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フルキヲアタタメテアタラシキヲシル

フルキヲアタタメテアタラシキヲシル

こちらのブログは趣味全開のだらだらした内容となっております。

先日、珍しく二日連続で舞台を鑑賞する機会を得ました。
楽しかったので、書かせてやって下さい。

まずは狂言を観て参りました。

お茶目でほっこりとしたユーモアに、まったりと癒されたひと時。

日本人て、やっぱりこういうのんびりした笑いが好きなんだろうなー、とほのぼのと鑑賞。

ドラマティックな展開なんて皆無なんですが、ぼんやり見ながらあはは、って笑えるのが性に合うというか、日本人の性格に合うんだと思います。

でも、演技も演出も細かくて、普段自分がやってるような、あるある感がうまく出ているところに共感して、思わずあはは、となります。

あと、能楽堂は規模が小さいので、B席でもわりと満足できるのがいいですね。

今回鑑賞した会は、開演の前に解説もあって、わかりやすい公演でした。
次回もチケットが取れたら観に行こう!と公演後に飲みながら誓う友人と私。

あくる土曜日は、一人でてくてくと京劇を観にいきました。
今年の演目は三国志の趙雲と関羽。


お話の舞台は赤壁の戦い前夜。
曹操軍に追われた劉備軍を守るべく、大軍に果敢に切り込んでゆく趙雲と、曹操軍を食い止めんとする関羽の活躍を描いた演目でございました。
説明ベタなので、これくらいで…。

率直な感想は、なぜ今までこんなに絢爛豪華でダイナミックでアクロバティックで勇壮でかっこよくておもしろいものを観てこなかったのか…。

でも人生まだ長いからこれから毎年観られるんだ、ということを楽しみにして参りたいと思います。

趙雲がかっこよすぎてシビレタ、そしてホレタ…。
姫が柳のように細くて見惚れた…。
衣装が見事でまばたきを忘れた…。
またまた、姫の頭の飾りがきれいでうっとりした…。

多くの国家一級俳優の方が出演されていたのですが、一流の役者さんは本当に素晴らしく、舞台を飛び出さんばかりの勢いでした。

あぁ、いつか生で観たい、憧れの覇王別姫。

狂言が穏やかでまったりした笑いだとすれば、京劇は動の息もつかせぬ活劇。

対極にある二つのエンタテインメントを立て続けに堪能したので、知恵熱が出るのではと思ったほどです。

実は両方とも最初の出会いは、高校の時に学校で催された芸術鑑賞会でした。

京劇の演目は忘れてしまいましたが(馬謖が切られていたような気がする。でも、そんな演目ないかも。)兵隊さん役の役者さん達が一斉にアクロバットを披露していて、その一糸乱れなさに呼吸と瞬きを奪われたことを覚えています。

狂言の方は、のぼう様が来て公演して頂いたような気もしますが、こちらも忘れてしまいました。

ただ、高校生にもわかりやすい解説と擬音を交えた演技に、何ておもしろい世界なんだ!と思った記憶があります。

当時どちらも、何ておもしろいんだ!と思ったにも関わらず、二度目の邂逅は15年以上が経過してから。

ま、若い内はいっぱいやりたいこともありますしね。

むしろ、こういう舞台を鑑賞できるような余裕のある今が喜ばしい。

新しい世界を知ることによって、気持ちが豊かになること、世界が広がってゆくことに感慨深さと感銘を覚えました。

温故知新とは、良く言ったものですよね。

次は姪っ子とモンスターズユニバーシティを観にいく予定です(笑)

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