化粧品の使い方として、同じような使い方を模索している
Rayさんの記事の紹介を後ろに追記しました。
【元記事】2012.12.24
清水の舞台から飛び降りるかの思いで手にした、
1本、1万円もする化粧水。
最初は、やっぱり違う。
効果もありそう。
と実感がしていたとしても、
次第にその効果は薄れてゆくものです。
■次第に感動がなくなるのは化粧品だけ?
これって化粧品だけでなく、
食べ物でもありませんか?
おいしい! と思ったのに2度目はあれ?と思ったり、
次第に、そんなにおいしいと思わなくなったり。
これって、「効果の感覚」に人は慣らされてしまうからなんだと思うのです。
ほら、においって、最初は、クサイと思っていても、慣れてくるじゃないですか。
いい香りも、慣れてくると、今度は強くしないと感じなくなってきたり。
辛いモノも、好きな人は、物足りなくなってどんどんエスカレートしてしまいます。
体にはそんな基本的な仕組みたいなものが備わっている気がします。
■高機能化粧品は危険?
ということは、裏を返すと、
高級化粧品、高・効果化粧品を使い始めるのは、
ある意味、危険ではないかととも思うようになりました。
高機能化粧品は、使ううちに慣れてしまう。
最初の感動がなくなる。
さらに、それを使い続けないと肌を維持できないヤワな状態になってしまう。
あるいは、その次のもっとよいものを求めるようになってしまう。
そんな危機感(?)を同時に感じ始めたのです。
現に使っていて、最初のあのもっちり、トロトロ感触には慣れて、
こんなものだっけ?・・・って思うようになってきます。
■使い方の模索 季節で変える
そんな頃、時期的に美白も考えないといけない頃にさしかかり、
このまま使い続けるか、いただいたサンプルの美白化粧水にチェンジするか悩みました。
相談したところ、夏は美白にしてみたらとのアドバス。
そこで、夏の期間、美白を使っていました。
エターナルフローの化粧水は、一時、封印です。
すると、たまにエターナルフローを使うと、また、
効果が実感できるのです。
花王のブランドは、年齢、価格帯によっていくつもラインがあり、
そのどの化粧品と組み合わせてもよいのです。
そんなわけで、1万円の化粧水をなくなるまで使い続けるのではなく、
季節に合わせて、あるいは、予算に合わせて、チェンジしながら使うことで、
消耗を遅らせることができます。
■化粧水を違うものに見立てて使う
さらに、この化粧水は、同じメーカーの他の化粧水に重ねることができます。
そこで、もともと高い化粧水でとろみもあるため、
この化粧水を、自分に暗示をかけて、保湿の「高級美容液」、
あるいは、「リンクル美容液」だと思い込ませます。
そして、目元だけ、法令線だけ、マリオネットラインだけ、
額のしわだけというように、スポットで、充分な量を使います。
この使い方によって、次第にただの化粧水になっていく感覚を、
美容液という高機能アイテムとして使うことで、
ありがたみを失いません。
また、顔全体に化粧水を馴染ますには、
必要充分量、使わないといけませんが、
スポット化粧品として少量だけ使いながらも、
(部分的に必要な量はちゃんとつけます)
化粧水をつける以上の満足感が得られます。
■役割をまとめると
ということで、1本の高級化粧水に、
いくつもの役割を与えてしまうのでした。
1.通常の化粧水として使う
2.追加化粧水として補う・・・いつもの化粧水を使っていて足りない時の補充エッセンス。
3.リンクル美容液替わりに・・・・目元、法令線、
4.クリームとして・・・液状は液体ですが、スポットクリーム扱いで使う
5.パックとして・・・スペシャルケアとして、シートバック
化粧品って、もともと、プラシボ効果にすぎないと思っています。
だったら、自分でプラシボ状態を作ってしまえばいいんです。
高級アイテムなので、液状は化粧水でも、
これは水様性のクリームなんだ!って思えば、クリームになるんです(笑)
ということで、
化粧水を化粧水として使い続けるのではなく、
あるときは本来の化粧水として、またある時は、別の化粧水を使いながら、
スポット的に使ったり、補充したりしながら使います。
■一度、ストップさせたときの効果
一旦、いわゆる化粧水としての使い方ストップしたあと、
また本来の化粧水として使った時に、その効果は、
劇的に感じることができました。
そのデータが書きのデータです。

美白化粧水をデイリーで使っているところに、
たまたま高級化粧水を使ったあとの結果には驚きです。
しかし、驚きの結果ではありますが、この化粧水を使い続けたら、
ずっと、このような高いデータを果たして維持できるのでしょうか?
残念ながらそれはないはずです。
この時に使っていた化粧水は、ホワイトニングフォースでした。
そこに、エターナルフローが登場したため、
こんな劇的な結果になったとも考えられるのではと思いました。
■新しいお手入れの初期の反応
こちらは、ローションパックをし始めた時の水分量です。

すごい劇的変化をしていますが、
ローションパックをしていたら、
この状態を保てるかというとそうではありませんでした。
■肌は、新しいものに敏感に反応
思うに、化粧品の成分や与え方の変化に対して、
最初、肌は敏感に反応するため、
その結果もデータとして現れるのだと思うのです。
しかし、それを続けていけば、その状態を維持できるかというと、
そういうことはないというのが私の経験からくる悟りです。
■リセット状態を作ろう
ならばどうするかというと、
続けるのではなく、軽いリセット状態をつくる。
お休みする。使わない期間を作って、
その況を、つくりながら使うということです。
化粧品に慣れてきたら、少し違うケア方法をしてみる。
そのあと、また取り入れることで、このグラフのデータに近いことが、
おきるのではないかという考察です。
■まとめ
そこで、高級化粧水の使い方のまとめ。
開封後の使用期間は、1年と言われています。
そしたら、1年かけでじっくり1本を使うようにします。
常用をし続けない。
他のものと併用しながら、
状況に応じて補充アイテムという使い方も取り入れます。
そして、高い化粧品を常に持っているということが、
それだけで気分を高揚させ美容効果を与えている気がします。
■おもわぬ効果
使ったことがある。ではなく、
使っている。使い続けているという感覚。
高い化粧水を持ってる。買える。
使ってる。(使っていない時期があっても)
化粧品に、お金をかけている。
美容への意識を持ってる。
別にそんなことを、日常会話で話してあるくわけじゃありませんが、
自己満足的な意識を満たされるのです。
高級化粧品に、否定的な私でも・・・(笑)
■カウンターも自身を持っていけるようになる
そして、そのことは、もう一つの効果も生みました。
高級カウンターに行きやすくなったのです。
どんなお手入れされていますか?
という質問に、「〇〇〇、〇〇〇、パック、マッサージ」というと、
美容意識が高いんですね・・・と言われます。
どんなラインを使っているかまでは聞かれませんが、
自分の中で、ちょっとした自信みたいなものが出てくるんです。
1本の化粧水を1年かけて持っていることで、
そんな効果も得られていたのでした。
効果の慣れもなくなり、最初の効能を維持しながら使える気がしました。
ポイントアップの時、
デパートの割引期間、
そしてクリスマスなどのイベントの時に、
年に1回の、高級化粧品購入デーを作ってみるというのはいかがでしょうか?
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【追記】2012.12.25
RaYさんが、化粧品を使い続けるにつれ感動がなくなることについて、
お母様の言葉を紹介されています。
○使い続けることの悪
→https://beautist.cosme.net/article/374592
お母様の言葉
「最初に使ったときは、その化粧品の一番いいところを目にするけど、使い続けるうちに悪いところが蓄積されて、そこしか見えなくなるのかもしれないね」
そこから、次のような使い方を考えていらっしゃいます。
「つまり体調や気候などなどに合わせて、化粧品を選べば、変えれば、最大限の効果が得られるんじゃないかしら!」と
同じようなことを考えていらっしゃいます。
化粧水は季節や肌の状況によって変えてみる。
花王は価格帯などバリエーションがあり、互換性があると聞いていますが、
おそらく、他のメーカーでも、ラインが違っても、
互換性があるのではないかと思います。
(それぞれに確認をしてみて下さい)
違うメーカー同士の場合は、どうなのかがはっきりしませんが、
多分、大丈夫ではないかと・・・
それは、自分の肌に聞いたり、
それぞれのメーカーに他社との併用について聞いてみたり。
これまで、ほとんどが、併用可と言われています。
【コメント】
●キトキトさんがコメント'13/2/12 1:07
>Mint☆さん 参考になりました!の一言、うれしいです。この方法は、私もなかなかよい方法ではと思っています。年に一度の贅沢を、年間通して、いろいろに享受。そして効果の実感も維持できますし。オープン後、2年説が出てきたので、使い方を変えようか迷っていますが、1年で考えていいかなと思っています
●Mint☆さんがコメント'13/2/11 19:26
語彙が少なくてワンパターンですが、参考になりました! 高嶺の花のような1万円の化粧水もこういう使い方もあるんだぁって思いました
●キトキトさんがコメント'12/12/29 11:23
>とだいさま もうこれは、置かれていた環境からくる考え癖といいますか、自分でも時々いやになることがあります(笑)まあ、そういう考え方をする人もいるんだなと流して、参考になる部分だけ取り入れていけばいいのかなと。「効果」の記事でも書きましたが人によって、何を求めているかが違うので、受け入れられること、受け入れられないことが、それぞれにあるのかなと思います。そこは無理に理解しあわなくてもよい気がします(笑)「私は私」で信じていることが一番、効果があるのだと思っています。目に見えない心理的効果でも・・・.
●とだいさんがコメント'12/12/27 23:59
キトキトさんはいつも客観的立場で物事を見られるので、一概にプラセボ効果・・・といわれるのには、ちょっと悲しいところがあります。でも、本当にその通りだと思うし、化粧品に肌がなれてしまったら、違うものと代えて使うのはいい考えだと思いました(^^)参考にさせていただきますね
●キトキトさんがコメント'12/12/25 18:17
>korokorochanさま ポイントアップチェック、してますね!私も・・・ エクセルで一覧にして、デスクトップファイルがあって、すぐに記入できて、いつだったかすぐ確認できるように。ところが、パソコンのモニターリングサポートを受けた時、このファイルをバッチシ見られ、恥ずかしい思いをしました
●korokorochanさんがコメント'12/12/25 16:29
言えてますね。どんないいものでも使い慣れると肌も慣れる。長い間使ったからと言ってどんどん良くなるものでもない。だからちょっとリセットさせる時期も必要。手帳を使ってポイントアップの日にちを書き込んで翌年の参考にしています。デパートでもスーパーでもほとんど同じ時期ですよ