
チーム・バチスタ ケルベロスの肖像 ネタバレ感想あらすじ…
2014/4/24 14:31
重さ30トンなので戦車で牽引。その戦車には軍服を着たぐっちーが。
しかしお猿の電車にしか見えないぞ、ぷくく。
Aiを動かすのはアメリカから来た天才変人教授の東堂さん。このキャラクターを生瀬さんが楽しそうに演じている。
その東堂さんを呼んだ厚労省の役人、白鳥さんの唯一の味方の船橋という人が別荘の地下室で死亡、しかも9人も呼んだ勉強会で全員死亡、あ、一人助かってた。でも原因不明。
しかし地下室へのエレベーター、ブレーカーが落ちて動かなくなって閉じこめられたって話だけど、そういう事故を想定して非常口とか作っとかないのかな。
ここでAiの登場。
なかなか判明しなかった原因だけどなんとか重水が原因というのがわかる。
このあたりの演出好き。画像を何枚もいろんな方法で抽出して原因を特定するっていうの、パトレイバー劇場版1作目で、共震がレイバーのOSに作用して被害を出すっていうシュミレーションに到達する感じに似てる。
地下室に閉じこめられた10人は重水にすり替えられていたペットボトルの水を飲み続けて死んだとのこと。閉じこめられてても食料も水もあるからそのうち妻も帰ってくるし大丈夫だろうって安心してたんだろうね。でも閉じこめられるってだけで私はもうパニックになるけど。
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白鳥や東堂が原因究明している間、ぐっちーは葉子という女性記者と仲良くなる。葉子は薬害被害にあった人たちを取材しているらしい。
そうそう、この映画ではTVの続きらしく桜宮のすみれ先生がでてきます。すみれ先生は白鳥に対して家族を奪われたという憎しみを持っているらしい。身を隠している北海道の先生となにか画策しているらしい。爆弾とか言ってる。なに、そのあきらかに怪しいジェラルミンのケースは。
そんなタイミングで脅迫状がぐっちーに届く。この脅迫状から事件がはじまるっていうの、パターンとして定着しているのかな。
脅迫状にはAiのお披露目のときにAiセンターを爆破するみたいなことが。
このあたりからばたばたと謎が解き明かされ、船橋の勉強会で死んだ人間たちはみんなケルトミンという薬の認可に関わっていたとか、ケルトミンはまれに薬害被害が起こる薬だったとか。
生き残ってた榊先生も昔ケルトミンを処方したことがあった。
で、ぐっちーと白鳥は葉子が作ってきたケルトミンの薬害被害者リストを当たるんだけど、葉子自身も母親がケルトミンの被害にあってて、しかも早水先生の部下の滝沢先生もその被害者を身内に持っていたことがわかる。
Aiシンポジウム当日、厳重警備の中スミレ先生がやってくる。玄関に白鳥いるんだけどどうするのかなと思ってたら、白鳥さん電話で呼び出されていなくなっちゃいました。いや、スミレ先生の似顔絵とか警備の人にわたしておけば?
白鳥が呼び出されたのは勉強会の生き残りの榊さんが急変したから。手術をしなければならなくなるんだけど、速水は手術を滝沢に任せようとする。それを止める白鳥。でも滝沢は「僕が何年速水先生の下で働いてきたと思っているんですか!」
速水先生も断言する。「オレのチームに人殺しはいない」
憎しみを越えて命を救う。医者の本懐。
そして速水先生かっこいい。
ところがこのあと、榊さんだけじゃなくほかの患者たちも急変。速水が原因は電子カルテがめちゃくちゃになっていることに気づいてモニターをたたっきる。
速水先生はとにかくかっこいい。
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一方Aiシンポジウムの席でスミレ先生がいよいよ爆弾投下。ケースにはいってたのはUSBメモリでした。その中にはCT画像が。
その画像は腸部分に置き忘れられたぺアンが写ってます。そのぺアンは30年前の手術でいれられ、20年前に再手術をしたときも取り出されなかったもの。そしてその手術に研修医だった白鳥が立ち会っていた。
スミレの爆弾はまさにそれだったのだ。
白鳥を医療ミスを見過ごした、という断罪をするためのもの。
しかし東堂は20年前の手術の時無理にペアンを取り出したら腸が破れて死亡しただろうと指摘する。
しかし白鳥は事実を告げなかったことを遺族に謝ります。
本来なら事実を告げて補償金とか出すべきだったんだよね、東城医大は。でも手術ミスは許されないからなあ。白鳥はこのために医者を志す道をやめたんだから、告発してもよかったんじゃないかな。
で、ここでウイルスが侵入してすべてのコンピューターがダウンして病院は大騒ぎ。
速水先生はアナログで執刀しますよ、急患も「受けろ」って言いますよ。かっこいいですよ。
でもウイルスのシーン、悪いけど「ぷぷっ」って笑っちゃった。
いや、ないって。すべてのサーバーがダウンするウイルスなんて。いまだにウイルスってこういうイメージなんだ。
10年前ならこういう話もできたかもしれないけど、けっこうみんなコンピュータ使っているんだからちょっとありえないってわかっちゃうんじゃないかな。
しかも素人が一人で作ったっていや、それ無理。
そう、このウイルスを侵入させたのは葉子。母親をケルトミンの被害で亡くした彼女はkルトミンを認可した9人を殺害したのだ。
でも榊医師を殺す動機が、彼が母親の顔を覚えていなかったからっていうのは弱いなあ。しかも顔を覚えていないっていうのが榊医師の病気のためだったって聞かされてしおしお~ってなっちゃうのもなんだかなあ。
まあそうこうしているうちに事件は大団円。でも巨大なAiシステムはウイルスのせいで壊れてしまって廃棄だって。
えー?? ソフト入れ替えればいいんじゃないのー??
白鳥さんは厚労省へ戻り、ぐっちーは愁訴外来へ戻り、おしまいって感じなんだけど、興行成績がよければまた映画作れそうです。主要人物誰も死んでないし、新作や関連小説ばんばんでてるし。。
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