
紫外線吸収剤フリーと書かれた日焼け止めをよく見かける事から、紫外線吸収剤は肌に悪いものだと何となく思っていましたが、実際はどうなのか改めて調べました
吸収剤・散乱剤どちらもメリットとデメリットがあります
●紫外線吸収剤とは?
肌の表面で紫外線を吸収することで、肌の内部へ紫外線が入ってしまうのを防いでくれる
メトキシケイヒ酸オクチル
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
ジメチルPABA オクチル
ジメチルPABA エチルヘキシル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
オクチルトリアゾン
パラメトキシ桂皮エチルヘキシル
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
エチルヘトキシルトリアゾン
ポリシリコーン-15
など
少量で紫外線をブロックする効果が高い
白浮きしない
伸びが良く、ムラになりづらい
キシキシせず、使い心地が良い
紫外線を浴び続けると成分が分解して効果が薄れるため、塗り直しが必要?有機系吸収剤は肌で化学反応が起きやすく、敏感肌の人は刺激を感じやすい
赤みや湿疹が出る人、目に沁みる人もいる
有機系吸収剤は海の生態系…サンゴ礁に悪影響を与える
白っぽい服について時間が経つと黄ばむ
●紫外線散乱剤とは?
粉体が肌を覆って紫外線を表面で反射させることで、肌への悪影響を防いでくれる
酸化チタン
酸化亜鉛
など
天然のパウダーで肌にやさしい
紫外線を浴び続けても成分が分解しないため、摩擦などで落ちる以外で効果が薄れることはないので基本的に塗り直し不要
金属アレルギーの人には合わないことがある
毛穴に詰まりやすい?白浮きしやすい
ムラになりやすく、使用感がイマイチ
服につくと白くなる
高SPFにしようとすると使用感が悪くなるため、SPF30くらいのものがほとんど
(使用感を優先するとSPF15程度が限度らしい)
※酸化亜鉛よりは酸化チタンの方が低刺激で、金属アレルギーが出にくいそう
●まとめ
金属アレルギーの心配がある
毛穴詰まりが気になる
使用感重視(ギシギシや伸びが悪いのはイヤ)
白浮きイヤ
黒っぽい服が多め
→【紫外線散乱剤フリー】(酸化亜鉛フリー)の日焼け止めにした方が良い
こまめに塗り直せない
白っぽい服を着る時
→【紫外線散乱剤使用】の日焼け止めが向いています
敏感肌
そんなに高SPFでなくても良い
白っぽい服が多め
海洋生物への影響が気になる
→【紫外線吸収剤フリー】の日焼け止めにした方が良い
高SPF希望
こまめに塗り直せる
黒っぽい服を着る時
→【紫外線吸収剤使用】の日焼け止めが向いています
※両方を配合した日焼け止めも数多くあり、それらはどちらの特徴も持ち合わせているといえます
肌負担や使用感など、優先したい条件を考慮しながら選びましょう
日焼け止めが服についてしまったら…
▼参考
Kao
岡畑興産
ゆるくまブログ
他
↓関連商品は、私が使ったことがあるUVケア商品のうち紫外線吸収剤フリーまたは酸化亜鉛フリーの商品をリンクしています。
(スキンアクア スーパーモイスチャージェルは酸化亜鉛フリー、それ以外は紫外線吸収剤フリーです)
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