
私も、少し前までわかっていなかったSPFとPAの違い。
SPFは紫外線のUVB波の防御力の数値、PAはUVA波の防御力の数値となります。
(なんかRPGみたい)
UVB波は、肌がヒリヒリと赤くなるような炎症をひき起こす原因となるもの。
皮膚表面にダメージを与える紫外線です。
SPFの数値とは、皮膚に紅斑(皮膚表面が赤くなる事)が表れる最小単位に比べて、何倍の量の紫外線に耐えられるか、という事を表しています。
例えば「SPF10」というのは、20分紫外線を浴びて紅斑が現れる人が、
SPF10の日焼け止めを塗った時に、10倍の量の紫外線を20分浴びると紅斑が現れるという事を示しています。
ここで重要なのは、10倍の時間耐えられるのではなく、10倍の量の紫外線に耐えられる、
という事です。
たまに、SPFの数値は「紫外線から肌を守ってくれる時間」と
勘違いされている方がいますが、これは間違いなんですね。
SPF50の日焼け止めでも、塗り直しが必要なのはそのためです。
つまりSPF50は、50倍の量の紫外線を防御してくれるという事になります。
普段の日常生活ではSPF50も必要ない、という理由もこれで納得できます。
UVA波は、日焼け後に肌が黒くなる現象を引き起こすもの。
皮膚の奥深くにまで届き、シミの原因になると言われている紫外線です。
PAはそれに対する数値ですが、PA表記は日本発祥のものらしいです。
PAとは、UVAPFという数値をもとに設定されています。
UVAPF2~4:PA+
UVAPF4~8:PA++
UVAPF8~16:PA+++
UVAPF16~:PA++++
となっています。
PA++++の表記は、今年から可能になったものですね。
(今まではUVAPF8以上のものは全てPA+++までの表示しかできませんでした)
数値の表記に関しては、SPFと同じく紫外線の量をどれだけ防げるかという数値です。
できるだけわかりやすく書いてみたつもりですが、どうでしょうか…(汗
紫外線が強くなってくるこの時期、日焼け止めや化粧下地等を選ぶ際は
SPFとPAの両方に注目して選びたいですね。
参考文献
・ウィキペディア、サンスクリーン剤の頁
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%89%A4#SPF
・PA++++とは?(ドクターズコスメの企業のHPですが、PAについての説明が詳しく参考にさせて頂きました)
http://www.wakahada-sos.com/column/care/care_09.html
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