
女性の活躍が空しく響く私は落伍者?/出来レースの総選挙?…
2014/11/20 14:17
この2年のアベノミクスを振り返ると言うことで、
女性の活躍は進んだか?というのがWBSで特集されていた。
長らく日本は、いや、いまだに男社会だ。
だからこそ、女性の活躍を前面に打ち出した政府。
だけど、それは私たちマイノリティにとっては、
男性にも女性にもなれない人間は眼中にない、
教科書も異性愛、マジョリティ前提なので、
私たちは存在しないことにされている。
男性、女性、両性具有の方もいらっしゃる。
男性の活躍でも、女性の活躍でもない、
全性の活躍、全てのセクシャリティの活躍と謳う日が来てほしい。
男性としても女性としても生きる事が出来てない宙ぶらりんな私は、
女性の活躍!と言われるたびにこめかみにピストルを当てられてる
感じ。
職場で、「彼氏いるの?」と聞いた場合、
恋人の有無を聞く事がセクハラと言う話は耳にすることはあるけど、
女性に「彼氏いるの?」と恋人の有無を聞くこと以前に、
その女性が好きになる相手は「彼女」だった場合、どうだろう?
もっと言えば、そもそも、あなたはその人を女性と思って
話してるかもしれないけど、
「実は僕、男です」と言われたらどうだろう?
一般的なセクハラの概念など吹き飛んでしまうくらい
がらりと認識を変えていかないといけないわけなんです。
「男女共同参画」が推進されたところで、飽くまで男女であり、
そこに第三、第四、第五の性は蚊帳の外。
性別が二つしかないところからそもそも違う。
私は様々な性別を模索して、
女性として生きたいという結論に行きついたけど、
完全なる女性にはなれない。
確かに少子化は深刻。
過疎の町などで人を呼び込むのもいいことだ。
だけど、うちの村に嫁にいらっしゃい!と婚活を推進、
晴れて結ばれて、そして子供を産み、人口増加!
そんな算段なんでしょう。
マジョリティにはそれに何の違和感もないでしょう。
だけど、それは結局、女性は結婚して子供産め!という
昔の発想に帰ってるような気もする。
マイノリティは生殖行為で子供を持つことは難しい。
そう言う意味では、特に同性愛者は、少子化に何の貢献
もしない奴とでも思ってるのかわからないけど、
この前のレインボーパレードで、こんな文字を見つけた。
『人生、死ぬこと以外、かすり傷』
一般的な異性愛の観点に立てないと言う意味では
変なやつと思われてるかもしれないけど、
ある意味特殊な生き方をしている分、発想も豊かだし、
この「死ぬこと以外かすり傷」のど根性は生半可じゃない。
街おこしにも新しい風を吹かせてくれる人材になりうるはず。
首相が「女性の活躍」を叫ぶたびに、
MTFも女性と思ってますか?
おおざっぱにくくっただけで性別は27くらいあることを
知ってますか?
男性にも女性にもなれず、それでも女性として生きたい人も、
女性は輝いて生きてほしいの中に入ってますか?
もしかして、子供を産める、少子化に貢献する人のことしか
眼中にないですか?
教科書では、この世に存在しないことにされている、
LGBTQの存在をどう思っていますか?
女性の活躍!とあなたが叫ぶたびに、
男性にも女性のなれない私はどうすればいいの?
と悩んでいる人がいること、
総理は知ってますか?
そう聞いてみたい。
今回の総選挙。また700億ものお金が使われます。
重い重い判断をする以上、国民に信を問うべき、
私にはまる投げのようにも聞こえる。
ある与党幹部がこう言ったそうな。
「来年は集団的自衛権の審議、原発再稼働など、
いい話しが全然ない。今、選挙すれば勝てる」。
確かに負ける戦いはしないだろう。だけどね、
これはスポーツではない。
庶民の生活はゲームなんかじゃないよ。
いい話がない、つまりは国民が厳しい目を向けるであろう
原発や集団的自衛権、そう言う時にこそ国民としては
審判をしたいと思っているのに、
初めから勝てると分かっていて、今なら余裕で勝てるわ、で
解散して、国民に信を問う、って、
勝てるって分かってるんでしょ?と突っ込みたくもなる。
友人と話してたけど、いっそ、与党の皮算用通りには
行きますかいな、と、みんな白票入れたらどうなるだろうね、
と。
与党にも野党にも議席が入らない、みたいな。
はなっから勝つと分かっているレースで審判も決断も
あったものじゃないざんす。
会見でも消費税、財政のことしか話さなかったそうな。
消費増税選挙にしたいんでしょう。
でも、過半数を獲得したら、信任されたとして、
原発も、集団的自衛権も、
だって信任されたから、で通すのかもしれません。
消費税のことしか言ってなかったじゃないの!
とつっこみをいれたくなったとしても、、、
その辺が私には腑に落ちない。
消費税を錦の御旗にして、勝ってしまえば、
集団的自衛権のこととかもおまけに、みたいなね。
私はどっちの肩を持つわけでもないけど、
ただ、私は、子供のころから、一つの党がずっと
権力を握り続けることに違和感があった。
政権交代しない国ってどうなの?という気持ちも。
93年の細川政権で非自民政権になったけど、
正確にはあれは政権交代にはカウントされない。
第1党は自民であることに変わりはなかったからだ。
なので、09年の民主党政権が憲政史上初の政権交代
ということになる。
確かに、しっかりしてよね!と突っ込みたくなることは
多かったけど、ただ、55年体制以来ほとんど自民が
50年ほどは握り続けていて、民主はわずか3年。
かたや50年、かたや3年。
3年でなにが分かるの?という気持ちもある。
700億ものお金があれば財源結構回るんじゃないの?
という気持ちやら、
そもそも議員定数削減や、議員報酬、
一票の格差はどこ行ったの?
今年も慌ただしい師走に審判の時を迎えます。
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