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悪の教典

悪の教典

エークセレント!

先週観にいったんだけど、忙しくて感想が書けなかった。
っていうか、感想かけるのかな、これ。



あらすじは「先生が生徒を殺す。殺しまくる」ともうネタばれしててもぜんぜん問題ない、むしろこういう映画だからOKな人だけきてくださいって感じ。

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個人的には、ショットガン(猟銃?)で撃たれると人ってあんなにはね飛ばされるんだ、と最初に思いましたね。

なんせ監督があの「十三人の刺客」の三池崇史だ。

「十三人の刺客」だって後半五十分はただただチャンバラだった。でも「刺客」と違って「教典」では生徒たちが戦わない、一方的に殺されていくから途中でちょっと飽きる。
まあショットガン相手に立ち向かえっていうのはねえ、酷かもしれないけど、先生が弾を入れ替えている間。ガチャッとあけて抜いて二発いれてがチャッと閉める、七秒くらいはあるんだよね。飛びかかることもできたかもしれないとも思ったり。

それにしても伊藤秀明が怖い。伊藤秀明って黒目が大きくてつぶらなんですよ。その目が笑っていないとすごく怖い。こないだ、派遣の登録にいったとき、案内の美人さんがカラーコンタクトの黒らしきものをしてて、黒目が全部真っ黒なんです。ふつう、茶色で、瞳孔が黒いよね? それが全部黒いとなんだか人形みたいで怖いんですよ。
本人は目が大きくみえて私かわいい~なんだろうけど。
で、伊藤秀明は素で黒目がちだから。

伊藤秀明演じる蓮見先生は快楽殺人者ではない。一緒に殺人をしてたアメリカの友人にも「殺人は楽しいか?俺は楽しくない」と言うように、殺しながらへらへら笑っているわけでもない。無表情。血が跳ね返ってよごれたりすると「あ、汚れた」みたいな顔をするくらい。

私は徹夜明けに見に行ったんですが、途中から眠かったのか空腹だったのか寒かったのか怖かったのか体中が震え出しましたね。体調の悪いときには観ない方がいいかも。

吹越満さんがみんなに嫌われている理科の先生を上手に演じてました。いやもう生理的に気持ち悪い人をあそこまで。この先生も殺されてしまうんですけどね。

基本的に蓮見の殺し方は乱暴です。殴って気絶させてそれから殺します。
首を吊ったり、屋上から落としたり、背後から首を絞めたり、ぐるぐる巻きにしてどうこうしたり。
生徒が拷問にかけられるシーンがあるんですが、これがもう痛そうで。
「穴を開ける」「蜂の巣みたいにぼこぼこになる」って言葉で言うんですけどね、想像させるだけで痛い。あのビニールの下にはそういう目に遭わされた人間の体があるのかと思うと怖い(生死は不明なんだけど、生きててもヒドい)。

ほんとに何かのメッセージを含んでるとか、感動するとかって話じゃないんで、じゃあどうしてこういう映画が存在するのかと言うと、なんだろう? 非日常感を味わいたいとか、知らない世界をみたいとか、あれだ、ジェットコースターに乗りたいっていうのと同じだ。ジェットコースターって軽く死の世界と隣あわせじゃない。自分がそういう目には遭いたくないけど、画面を通してみている分には安全だから、恐怖の疑似体験をしたいって感じなのかな。そしておそらくそういう欲求は人間だけが持つものだよね。

そんな怖いもの見たい人は見に行くといいよ。

私はたーっぷりと恐怖を味わってきましたから。

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