更年期になると、エストロゲンの減少が肌荒れに大きな影響を与えます。
エストロゲンの量が急激に減ると、皮膚にある角質層の水分を保持してくれるコラーゲンが不足し始め、肌の潤いやハリがなくなってしまうのです。
皮脂の分泌量も低下していまいます。
皮脂の分泌が不安定になると、バリア機能が衰えることで、敏感肌になり少しの刺激でも反応しやすくなり、かゆみや赤み・かぶれといった症状が出てきていまうという事です。
顔を洗う時は、刺激が強すぎないものを使い、その後の保湿はしっかりとして下さい。
紫外線は肌に大きなダメージを与えるため、1年を通してしっかりと紫外線対策をすることが大事です。日焼け止めはもちろん、帽子・日傘などの使用もした方がいいです。
睡眠中も肌が乾燥をしないように、部屋の湿度を調節するなどの対策も大切です。
あとは、女性ホルモンに近い働きをする「大豆イソフラボン」を日頃の食生活に取り入れるといいと思います。
新陳代謝を促すビタミンB1やターンオーバーを促進させるビタミンCなども効果的です。食生活に取り入れるのが難しい場合はサプリメントなどでとるといいと思います。
化粧品を変えたりするのもいいかもしれませんが、根本を治さないと、一時しのぎになりますから。
お辛いと思いますが、早く改善される事を願っています。