
造顔マッサージを提唱し、美容フリーク以外の方にも知名度の高い田中宥久子さんが19日、お亡くなりになりました。
肺がん、67歳でした。
田中さんはフリーのメイクアップアーティストとして活躍後、クリエイターとして「SUQQU」をプロデュース。
メディアにもたびたび登場し、SUQQU独立後はご自分のサロンをオープンするなど、幅広く活躍されてきました。
田中さんのマッサージは肌表面を綺麗にするのではなく、筋肉や骨格、リンパの流れに着目。
西洋医学や東洋医学の先生方と議論を重ね裏付けを取りながら、16年をかけて完成させたメソッド。
22日には新しい本が出版される、その直前の訃報でした。
田中さん、ヘビースモーカーとは思えぬ美しさでしたね。
結果、肺に負担をかけていたのでしょうか。
あの、輪郭が変わる程のマッサージ本がベストセラーとなった田中さんですが、個人的には造顔マッサージに対して少々懐疑的な部分も正直、ありました。
(一時的なもので、マッサージをやめると余計に弛むのではないか??等)
ただ、SUQQUのベースメイクは好印象でした。リキッドファンデを使った事があります。
彩度の高い6種のピグメントの使用や、粒子の大きさも主流とは違い、エイジング肌向けのこだわりを持って作られていたそうです。
このあたりの良さは肌の美しい、若い女性にはわかりづらいかも知れません。
ご冥福をお祈り致します。
ご遺作となった本が出版されました。
最終形メソッド・整顔エクササイズ~美に生涯を捧ぐ 田中宥久子のLast Page~(DVD付き)
