VOCEウェブサイトと@cosmeが、2021年上半期のビューティをあらわすキーワードを発表! VOCEウェブサイト編集長・三好さやかさんと@cosme編集長・篠田慶子が、それぞれの視点から2021年上半期を振り返ります。
2021年上半期のビューティをあらわすキーワードは?
これまで日本の美容界をけん引してきたVOCEウェブサイトと@cosme。
そんな両サイトが、今回2021年上半期のビューティをあらわすキーワードを、VOCEウェブサイトは「2021年上半期 美容流行語大賞」として、@cosmeは「@cosmeベストコスメアワード2021 上半期トレンドキーワード」として、それぞれ発表します!
「2021年上半期 美容流行語大賞」とは…
2021年上半期の美容トレンドを表すキーワードを探るべく、VOCEウェブサイト、各SNSを通じて、VOCEユーザー約100万人へのアンケートを実施しました。
その膨大な数の回答から、AI技術を駆使して今年下半期注目のキーワードを抽出。支持がもっとも集中したものから順に、1〜10位までを「美容流行語大賞」に選出し、ランキング形式で発表するものです。
今回はそんなVOCE美容流行語大賞ランキングのなかから、ふたつの美容流行語をご紹介します!
ジェンダーの枠を超えたブランドやアイテムに注目!
第4位に選ばれたのは「ジェンダーレスメイク」です。
メンズメイクが浸透してきたいま、性別の垣根を超えたコスメブランドへの注目が急上昇。より自由にメイクを楽しめる時代になってきました!
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NARS
発売日 2021/4/16
肌が荒れがちなマスク時代の救世主!
第2位は「シカコスメ」。
韓国でブームだったシカコスメは、鎮静効果の高いツボクサエキスを配合しており、いまの時期マスク肌荒れに悩む多くの人の肌を救ってくれました。
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より深く、よりポジティブに、美容を楽しむ人が増えた!
日々多くのビューティに関する情報に触れているVOCEウェブサイト編集長・三好さやかさん。2021年上半期の傾向について伺ってみました。
「2021年もニューノーマルな生活は変わりませんが、スキンケアではより一歩深い美容法に、メイクではさらにポジティブに美容と向き合う方向に変わってきています。
たとえば、2020年上半期に引き続き、今回も美容流行語大賞に選ばれた『マスクメイク』。昨年とはちがって、マスクをしていてもリップも楽しみたい! ファンデーションも塗りたい! というような『きちんとメイクをしたいニーズ』が高まり、各ブランドからもそれに応える製品が続々とリリースされました。
またスキンケアにおいては、より踏み込んだ美容に興味が生まれ、スキンケアを成分から学んで自分の肌にどう効かせるかを探求したり、引き続くおうち時間を活用して少しアグレッシブな美容に取り組んだりというトレンドが見てとれました。
さらにVOCEで2年ほど前から取り組んできた『メンズ美容』『ジェンダーレス』『フェムテック』といった新しい美容コンテンツが、少しずつ世のなかでも関心を持たれているようです。
定着しつつあるニューノーマル時代のなかで、より楽しく、そしてより視野を広げた美容に興味を持つ読者たちのために、VOCEではさらに幅広いコンテンツを展開していくので、どうぞご期待ください!」
2020年に引き続き、自分と向き合う時間が増えたからこそ、新しい美容の楽しみ方を見つけた人が多かった上半期。その傾向は今後もより加速していきそうです!
プロフィール
三好さやか
VOCEウェブサイト編集長。派手顔生かしの濃いリップがトレードマーク。敏感&乾燥肌だから、寝る前はクリームメガ盛りが定番。趣味は、食べ歩き、お酒、そしてダイエット。
「@cosmeベストコスメアワード2021 上半期トレンドキーワード」とは…
続いては、6月10日(木)に発表された「@cosmeベストコスメアワード2021 上半期トレンドキーワード」。
@cosme独自のデータに基づいた調査や「@cosmeベストコスメアワード2021 上半期新作ベストコスメ」受賞アイテムの分析結果から導き出されたトレンドキーワードです。
2021年上半期では、4つのトレンドキーワードを選出。今回はそのなかからふたつのトレンドキーワードをご紹介します。
「素肌美を育てたい」という人が続出
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アイシャドウはパレット人気が復活!
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「自分を楽しもう」というムードが到来!
@cosme編集長・篠田が2021年上半期のビューティを振り返ったとき、見えてきたのは、より心から美しく健康になりたい! という世のなかのムードだったのだそう。
「自分らしさ。心地よさ。気持ちよさ。ヘルシーなこと。環境によいこと。社会によいこと。
これらは、2021年上半期を振り返ってみたときに思い浮かんだキーワードです。2020年の大きな変化を経て迎えた2021年。コロナ禍はいまだに続いているものの、多くの人が“自分”に目を向け始めたように感じます。
ここ数年『多様性』という言葉を多く目にしてきましたが、美容でも多様性の表現は多くみられました。メンズ美容のコンテンツの充実や固定観念に縛られない『美しさ』の概念の広がり。そんなムードの盛り上がりは、ブランドからもユーザー側からも双方で見ることができました。
またコロナ禍の影響で、心も身体もヘルシーでいたいという欲求も高まり、『免疫力』という言葉が注目されたのは2021年上半期の特長ともいえます。さらに、外見だけではなく、心もヘルシーでありたいと願う人も増え、『美容=心地よいもの』という考え方も広まりました。
2020年は未来が見えない不安のなかにありましたが、2021年上半期は『自分を楽しもう』というムードが戻ってきました。そのムードは、環境や社会にとってよいことをしたい、という新たな動きをもたらしてくれています。
少し明るい兆しが見えてきた2021年上半期の美容。自分の軸で物事を考えるようになった人が増えたことで、これからの美容はますますおもしろいものになっていきそうな予感大です」
プロフィール
篠田慶子
@cosme編集長。美容もファッションもベーシックなスタイルが好き。どんな場所にいてもどんな時代でも、自分が「心地いい」と感じられることに貪欲でいたい。Netflixを観る、読書をする、ラジオを聞く、が家での主な過ごし方。お気に入りの場所はニューヨーク。Pinterestのフォロワー数は26万人を超える。
(アットコスメ編集部)