主人公のように感じられて、見ているこちらもドラマチックな気分になります。

ある人はエメラルド色のネイルだったり、またある人は明るいオレンジのアイライナーだったり。山のなかで時々出会う、鮮やかなカラーをメイクのワンポイントに取り入れている人、めっちゃ可愛い&格好いいです。

ということは、山という非日常的な空間は、「好きな色だけど、普段の服装に合わせるには派手過ぎて違和感がある」「好きな色だけどパーソナルカラーに合わない」、そんな色をメイクに取り入れてみるチャンスなのかなと思います。

カーキやビビッドなオレンジが好きですが、私にとって冒険的な色なので手を出したことがありません。いつかその色でメイクして山に登ってみたいです。
はっきりした色でのメイクは、技術的なところで私にとってハードルが高いですが、いつかは実現したい。

まずはメイクの腕をあげるべく精進せねば。



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