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フランスパンが美味しくないわけ

フランスパンが美味しくないわけ



今日、目からうろこな本を読みました。



ヤマザキマリ

「望遠ニッポン見聞録」



です。



「グルメと称している日本人は、海外の食事を楽しめない」

というような意味の文章がありました。

私たち家族は、1月にフランスへ行きましたが、いわゆる美食の国といわれるフランスで、

「あぁ、美味しいもの食べたなぁ」

と思ったことがほとんどありませんでした。



私のフランス旅行記を読んだ人にも、

「フランスのパンはハズレがないですよ」

みたいなことを言われたのですが、

実際美味しくないパン屋は3軒中3軒ありました。

なんでかな~~?

と思っていたら、わかりました。



私たち家族は日本でよく外食しています。

そして、美味しい店を見つけては、そこへ行き続け、まずいと二度と行かず、ということを繰り返しています。

私たち、ある意味、グルメだったんだなぁ・・・と。

日本という、いろんな国の美味しいものがいっぱいあるくにに住んでいて、

美味しいといわれるものばかりを食べているので、

現地へ行っても、美味しいと思えなかったみたいです。



これは、凄くびっくりな体験だったし、今回のヤマザキマリさん(「テルマエロマエ」の作者)の文章には大変納得しました。



やっぱり旅行へ行くときは、

「はだしのゲン」とか林芙美子の「放浪記」とか戦時中の話とかを読んでいくべきだったのかも。

食事のありがたみをしみじみ感じる時代のものを感じることによって、美味しさって変わっていくように思いました。



最後になりましたが、私たちが行った国の中で、唯一日本より美味しいものがあると思った国は、「台湾」です。台湾のショウロンポウ(小籠包)たちですね。今迄10数カ国しか行っていませんが、台湾は本当に美味しいと思います。また行きたいです(子供にお金がかからなくなったら)。

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