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エステ:【スパIZUMI】ハイアットのラグジュアリースパで好きな香りを発見

エステ:【スパIZUMI】ハイアットのラグジュアリースパで好きな香りを発見

■ハイアットリージェーンシー箱根 リゾート&スパ■  【スパIZUMI】

ハイアットと聞けば、まず頭に浮かぶのは、お高いんだろうな……(笑)

そんなわけで、今回は利用していないのですが、
美ログのカテゴリに、エステがあるので、
忘備録として、昨年のエステのお話を記事にしました。

ホテルをリニューアルし名前に「スパ」をつけるところが、増えている気がします。
ホテル名ににつけるくらいですから、当然「スパ」には力を入れているはずです。
ところが、それだけに価格もかなりお高目です。

メニューを見ると高価格トリートメントがずらり。
この価格の価値が果たしてある内容なんだろうか・・・・
「ヨンカ」ってよく知らないけど、知る人ぞ知るブランドらしく、
好評というのは、私の耳にも入っているけど・・・・

   本国フランスでもフィトセラピー、アロマセラピーの
   サロンプロダクトとして高い評価を得ているそう。


■リーズナブルなプランをみつけた!
いろいろ調べていたら、やっとリーズナブル価格のプランを発見。
「チェックイン前」もしくは、「チェックアウト後」の、
あまり人のいない時間帯に受けることで、リーズナブルな価格設定で、
施術を受けられます。
「ビフォア チェックイン マッサージ」で1日限定3名です。

平日のチェックイン前、14:00までにトリートメントを開始する場合に限定。
オイルボディマッサージ(土日・祝日・特別期間を除く)
80分 \16,500

同様にチェックアウト後のプランもあります。
→http://hakone.regency.hyatt.jp/hyatt/pure/spas/treatments/massage.jsp


これだったらなんとか……(笑)
そして、体験された方のとてもよいという声も参考になりました。
ものは試し、評判のよいヨンカも体験してみようと予約を入れました。


■事前の対応
事前に何度か電話でやりとりをしました。
プランの相談や、こちらの準備(食事やメイク、お風呂など)、
同行者のチェックイン時間や、時間をつぶせそうなところ、
お風呂の利用についてなど伺っていたのですが、
その対応が好感度満点。
行く前から、「ハイアットのエステ」という付加価値に期待は高まります。

お風呂はチェックイン前から同行者も利用できることなど、
ちょっとしたお得情報(?)を事前に知れるということだけでも、
気分は違ってくるから不思議です(笑)



■温泉で体を温める
せっかくなので、施術の1時間前には到着し、
ゆっくり温泉に入って、ゆったりウェイトルームでくつろいで、
心も体もリラックスして施術を・・・なんて考えていたのですが、
到着はぎりぎりになってしまいました。


■トリートメント用のロッカー
受付を済ませて、
ドレシングルームに案内されると、ロッカーが・・・
こちらで着替えてお風呂に行くのですが、
ロッカーはおそらく、エステ利用者はロングロッカー。
中にはふかふかのガウンが用意されています。
宿泊者はスクエアロッカーを使うようで、
ちょっとした差別化が優雅な気分を引き出してくれます。・・・・
(だれもいないのに・・・笑)



■一番風呂
誰もいない一番風呂の浴室。
椅子や桶がビシッと整列し、お掃除直後の気持ちのよい優雅な時間です。

お安いエステプランなのに、誰も使っていない大きなお風呂を独り占め。
勝手にVIP気分に浸ってテンションは最高。

もう少し、余裕を持ってチェックインできればよかったのですが、
5分ほど浸かっただけでした。
しかし、しっかり体は充分温まります。

上がり口にはタオルもたくさん用意されています。

ホテル内の温泉硫黄泉のようですが、そのニオイは感じませんでした。
しかし、トリートメント前のお風呂は、効果的。
しかも大涌谷からひかれたお湯は、
酸性の硫酸塩泉で、カルシウムとマグネシウムをたっぷりと含み、
筋肉を弛緩させる効果や殺菌効果に優れていのだとか。

短時間でもしっかり温まって、ウェイティングルームへ・・・・


■ウェイティングルーム
自動ドアが開くと、そこは、別世界のよう。
ゆったりとした空間に、リクライニングチェアが円を描くように設置され
碁盤目のようなタイルを囲んでいます。

このゆとりの空間によって、私の場合はリラックス効果をもたらしてくれます。


■エステの目的
エステを受ける目的は大きく2つに分かれるそうで、
「リラックスを求める人」と「効果を求める人」
私は「リラックス派」なので、施術の「前・後」に過ごす、
空間の広さや雰囲気によって、良し悪しを判断している傾向があります。
そしてアフターの時間を、他を気にすることなく好きに時間を過ごせる。
これが一番のポイントかな?

そうした意味で、ここはもう、施術前から合格点に達してしまいました(笑)




■施術中の会話から情報や発見が
今回は、施術中にこれまで体験した一つ一つのことが、
そういうことだったんだ・・・という
ちょっとした情報やヒントを与えてもらうことができました。


〇「シスレー」と「ヨンカ」
同じフランス製品で、植物主体の「シスレー」と「ヨンカ」
シスレーのエステを受けたことがあったので、
その違いはなんだろうと思っていました。


施術を受けながら、自分なりに感じたことがありました。

これまで香りが苦手で、アロマのエステはあまり受けたことがありませんでした。
IZUMIで受けた香りは、ほとんど抵抗感がありませんでした。

○シスレーの香り 施術の記憶を呼び覚ます
同じ植物由来でフランスの「シスレー」を受け時も、
こちらの香りを、特にイヤと感じたわけではありませんでした。
まだ、エステ体験を始めたころでもあったので、
こういうものなんだ・・・と受け入れていました。

そして、2度目に受けた時、
ああ、この香り・・・ これ、これ、
シスレーに戻ってきたという印象で、
HOMEに帰ってきたような感じでした。

そちらの旅館は、アメニティーもシスレーなので、
化粧品を持ち帰って使うと、
シスレーで受けたエステを呼び起こさせられるというように、
「香り」から「記憶」が呼びおこされ、
エステの「施術」を思い出しながらスキンケアができるという感覚を持っていました。


○ヨンカの香り
ところが、IZUMIの香りに包まれたら、
私が好きな香りは、こちらのこのような香りだってことが、
はっきりわかった気がしたのです。


○苦手に気づかないこともある
そして、実は、シスレーの香りは、苦手だったということに、
気づかされたのでした(笑)

シスレーは、植物由来、高品質、高級エステ・・・
だからいいもの。効果がある・・・と、
どこかで無理をしていたところがあった気がします。

しかし、体の奥の方では、苦手なんだってことを、
気づいていることも、実は自分でもわかっていた気がします。

それが、「この香りが好き」というものに出会えることで、
好き、苦手がはっきりしたような気がしました(笑)


本当は、シスレーの香りは、苦手だった・・・
それを、体のどこかで感じてはいたのだと思うのです。



■香りによるリラックス効果

そんなお話をしながら、
「エステの効果の違いって、本当のことを言うと、よくわからないんです。
 だから、効果にはあまり期待していないというか、求めていないというか・・・
 リラックスできて気持ちがよければいいって、個人的には思っていたんです。
 これまで、香りは苦手と思っていましたが、
 香りによる気持ちよさっていうのを、始めて感じることができた気がします。」

とお話していたら、

「確かに香りで、リラックスできると、
 それによって、エステ効果も高まるということもあると思いますから、
 香りはエステの効果には重要な役割なんです。」

 と言われていました。


■オイルの違い
オイルもいろいろ説明していただき、特別のものを使われているみたいで、

「これまで受けたサラっとしたオイリーなものと違って、
 濃厚な感じがしたのはそのせいですね」

とお話していたら「違い、わかりましたか?」とうれしそうでした。


■オプションの目元周り
オプションで目元周りのフェイスもしていただいたのですが、
目元だけかと思っていたら、しっかり
お顔全体のマッサージもしていただけて気持ちがよかったです。


■苦手な香りもここちよく
これまで、苦手意識のあった香りなのですが、
好きな香り、安らげる香りを見つけることができることができました。
また、同じ香りでもブレンドによって印象が変わることも知りました。

〇同じラベンダーでも違う
導入に使われたのはラベンダーでした。
本来、ラベンダーは苦手な香りなのです。
ところが、こちらのラベンダーは、大丈夫というか、
好みでリラックスできました。

あとでわかったのですが、ネロリなどが入っていて、
ブレンドされることによって、香りも変化して、
苦手なものが、心地よい香りに代わるというのは、発見でした。


■苦手の原因がわかった
そして、ラベンダーがなぜ苦手に思ってしまったのか、
その原因までわかりました。
それは、旅行の記憶とつながっていたのでした。

富良野に行った時に、ドライのラベンダーが道端にしかれていて、
観光客がその上を行き来していました。
乾燥して濃縮された大量のドライハーブ。
さらに暑さでむせかえるような立ち上がる香りが、
ラベンダーの香りの記憶として残っていたのでした。


■育つ土地によっても変わる香り
そのお話に、ラベンダーは、その土地の性質も受け継いでいて、
土に含まれるものが香りにも影響し、
同じラベンダーの種類でも、栽培されるところによっても香りが変わる
と伺いました。

ラベンダーは睡眠を誘うと言われますが、
私は返って眠れなくなると感じていましたが、
一口にラベンダーと言ってもいろいろあること。
そして、ブレンドすることによっても、変わることを知ったのでした。


そのあと、ラベンダーシャンプ-がショップにあって、
その香りも、抵抗がなく、成分を見たら、そこにも「ネロリ」が・・・・

どうやら、ネロリが入っていると、大丈夫らしいということが、わかりました。


こちらのエステでは、これまで香りに対して持っていた
印象を随分変えてくれるきっかけをもらうことができました。
苦手だったものが好き変わったり、
抵抗がなかったものが、実は苦手だったことがわかったり・・・

とても面白い体験がいっぱいでした。



終わったらまたウェイティングルームでティータイム。
いろいろアドバイスいただいて、
終わってからは、お部屋まで、ご案内のアテンドをいただけ、
優雅な気分でした。




■エステの効果
エステってすごいぜいたく品だと思います。
数時間に何万円もかけて・・・
でも、1回で変わってしまうようなことはないと思うのです。
一時的に、変わることはあっても、
持続するわけではないですから。
やはり、継続しないと、効果として定着はしないものだと思っています。

一時的に顔がシェイプされたり、むくみがとれたりしますが、
これは、リンパやツボの刺激で、瞬間的に老廃物を流して、
スッキリ見せている疑似的(?)効果というか・・・

それも、自分だけが感じている・・・(笑)
よく、エステ後、ご主人や彼氏にどう? って聞いても、
どこがどう変わったのかは、全く気づきません(笑)

 接骨院で、ツボ刺激をしてもらった時に、
 こういうことなんだ・・・って思ったことがあります。
 
 顔のどこかのツボを押したら、一瞬で、スッキリするのを目の当たりにしました。
 フェイスのマッサージも、きっとこういうポイントを抑えて、
 行っているんだろうな・・・って

そんなことを、心の奥の方で思ってたりするのですが、
シェイプできた。リラックスできたという、
自己満足感はとても大事だと思うし、気分も晴れます。

そして、こちらで受けた施術のように、
何か自分の興味や、それまでの体験とつなげてくれる
きっかけを提供してもらえたりすると、
副次的な満足感をさらに感じることができます。

2度目の宿泊では、エステは受けず、
ホテルのフリードリンクタイムで過ごしました。
こちらも、リラックス効果を充分、感じさせていただきました。

この過ごし方も、エステを受けるのと同じくらい、癒しと満足感がありました。
それぞれに、違う形のリラックス効果をもたらしてくれるホテルです。



【追記】 2012.10.10
今年 7月 「TRHEE」というプロダクトが導入されたと、
スパの案内にありました。
ホテルのショップにもコスメが置かれていましたが、
このブランドは、聞いたことがありませんでした。

どんな商品なんだろうと横目に見ていただけなのですが、
先日、ヒカリエでみかけたので、立ち寄ってみました。

パッケージを見る限りでは、外資かとばかり思っていましたが、
日本メイドのコスメ&スキンケアブランドだそうです。
まだ、誕生して3年ほどの新しいコスメとのこと。

精油を使ったコスメで、香りがとても柔らかでした。
なんとなく、ハイアットで使われる香りと共通したものを感じました。
ラベンダーの香りにはやはりネロリが入っていました。

香りのコスメというとロクシタンを思い浮かべるのですが、
こちらは、日本らしいひかえ目な印象を受けます。

日本産にこだわった原料、
自分たちの目で確かめ、信頼できる生産者が育てた原料を用いて、
「身土不二」→身体と環境は密接につながっている
「地産地消」にこだわったブランドだそうです。

なぜ、箱根ハイアットでこちらのブランドが、
新たに導入されたのかなと思っていたのですが、
「箱根という日本有数の温泉地で、
 日本の文化にこだわったリゾートとして日本生まれのブランドを取り入れたい」
という思いを持っており、
Threeとの出会いがあったようです。

最近、日本のスパ、エステというスタイルに気づき始めたところが
増え始めているようです。

同じ箱根では、箱根プリンスも和を唱えていますし、
○エステ:【KAEDE SPA】初体験のアーユルベーダーは体質チェックから
   →https://beautist.cosme.net/article/298017

最近、箱根は和スパラッシュのようです。




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