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ハンサムウーマンの里帰り~心の美を磨く旅~

ハンサムウーマンの里帰り~心の美を磨く旅~

※ 新しくテーマが出来たのでこちらへ移動しました。




真夏の暑い盛りのお話ですが、実家へ帰省しました。
その際に八重さんの故郷・会津へ小旅行してきました。




会津のシンボル会津若松城。

別名、鶴ヶ城。
鶴が羽を広げたように美しいお城であることから鶴ヶ城と呼ばれています。
荒城の月のモデルとなったお城で歌碑もあります。
2年前に黒瓦から幕末当時の赤瓦に葺き替えられました。

このお城に立て籠り八重さんはスペンサー銃を持って一ヶ月の籠城戦を戦い抜きました。

干飯櫓・南走長屋


会津若松観光PRキャラクターの『お城ボくん』(ゆるキャラ?)


お城近くの大河ドラマ館へも行ってきました。

運よく『八重たん』に遭遇。

大河ドラマ館の中はドラマで使用されたセットの一部や衣装、小道具などが展示してあります。

山本八重(綾瀬はるかさん)と中野竹子(黒木メイサさん)の衣装。

八重さん愛用のスペンサー銃(元込め式七連発銃です)
約4kgの銃を担いで城外へゲリラ戦に出たりもしたそうです。

会津藩が降伏し、お城を明け渡す前夜に詠んだ八重さんの辞世の句。

『明日の夜は 何国の誰が ながむらん なれし御城に残す月影』

明日の夜からはどこの誰が眺めるのだろう。慣れ親しんだ故郷のお城に映える美しい月の影を。

敗戦が決まり、男子(戦闘員)はすべて謹慎所へ送られることになっていました。
女性はお構いなしでしたが、八重さんは男装して鉄砲を持って戦った。
自分だけ女であるからと罪を逃れることは卑怯な振る舞いであると、自ら男と名乗って謹慎所へ向かおうとしたそうです。
謹慎所へ行くということは、死を意味することでもあります。
それなのに負けは負けとして潔く認め甘んじて罰も受けようとするその姿勢、惚れ惚れします。
でも、途中で女とバレてしまい家族のもとへ帰され、昭和の時代まで長生きされました。
ホントにやることが全てカッコイイ!ハンサムウーマンです。


會津藩校日新館。
會津藩の子弟は立派な武士となるためにここで学びます。
白虎隊もここで「ならぬことはならぬ」の精神を学びました。

主に孔子の教え、儒教を教わります。
親・目上の人を敬うことなど人として大切な道徳、そして剣術・弓術・柔術などの武道です。

日新館には日本最古とされるプールがあります。
ここで水泳の授業もやっていたようです。

郷土料理のわっぱ飯。
鮭・鶏そぼろ・卵などをご飯の上にのせてせいろに入れて蒸したものです。

故郷の空気に触れ、郷土料理を食べると元気が出ます。
武士の精神が根付く街を歩いていると自然に背筋がシャンと伸びます。

大河ドラマ館でスペンサー銃を撃ち(っていってもレーザー銃ですよ)、久しぶりに弓を手にして忘れかけていた武士道精神が蘇ってきました。
ボスや父・母は「銃だの弓だの、何よりも武器が似合う娘っ子だなぁ」と言っておりましたが(笑)


           

               「美 徳 以 為 飾」


美徳を以て飾と為すと読み、「私は美しい内面を飾りとして生きる」という意味です。

これは八重さんが書かれた座右の銘です。

見た目よりも中身が大事。
外見をいくら飾り立てても、中身が空っぽでは美しいとは言えない。

ハンサムウーマンとは、信念を持って正しい行いをする人。
八重さんの真骨頂です。
そして、それは「美徳似為飾」につながっているのですね。








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