例えば、
料理に使うのは必ず低温圧搾法で作られたエクストラバージンオリーブオイルやオメガ3系の亜麻仁油、マカダミアナッツオイルなど。
肌に使うのは肌をしっかりと保護してくれるホホバオイルや、アンチエイジングに欠かせないローズヒップオイル。
最近寒くなってきたこともあり、
雑誌などでもオイル美容が注目されている印象を受けますが、
いくら高価で美容成分のたっぷり入ったオイルでも、
自分の肌に合うかどうかというのは別問題。
自分の肌の特性を知って、その肌に合ったオイルを取り入れることが重要です。
例えば、乾燥肌だから保湿力を補いたい!となったとしても、
水分そのものが少ないのか、もしくは、水分を閉じ込める皮脂が足りないのか。
皮脂が足りないとしたらそこで美容オイルの出番となるわけですが、
「足りない皮脂の成分は何なのか」を考える必要があります。
スクワレン、ロウ、脂肪酸(オレイン酸、パルミトオレイン酸、リノール酸、リノレン酸・・・)などなど。
オイルによってテクスチャーや効能が異なります。
そんな、奥の深い美容とオイルの関係をじっくりと学べるのがこちらの本。
前田京子さんの『シンプルスキンケア』です。
私がオイル美容に目覚めるきっかけとなった一冊。

よくあるアロマの本のように教科書的なものではなく、
エッセイ風な切り口で、だけどしっかりとしたエビデンスを元にいろいろなオイルの構成成分や効能、使い方を紹介してくれています。
自分の肌に合うオイルの選び方や、
オイル美容にチャレンジしたい!となった場合に、
まずはこのオイルから試してみて!といったアドバイスも。
結構前に発売された本なのですが、
私は今でも、美容オイルを作る際は必ずこの本を見返して、
使用するオイルの成分をチェックして配合を考えています。
オイル美容に興味のある方には、ぜひ読んでみて欲しい一冊です。
ゃょ★さん
いちご326さん