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イタリアの香り~パラッツォ ヴェッキオ~

イタリアの香り~パラッツォ ヴェッキオ~



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1966年、ジョヴァンニ・ディ・マッシモ氏の営む薬局はアルノ川の氾濫で被害を受けました。
水は薬局の地下室に流れ込み、水浸しにしてしまいます。
浸水被害を受けた後、水抜きをしていた際に、
普段立ち入ることのない地下室の隅から見たこともない資料を発見したのです。
それは、その薬局が15世紀の中世ルネサンス期から続いていたことを意味する
「顧客リスト」と「処方箋」だったのです。
顧客リストにはルネサンス期のフィレンツェで絶大な権力を握っていた
メディチ家をはじめとする富裕層の名が連ねられており、
彼らが独自に依頼をしていた彼らのためだけの香水のレシピが残っていたのです。
マッシモ氏はそのレシピに基づいて香水を復活させました。

それが、Palazzo Vecchio ~ i Profumi di Firenze ~ なのです。


.。.:*・゚+.。.:*・゚+サイトより引用させていただきました.。.:*・゚+.。.:*・゚+

PROFMERIA NICCHIA
http://nicchia.shop-pro.jp/?mode=f2

このパラッツォヴェッキオ、惹かれてやまないメーカーのひとつでした。
手作りっぽい素朴なボトルの佇まいも、イタリアンな箱も
全て愛おしい・・新婚旅行がイタリアだったのでその想いもひとしお(二度と行けないし)
でもなんとこのパラッツォヴェッキオ、日本での販売が終了されるとか・・(代理店の契約が終了)。
非常に残念でしょーがないです・・涙
日本に今現在あるのは、↑のサイトと
新丸ビル2Fのアンシェヌマンユニ・ポワンドミニョンにあるのみだそう。
在庫限りでの販売終了となります。
気になる方はぜひ立ち寄られてみては??
例えばNICCHIAに在庫がなくても、新丸ビルの方に在庫があったりするみたい。
遠方の方は電話での通販も可能かもしれないので、問い合わせてみる価値あり!
ちなみに、私が電話した時点では
純正バニラ香の「マダガスカルバニラ」は終了してました・・。
人気あるのね・・ (Θ_Θ;)
フロリダガーデニアやメディチ家のスパイスも人気があるようですが、在庫あるかな?
「早い者勝ち」状態ではあるので、取り急ぎ記事を書かせていただきました!!

私が日本撤退を最近知って急遽購入したのは「ネパールのアンバー」。
@コスメのクチコミでは「ambra del nepal」で商品登録がされているみたい。
既に所有しているのは、「黒いちごとムスク」。

@コスメの商品登録では「Muschio e Mora」となってます。
タイトルの通り、ベリー系とムスクを感じるシンプルな構成です。
最初は酸味と甘みのあるベリーが香る中、
フルーティーに偏るのを石けんっぽいムスクがバランスよく引き止めてます。
私の場合はムスクが出やすい体質なのか、午後にはベリーは息をひそめ
やがてパウダリックなムスク香へと移ります。
そしてラストにかかるころ、ふとまたベリーの存在が煌きだします。
ひっそりと、身体を這うように静かに香るのです。
私の場合はあまり拡散性はなく、自分にのみふわっと香る感じです。
これも体質によるところかもしれません。
ベリー系というと可愛らしい印象な気がしますが
こちらは爽やかで軽やか。春夏にピッタリのすっきりとした香りです。

そしてNICCHIAで購入するといろんな香りのムエットがいただけます。
以前はムエットのみサービスの項目もあったような気がしますが
在庫が限られるのでそのサービスも無くなったのかな?
その記述を見つけられません。

備忘録として、私が所持している(あるいはしていた)
ムエットの感想を、飾ることなく短くまとめたいと思います。

■ワイルドヒヤシンス
 臭いッL(゚□゚ L)なんか植物の茎のにおいのよう。

■バニラとジンジャー
 バニラが軸だけど、ジンジャーが効いている。
 甘いけどスッキリまとえるバニラ香。

■春のそよ風
 フレッシュグリーン、シトラス、マリン系。爽やかで嫌味が無い。
 ユニセックス。ありがちと言えばありがち。かいだことある香り。

■蓮の花
 ちょー良いにおい・・(*´ρ`*)
 石けんの中に、甘いお花の香りをふわりと溶かし込んだような香り。


■藤の花
 凛とした花の香り。フローラルではなく、花。
 主張しすぎない香り。お着物が合いそうな穏やかで端正な香り。

■永遠
 フェラガモのインカントチャームのベッタリとした甘さを抜いた感じ。
 あれよりは優しい甘さ。若々しい甘い香り。

■森のスミレ
 臭ッL(゚□゚ L)グリーンが強いのかな・・。スミレが苦手なのか??
 幼少の頃、湿った草の中をかきわけた時を思い出します・・。

■緋色の木蓮
 ムエットからアルコール臭。それをのぞけば生花の香り!
 まるでお花を抱いてるかのような。お花屋さんにいるみたい♪

■陽だまりのアイリス
 なんかシャンプーっぽい爽やかなフルーティーフローラル香。
 安いシャンプーじゃなく、ブランドものの。
 陽だまりの名にふさわしく、明るく朗らかな香り。嫌われない香り。

■ドルチェ・パチョリ
 L(゚□゚ L)・・・独特!甘くて臭い・・。
 たぶんパチョリ苦手、、、子供の薬とかでかいだことある香り・・。
 でもこれは、好きな人はクセになる香り。

この中だと、緋色の木蓮か蓮の花が欲しい。
特に緋色の木蓮。女性から合成ではないリアルに花の香りがするって
ちょっとステキすぎる・・。
蓮の花は石けんっぽいフラワーな香りの中に
なんとなーく遠くの方にシャネルのガーデニアみたいな香り・・
(私の記憶、嗅覚はあてにならないですよ!)
控えめな甘さと清潔感があって好印象。
どちらも良い香りで、主人に比べてもらってみたところ
彼(一応フレグランス好きな30代男性)は蓮の花を選択。
子供にも選んでもらったら、緋色の木蓮を選択。
私も感じたことだけど、蓮の花は甘やかで従順なフェミニンな香り。
緋色の木蓮は地に根をはやす楚々とした女性の香り。
どちらも捨てがたい・・・><;

一般ウケするのは陽だまりのアイリス。
誰からも好まれるフルーティーフローラル。
でもベタベタした甘さじゃなく、爽やかでスッキリとした甘さ。
上質なお洋服を置いている、おしゃれでナチュラルなショップから
こんな香りが漂ってきそう。
ほら、よくあるじゃないですか!
なんか、おしゃれーなキャンドルとか置いてるお店。あんな感じ。
そのキャンドルから漂ってきそうな、きれいな香り。
安っぽさのない、けれでもクセのない万人受けな良い香り。
ただ、一般ウケ確実なだけに、玄人ウケはどうなのか・・??
パラッツォヴェッキオで買って間違いない香りなことは確かだけど
パラッツォヴェッキオだからこその香りかどうかは微妙なところ。

そしてそして、パラッツォヴェッキオも、
その他の天然香料を扱うメーカーにも言えるこどですが
アパレル系のフレグランスにあるような、
ドラマティックな香りの構成や展開などはあまり期待できません。
あくまでも、自分が楽しみたい香りを純粋に楽しむためのフレグランスだと思います。
私はドラマティックなフレグランスも、自分が好きな香りをクンクンと追うのも
どちらも同じくらい大好き♪
香り好きで良かったなーと感じます。




参考までに、私の香りスペックを・・。

★好きキーワード★
フローラル、フルーティー、バニラ(オリエンタル寄り)、ウッディ、アンバー、
ガーデニア、マグノリア、チュベローズ、白檀、アルデハイド、アクア系やマリンもそこそこ

★苦手ワード★
グリーン、ムスク押し(黒いちごとムスクを買ってる割に)、シプレ、
シナモン、パチョリ、グルマン、グルマン寄りのバニラ、超ベタ甘

~以下、ひとりごとメモ~
グリーンは本当に苦手、グリーン臭キョーレツなカメムシに遭遇しがちな環境なため
ちょっとでもグリーンが香ると周囲も敏感。
ラルチのシャッセオパピオンは、ちょうちょではなくカメムシ。
シャッセオ カメムシ。カメムシ嗅ぎ分ける私がどうかしてる。
イランイランは合成的な香りは苦手、精油っぽいイランイランは好き。
今探し求めてるのはバニラが根底にあるオリエンタル系。
シャネルのサブリマージュ香が好み。あのフレグランス、出さないかしら。
まさしくサブリマージュの名で、金色を帯びたボトルで!絶対買うし。
フレグランスではゲランのドゥーヴルヴァニーユ非常に好きだけど価格的に手が届かず。
アニックのソンジュも気になるけど、どんな香り?
同じくアニックのヴァニーユエキスキーズも好みだったけど、
私の中では少しグルマン寄り、ちょっとおいしそう。
サンタマリアノヴェッラのバニラも同じくグルマン寄りに采配。アニックのが好み。
ラルチのハバナバニーユは最早タバコ臭。
イケメンかイケメンのイクメンが纏って正解。

ケイコメシェリのポードペッシュ(桃の肌)も気になる。
同じくケイコメシェリではイールロワンテーンが本命と思われたけど
(香調がガーデニアやチュベローズ、バニラ等なため)
スイートアーモンドが目立ち、ヒプノティックプワゾン系。
ルタンスのダチュラノワールが好みな方は、気に入られる系統かも。
私はヒプノティックで楽しんだので、ちょっと飽き気味な系統。
ナッツ類は食べて楽しみたいかも!
あるいは眠る時とか・・・←それもどーか。

フルーティーフローラル大好き!
でも安っぽいのは頭が痛くなる・・・。
バニラ香大好き!!
でもグルマンは胸焼けがしてくる・・・。
香りって、紙一重★σ(・д・*)
なんでも良いような気がしてくるけど、でも毎日纏うものなので大事。
ヒトの記憶から一番早く消えるのは「声」なのだそう。
そしてヒトの記憶に一番長く残るのは「香り」なのだそう。
大事に選びたいものです。


嗅覚に自信なく、語彙が不足しおり、更には知識も乏しいため
お返事に自信がないため(いつものことと言えばいつものことだけど!)
今回はコメント欄閉じますね^^;自主規制。

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