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狂気という危うい魅惑・・ヴィヴィアン・リー

狂気という危うい魅惑・・ヴィヴィアン・リー


昔から狂気を持った人は何かあると言われている。
それは独特な才能や感性であったり、不思議な魅力だったりね。
もちろん精神を病んだ人が必ずそうだとは言わない。
ただ希に人を惹き付けるカリスマみたいな魅力や、何とも言えない色香だったり。
そういう人を実際にも何人も知っている。有名人でも多いとされている。




この女優「風と共に去りぬ」で有名なヴィヴィアン・リーです。
彼女が精神を病んでたというのは有名な話です。
私と同じ躁鬱病でした。彼女と私は違う人間ですが共感する事があり心傷むます。
抑えられない荒ぶる神経と底知れない深い闇を抱えて、必死に生きていたんだと思います。
彼女の瞳の奧に光る何かが狂気だったとしたら、それは危険な誘惑かもしれない。
精神を病んだ人にある不可思議な引力を彼女は、最大限に活かしてるのだろう。
でも、そんなに世界を魅了しても、その代償はあまりに大きかった。



以下ウィキペディア引用

「1960年代の初めに彼女は二度流産し、結核で体力も衰えていた。さらに彼女は双極性障害に暫くの間悩まされた。双極性障害は彼女の快復の障害の大きな要因と考えられた。彼女は普段は礼儀正しく温和であったが、躁病のときはヒステリーを起こし意味不明な言動で周りを振り回したり、暴言を吐いて暴れることが度重なり(映画巨象の道の強制降板は、このヒステリー発作が出たため)、また性的関係が乱脈になり手がつけられない状態になり(ゴシップとして騒がれた例はオリヴィエの後輩俳優のピーター・フィンチとの浮気など)夫婦関係がすっかり破綻してしまい、オリヴィエが家を出てしまい、1960年に彼女とオリヴィエは合意の上離婚した。」


最近、精神病って何だろうと思うこの頃です。
私は長年に渡り躁鬱病で、妹も最近鬱病になり・・何だか切ないです。
でもね、病気と個性ってコインの裏表なようなもので。

精神を病んでるからと言って、それ自体が駄目だとかではなく。
それぞれの性質を活かしながら、上手く付き合えればなと思います。
もちろん苦しいし辛い事は数多であって、耐えられなく泣き叫ぶこともある。

だけど病気、精神を病んでる人にしかない感性や才能があると信じてる。
昔は狂人や精神病は神の使いや巫女や占い師だったり、もっと尊重されてたらしい。
現代はそれが出来ないから、行き場がなくなる病んだ人の哀しさが救われない。

現代社会の中で、心を病んだ人の特質が活かされる職種が増えればいいと心底思う。
別に大それた天才じゃなきゃとか、素晴らしい素質がなきゃでなく
それぞれの持ってる花を咲かすように、生きれたらどんなに幸せか・・・
大輪の薔薇じゃなくても、小さなタンポポでも、何でもいいじゃないか。
誰かのために役立てるなら、一人でも喜んでくれるなら、それだけで良いと思う。

上手く言えないけど、もっと自由に生きれる世界になればなと思う。
普通のOLさんになれなきゃ社会人として、出来損ないとかではない。
必ず自分に合った場所がある。その可能性を広げるのが自分自身でもあり・・
迷走している日本の目指すところで、もっと様々な花を咲かす土壌が出来ればと願う。
私はこれから、どう生きるか分からないけど。病気でも可能性と希望は捨てたくない。



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コメント(24件)

  • >リュシアンさん いつもコメントありがとうございます。情報に感謝します。見てみますね^^偏見は何もいいことないです。精神疾患も障害も個性の現れであり、辛い事はあっても学ぶ事の多さに感謝するべきですよね。

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    2012/12/5 07:19

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  • 「バリバラ」→鈴木おさむさんが企画でNHKEテレ(金)21:00~21:45放送中です^^なんと次回(12/7)は年に一度の「SHOW-1グランプリ」です!!^^b   >>諦めず、プロの手を借りてでも自分を理解する事は大切ですよね。偏見を持ち続けて自己放置するのは損かなと思ったりします。

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    2012/12/3 02:23

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  • >リュシアンさん (続き)良いと思いますね。病気でもそうじゃなくても心の負担を減らすのはいいことですよね^^「バリバラ」知らない番組ですがチェックしてみます。ネットに動画出てるかな?精神疾患は誤解もありますが、珍しいことじゃないです。個性の一つとして活かせればと思います。お互いエンジョイしましょ♪

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    2012/12/2 00:49

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  • >リュシアンさん いつもコメントありがとうございます。そうですね、ヴィヴィアンの魅力は言葉にし難いです。相反する顔を持つというのは女の特技、その素晴らしさを体現してますね。今が大事・・ほんとその通りだと思いますよ。カウンセリングは本当の意味で自分を知る手助けをしてくれますね。もっと一般的になれば(続

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    2012/12/2 00:45

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  • 姉に「バリバラ」って番組をオススメされて観たらあまりの病人と障がい者キャストの多さに「笑っていいのか…??」と思ったのですが、「おごり&優越」を隠し持ってたんじゃないかと思い知りました。やはり突出した才能を持つ人は多いですし、自己の持つものを認めた人こそ人生のエンジョイ者♪と思います。

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    2012/12/1 00:32

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  • ヴィヴィアンのコケティッシュな顔と相反するようなメランコリックな瞳にはそんな訳がありましたかぁ、納得です。治る/良くなる/精神病or精神疾患か…そんな事より今日一日が大事なリュシアンです(*^^*)そう言える人もいざ専門医のカウンセリングを受けたら、かなりの確率で結果はわからないという説も…(続→

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    2012/12/1 00:22

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  • >クッキー&クリームさん いつもコメントありがとうございます。そうでしたか、ご苦労されましたね。人に言えないというのは辛いものです。精神病の方が楽しく伸び伸びと働ける場は必要だと思います。誰かの役に立てるって生き甲斐ですよね。すごく分かります。

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    2012/11/24 16:54

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  • >とだいさん いつもコメントありがとうございます。おお、貴女様も同じ病気でしたか。色々とご苦労なさったようで、すごく共感する事しかりです。そうですね、辛い事もありますが、病気だからこその特質もあります。さらに良い個性と活かすべく治療をしながら、のんびり進みましょうね^^草間さんも素敵な作家さんですね

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    2012/11/24 16:50

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  • >kenyaさん いつもコメントありがとうございます。狂気を宿した作品が美しいのも惹かれるのも分かりますね~。独特な光みたいなのありますよね。病気も飼い慣らせるほど、軽くすれば個性だと思います。優しいお気遣いに感謝します^^

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    2012/11/24 16:47

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  • 鬱病を抱えて仕事していたことがあります。職場には病名を言えませんでした。その頃から思うのは、精神病を抱えている人達が働きやすい職場作りをしてほしいということ。自分が誰かの役に立っていると思えば、自信が持てると思うので…。

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    2012/11/21 10:13

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  • 私も躁鬱病です。とても共感して読ませていただきました。以前みたいに自殺未遂を繰り返したり、妙にハイになることは減りましたが、今でも自分の存在を疑問に思うことがあります。でも、病気も個性ですね。素敵な記事ありがとうございます。ちなみに私は草間弥生さんが好きです。

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    2012/11/21 09:30

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  • 狂気を宿したもの(人でも作品でも)って物凄く惹きつけられます。独特の世界観がたまらないです。でも、心の病はやっぱりお辛いですよね。。美々姫さんや妹さんの病気も、少しでも楽になることをお祈りします。

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    2012/11/20 15:14

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  • >heoroさん 再コメントありがとうございます。それなら良かったです^^私は彼女の美しさや演技を見ると胸が引きちぎられるような思いにかられます。それは本当に特異な魅力であると思います。どんな病であっても心に幸せを感じれますよね、だから人生は深く面白いんです☆ヴィヴィアンもそうだった事を祈ります^^

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    2012/11/7 21:35

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  • >heoroさん 続き)今の私はちょっと悩んでるので暗い書き方で、ヴィヴィアン・リーを書いてしまいました。ご気分害されたら申し訳ないです。ほんと幸せって自分にしか分からないですよね^^「欲望という名の電車」あれは名演ですよね、まさに彼女の中の狂気が輝いてました。個人的に好きな映画の一つですよ。

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    2012/11/7 21:18

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  • >heoroさん いつもコメントありがとうございます。 ヴィヴィアンの演技は人の目と心を鷲づかみにしますね。それは美しさからだけでないと思います。彼女が精神を病んだから不幸とは限らないですが、苦しんだのは本当だと思います。そして私的な意見ですが、苦悩の中にいたからこそ分かる人生の輝きがあります。(続

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    2012/11/7 21:13

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  • >のうまさん 続き)皆さまに知って欲しいのですが上手く伝えられなかったかなと不安でした。狂気は不思議な色気や特殊な才能にもつながる、それをもっと幸せに活かす場が増えれば楽しいですよね^^真摯なコメント有り難うございました。

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    2012/11/7 21:09

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  • >のうまさん 続き)ですが、そういった病気の方が社会に適応できるのは、まだこれから発展するべきですね。精神を病む方には優れた特質がありますから、個性を活かす世の中になればなと思います。ただ少し人より繊細だったり生真面目な方が行き場がなくなるのが哀しいですから。精神病がマイナスだけでないと(続く)

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    2012/11/7 21:05

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  • >のうまさん はじめまして、どうもコメントありがとうございます。そうですね、精神を病んだ人の中には希に見る魅力の方がいます。ヴィヴィアン・リーさんはまさに絶世の美貌と才能に合わせて、そういった不思議なカリスマがありますね。はい、最近は色々な精神疾患の方が多く珍しくなくなっていますね。(続きます)

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    2012/11/7 21:00

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  • 続き)うまく言えませんが、美々姫さんの記事で、少しでも精神病の方々と社会の関わりについて考えることができて、よかったと思います。長々コメント失礼しました;

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    2012/11/7 08:27

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  • 続き)先日、統合失調症のことについての番組で、その病に対し人々が目を背けていた歴史がある、と聞きました。それは精神病を患っている方々の目からすれば、今の社会もそうですよね。精神病であっても綺麗なお花が咲いてると思います。そこにあたたかい土(社会、理解の目)があればもっとお花が生き生きしますよね。

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    2012/11/7 08:25

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  • はじめまして。父が持っていた写真の中に、記事中2枚目のヴィヴィアン・リーさんがありました。彼女のこの表情がぺったりと心にくっついておりました。それは美々姫さんが書かれたような彼女の事情があったからかもしれませんね。(続く

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    2012/11/7 08:15

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  • >わきんぼうやさん いつもコメントありがとうございます。あれ、かっこいいですよね^^あの独特の表情はなかなか真似出来ないですね~w ヴィヴィアン・リーの映画で「欲望という名の電車」かな、あれはまさに狂気の演技で忘れられないです。

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    2012/11/7 07:39

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  • >candy88さん おはようです。どうもコメントありがとうございます。んー難しい話ですね。どこまでが病気かはどうかとか判断できないです。長年通院して医者が薬を出してるのは事実ですからねぇ・・精神病は将来には普通の病気と認識されると思います。先進国の海外では誰でも何かあれば心療内科に通ったりします。

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    2012/11/7 07:35

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  • 風と共に去りぬのヴィヴィアンリーに憧れて、眉を吊り上げる練習をしたことがあります。狂気を秘めた美しさにはゾクッとするものがありますね。

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    2012/11/6 21:43

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