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リトルブラックドレス、ゲランの新しい香水

リトルブラックドレス、ゲランの新しい香水

今日は久しぶりに大きなショッピングモールの化粧品屋さんをまわってきた。
ゲランの新しい香水、出てきましたよ。
ラプチローブノワールとかいうの。リトルブラックドレスって意味でしょうね。
うすいピンクっぽい地の瓶に黒いドレスが描いてありました。

正直、パッケージはゲランやっちまったね、って感じします。
これ、私だけの感想ですが、ゲランのメインターゲット顧客は
恥ずかしくてちょっと買えないくらい若向けの香水です。

香りはねーどーなんでしょーねえ。
ゲランってことを考慮しなければホントにいい香水です。
最初はベリー系の香りです。ベリー系とフローラルが混ざって、
そのあとしっとりとしたラストノートに移ります。

バニラ系のにおいとおしろいのようなにおいがしますが、
なんというかラストノートはシャネルのチャンスにも似てなくもないです。

これ、ゲランでなかったら絶対に手を出していただろうな
あのパッケージでなければなおさらだ。

お店の人にハンカチにつけてもらって、
そう思った。

私の思っている勝手なゲランらしさ、
重厚さみたいなのはかけらもなく、
もうホントにお澄まししたツンとした感じもなく、
ひたすら、庶民向けというか、若いまだ青い果実にふきかけるような香り。
はじける青さに若さ!!という感じです。

ただ、おうちに帰ってきて、しばらくハンカチを窓辺に置いてから、
なんというか、ああやっぱりって感じになりました。
これは紛れもなくゲラン様の香水です。

ハナシはちょっと変わりますが
皆さん、高いお酒、良いお酒を飲んだことがあると思います。
高いお酒って絶対に悪酔いをしない、
後が引きません。
キックがあったり、男らしいごつい味わいがしたり、
と重厚さはあるけれども、
それにとらわれて悪酔いをすることはないです。

甘いお酒でも甘さにキレがあって、
胃もたれもせず、何杯も行きたくなります。
(ま、それで寄ったりするんだけど。)

多分この香水もそういう切れ味があるんですね。
持たれそうなラストノートも、キレがあって持たれない。
後を引くけど、まとわりつくような気持ちわるいアトヒキでなく、
余韻を楽しめる香水。
若いのに「やるな」と思わせる何かのある香水です。

その前にマークジェイコブスの新しい香水「ドット」というものの、
ムェットをもらって来ました。
デイジーのシリーズですが、テントウムシをかたどったホントに
かわいいボトルの香水です。
これが、さ、いい匂いではあるんだけど、
なんというかまとわりついて離れなくなっちゃって
結構「うーん」という香りだったのね。

それと比べたらいけないんだけど、
ゲランの新しい香水はやっぱりすごいな、と。
ちょっとブラックベリーのにおいがして、
それがまたおいしそうだった。

夏に香水を一本買おうと真剣に考えているのですが、
今のところ候補は
オピウムベイパー
エリ・サーブ
とこれになるのかな。

多少お高めになりますが、あたらしいグッチのプルミエという
オレンジ風味の苦味のある香水も大人っぽくてよかったです。
が、今回はゲランの方がおいしそうだったかな。

ただな、パッケージのコンセプトがどうしてもと
今ちょっとひっかかっております。
さてどうしたものか。

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コメント(2件)

  • なかなか甘くておいしそうな香りでした。ランスタンの系統かな??私も自分でかいていてほしいな、と。

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    • 更新する

    2012/7/27 14:49

    0/500

    • 返信する

  • ラプチローブノワール、すっごい気になってきちゃいました(*^^*)
    今度香り確かめてこようかな。。。♪
    青いかぼちゃさんオススメする化粧品、全部欲しくなっちゃいます(^^;

    0/500

    • 更新する

    2012/7/27 10:52

    0/500

    • 返信する

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