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こんなに美しいピンクを他に知らない。

こんなに美しいピンクを他に知らない。

透明感を纏えるブランドは?と聞かれて真っ先に思い浮かぶのがAmplitude

Amplitudeはベースメイクから始まったブランドですが、ファンデーションに「透き通る感」という表現を使い、自分好みの肌色を作れるのも特徴だったと思います。
第2章の始まり~Amplitude~透明感、再び!

そんなAmplitudeも、ローンチから数年でブランド終了してしまいました・・・。
なくなってしまったブランドについて書くことは意味のないことなのかもしれませんが、記録としてここに留めたい。もし同じ思いを持つ方がいらっしゃればここで共有したい。
Amplitude知らない、使ったことがない、という方も。Amplitudeを通して透明感について一緒に追求してみませんか?



じゃん。とピンク
ファンデーションの話から飛んでいきなりカラーメイクです。
こちらはこの1年ほどで購入したAmplitudeのカラーメイクですが、気づけばピンクばかり。ピンクって年齢によって付き合い方が変わる色だと思うんですけど、私の年齢でいうと使い方を間違えるとちょっと痛いこともあり、でも上手に纏うことができれば透明感がぐっと上がり、女性らしさや若々しさも手に入れられるという魔法の色。

ピンクってシミを目立たなくする色でもあるらしいですし。むしろぜひ取り入れたい色だと感じています。

でもメイクで使ってみると、意外にピンクじゃないピンクも多いというか。いや、私の好みの問題かもしれませんが、肌にのせると黄みに寄るピンクも案外多くて、冴えた透き通るようなピンクというとRUMIKOさんの作るピンクに行きついてました。
RMK時代からずっと、RUMIKOさんの作るピンクは唯一無二でした。

左から11 ピンク12 レディッシュピンクEX-03 バイオレットピンクEX-04 ソフトピンク、下が02 ピンクベージュ

Amplitudeの看板アイテムだったコンスピキュアス アイズ。これ全部名前にピンクがついてます。なんともスタイリッシュなピンクたちだと思いませんか。

昨年の秋冬コレクションで出されたピンクコレクション、私は度肝を抜かれたんですけど(だって春じゃなくて秋冬にピンクで攻めたコレクションですよ!!)、最初に買った11 ピンクがめちゃめちゃよくて、このシリーズ大いにハマりました。
大人こそ纏いたい、洗練の秋色ピンク。


Amplitudeブランド終了のお知らせがあった春に行われたイセタンメイクアップパーティの限定色。

EX-03 バイオレットピンク

EX-04 ソフトピンク


EX-03 バイオレットピンクは私の一番のお気に入り。こんな吸い込まれるようなバイオレット見たことがないです。
え?ピンクじゃないじゃん、って思われるかもしれませんが、これをつけて別のカウンターに行ったときメイクさんにキレイなピンクですね、と言われたので私の中ではピンクの位置づけになりました。名前もバイオレットピンクですからね。

肌にのせるとピンクが少し分かるかもです。



私の持っているコンスピキュアス アイズの中で一番締まり(締め色が濃いので)、なのに透明感はダントツという。締め色も濃いのに透き通ります。



ラストコレクションとして発売されたチークとアイシャドウ。

コンスピキュアス チークス リミテッドコレクション bEX-01 ロージィピンク
コンスピキュアス アイズ リミテッドコレクション b EX-02 ピンキーローズ

混ぜても単色でも使える面白さだけじゃなく、時間の経過ごとにじわっと色づいてくる不思議なパレット。

チーク

アイシャドウ



そして、私が最後に手に入れたのは・・・


コンスピキュアス アイズで一番最初に発売された中のひとつ、02 ピンクベージュ
実は発売時、コンスピキュアス アイズをなんとしてもひとつ買うぞ!と意気込んで全色試すも撃沈。
BAさんもすごく親切で、似合うにはどうしたらいいか一緒に考えてコーディネートしてくださって。でも買わなかったという。

ところが!先日のBEAUTY DAYでアウトレット品としてなんと3,000円台で購入できたので、ファンデーションも一緒にお迎えしました。

カラーライナーやカラーマスカラを使うことが多い私は、アイシャドウはヌーディー寄りのものを使うことがここ最近増えて、当時とまた違う感想を持つかもしれない、今の私ならビンゴかもと思って。お安く購入できたのも大きいです。

クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 1 Sand Duneと雰囲気近いかなと思って並べてみました。



さて、締めはAmplitudeというブランドについて。

ブランド終了非常に残念です。

売れている=素晴らしい商品、というわけでは必ずしもないと私は思うのですが、Amplitudeはまだまだこれからのブランドだったのではと思います。

コスメ好きには認知度が高いブランドだったかもしれませんが、ふだんの会話の中で。例えばそのアイシャドウどこの?と聞かれたとき、Amplitudeだよと答えても「えー初めて聞く」と言われたり。RUMIKOさんがプロデュースしてるんだよ、と言うと、「え?RUMIKOさんってRMKじゃなかったっけ??」と言われたり。
実際カウンターも正直すごく賑わっていたわけじゃなくて、でも私は逆にそこがよくて、ブランドローンチ時はすごく丁寧にカウンセリング&メイクをしていただき、色々なアイテムを試させていただきました。
最初はベースメイクしかなかったのもあって、あるもの全部使って、ファンデの色も微妙な違いを比較させていただくことができました。

コロナ渦以降はどこのカウンターも買う気がないと試せない雰囲気がなんとなくある気がするので、Amplitudeみたいにひとつひとつのアイテムを丁寧に教えてもらえることってもうないのかなーなんて思います。

RUMIKOさんの拘りもあってか新製品発売のペースは若干ゆっくりめ、ブランドローンチ時は特にそうで、発売延期の商品もあったり、RUMIKOさんの拘りを強く感じるところも好きでした。

Amplitudeはもっとみんなに知られるべき素晴らしいブランドだったと思うので、またいつか何らかの形で再会できたらと願いを込めて。

さよなら、そしてありがとうAmplitude。


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コメント(3件)

  • コスメにほとんどお金をかけずに過ごしていた以前の私には、Amplitudeは店舗を通りかかることがあっても、おしゃれで近づきがたい、艶々した黒のかっこいい空間、、でしたが、
    今年始めにドレスアップする機会があり、このタイミングにあらゆるコスメを新調しようと、ついにカウンターに足を運んだことをきっかけに、
    細やかで押しつけのない素晴らしい接客や、パッケージももちろん、商品一つ一つの美しさに、一気にAmplitude大好きになってしまいました。
    特に コンスピキュアスアイズ 11ピンクは、今の私にも、似合わせられるピンクもあるんだと発見の機会を頂きました。

    個人的には出会いからブランド終了まで短かったため、購入できた商品が限られていて、手持ちのものをうっとり眺め、口コミ参考にしたり、メイクの組み合わせを考えたりしています。 
    この度は、わきんぼうやさんのピンクコレクションの画像に飛び付いて、お邪魔してしまいました。

    御披露目ありがとうございました。

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    2023/12/25 00:22

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    ImALSETさま、コメントありがとうございます!お返事が遅くなり申し訳ございません。コメント嬉しいです(#^^#)
    艶々した黒のかっこいい空間、たしかに・・・!ちょっと高級感のあるカウンターですよね。私の行っていた店舗はローンチ時がとくにそうで、背筋が伸びるような感じがありました。初めて店舗に足を踏み入れたときの光景はしっかり覚えています。
    接客素晴らしいですよね。やはりどこの店舗でも一貫しているのですね。
    コンスピキュアスアイズの11ピンクはすごくキレイですよね・・・!私はそれまでAmplitudeのアイシャドウ、色々試してもちょっと違うかも??みたいな印象があって断念することが多かったのですが、このピンクをきっかけにアイシャドウも増えていきました。RUMIKOさんはやっぱりピンクなんだと確信しています。
    せっかくの出会いから終了となってしまい、残念な気持ちは大きいですよね。また何かの形でRUMIKOさん戻ってきてくださることを願っています。

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    2024/2/6 10:10
  • (続き)コスメ好きは知っていても一般的に認知度は低かったかもしれませんよね。製品への拘りと優秀さだけでなく、懇切丁寧且つフレンドリーで気持ちの良い接客はブランド終了まで一貫していたと思います。そういった点で、もっと長く続いて皆さんにその素晴らしさを知ってもらいたいブランドでした。

    コロナ禍も、そしてそれ以降もカウンターで買い物している私は、たとえ買い物しなくても今後の参考にいろいろな商品を見たり試したりしています(品物選びするときに躊躇するような雰囲気は感じていません。ここがぼうやさんとちょっと違うところかしら^^)。
    大好きなAmplitudeの話で長文になってしまいました、すみません。

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    2023/12/24 16:14

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    懇切丁寧且つフレンドリーで気持ちの良い接客、ほんとにそうですよね。コロナ渦で、なんとなくどこのカウンターも積極的にタッチアップをしてくださる雰囲気ではないように感じて(私自身もちょっと躊躇する気持ちも芽生えてしまったり)、手に出してそのまま買う、試さずに買う、ということが増えてしまいました。Amplitudeで、こちらから言わずともあれもこれもどんどん試してくださって、押しつける感じもない、というのはなかなかないような気がして懐かしく思う気持ちも胸がきゅっとなってしまいます。

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    2024/2/6 10:00
  • AmplitudeはRUMIKOさんがプロデュースされたブランドとしてローンチ時から注目し、透明感とナチュラルな肌作りと艶感、他ブランドとは違った色出し(ウォームカラーが流行していてもブルーやパープルに振り切ったカラーアイテムを毎コレクション発売してくれていた。お店のBAさん曰く、RUMIKOさんが好きで拘っていたものしか作らなかったからとのこと)、すべての点で大好きでした。
    お持ちのピンクアイテム壮観ですね!そうなんです、ピンクって言っても私的に“ピンク”って言える(思える)色って少なかったりします。仰るように、巷では黄味交じりのピンクがけっこう多いように感じています。
    EX-03 バイオレットピンクは買いませんでしたが、私もこういう色付けるとピンクニュアンスが出ます。
    02 ピンクベージュは私が一番最初に購入したアイテムで、こんなにも綺麗にピンク感を感じるブラウンアイシャドウ(私の肌だとベージュというよりブラウンくらいの色味なので)ってないなと思っています。

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    2023/12/24 16:13

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    AtIiさま、コメントありがとうございます!@コスメずっと開けてなくて・・・お返事遅くなり申し訳ございません。Amplitude、RUMIKOさんの強い拘りを感じることができたブランドでしたよね。
    ピンクへの感じ方、AtIiさんも同じように感じられてたなんて嬉しいです☆そうそう、肌にのせると黄みを感じて、それはそれでいいものもあるのですが、青みを感じるピンクに出会うと「これこれ!」と。
    価格もRMKに比べると高めの設定で、そもそもRMKがまだRUMIKOさんだと思っている人が少なからずいたり、Amplitudeは田中みな実さんの影響もあってコスメ好きには認知度が高かったと思うのですが、一般的にはそうでもなかったのかなと思うと本当にこれからのブランドだったような気がしてその点でも非常に残念です。
    コロナ渦を経て、CHANELやDIORは異常なほど賑わっているので、コスメ、とくにデパコスにおいては認知度って大きいのかなと感じています。

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    2024/2/6 09:54

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