進化が止まらない化粧下地。透明感を仕込める2020年春の最新情報

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進化が止まらない化粧下地。透明感を仕込める2020年春の最新情報
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美容ジャーナリストの加藤智一さんに聞く、2020年の最新美白。後編のテーマは「メイクで魅せる美白」! 自分史上最高の透明感を引き出すために、取り入れたいのは化粧下地です。いま選ぶアイテムと使い方をレクチャーします。

「美白メイク」の始まりは保湿から

「美しい『美白メイク』とは、色の白さではなく、透明感を出すこと」と智一さん。となると、見直したいのがメイク前の保湿と化粧下地です。

「保湿は肌表面の凹凸をなめらかに整え、肌にうるおいの“厚み”を出すために不可欠なこと。透明感を出すには美白シリーズでなくても構わないので、夜だけでなく朝のスキンケアでも、日中用美容液や保湿クリームまできちんと塗ってください」

透明感の正体である「肌の光の反射」をつくるためには、うるおいの“厚み”をつくることは大切。このファーストステップで「美白メイク」の仕上がりが変わってきます。

化粧下地でメイクする感覚を持つ

スキンケアの後に使う化粧下地は、美白視点で選ぶならトーンアップタイプがおすすめです。

ピンクカラーのSHISEIDOの『シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト』やシャネルの『ル ブラントーン-アップ ロージー タッチ』。

ラベンダーカラーのジルスチュアートの『イルミネイティング セラムプライマー』などを選ぶと肌をほんのりと明るくしてくれます」

塗るだけで肌トーンを高めながらツヤっぽく見せてくれるのだそう。

シンクロスキン トーンアップ プライマーコンパクト

SHISEIDO

容量・本体価格 13g(レフィル)・3,600円 / 13g・4,800円
発売日 2020/2/1
SPF24・PA++

ル ブラン トーン-アップ ロージー タッチ

シャネル

容量・本体価格 11g・7,500円
発売日 2020/3/6
SPF30・PA++
特別限定品

イルミネイティング セラムプライマー「02 aurora lavender」

ジルスチュアート

容量・本体価格 30ml・3,200円
発売日 2020/3/6追加発売
SPF20・PA++

「これらの化粧下地は、ファンデーションと違って塗り重ねても厚ぼったくならず、透明感だけが増していくんです。くすみがちな目のまわり・目の下の逆三角ゾーン・額などは、化粧下地を置くように重ね塗りしてみて。化粧下地でしっかりと“メイク”した後に、少量のファンデーションを塗り重ねると、透明感を生かした美白メイクが完成します。

トーンアップタイプの化粧下地を選ぶとき、すこし注意したいのが自分の肌色との相性です。ものによっては白浮きしてしまうことがあるため、肌になじみながら明るく整えてくれるタイプを選んでみてください」

塗るときは顔全体に均一に塗らずに、明るく見せたいハイライトゾーンから広げてメリハリをつけると、小顔効果も期待できます。

美白の近道は「時短調理家電」?

ほしいのは人工的な白さではなく、自分の内側から湧き出てくるような「透明感」。そう考えると、じつはスキンケアメイクアップアイテムの選び方以上に大切なことがある――と智一さん。

「強く言いたいのは、透明感の6割はあなたのライフスタイルで、そして4割がコスメでつくられるということです。とくに気にしてほしいのは睡眠と食事。忙しい方には時短調理家電がおすすめです」

多忙な智一さんですが、シャープの『ヘルシオ ホットクック』でつくる時短料理や、最近増えてきた食材セット、ダシをとらずにつくるカンタン味噌汁などを組み合わせて、「口からも美白成分をとる」ことを心がけているそう。

智一さんおすすめの時短家電

シャープ / ヘルシオ ホットクック「KN-HW10E」

ショップジャパン / クッキングプロ「レッド」

サンコー / おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器

「サラダとおにぎりだけのランチでは不十分。現代女性はタンパク質が不足気味で、肌の透明感にも影響しています。自炊はインスタ映えする料理である必要はないし、5つくらい簡単なレシピをおぼえるだけでいいと思うんです。

魚の切り身はホイルをしいたフライパンで簡単に焼けるし、台所で一人焼き肉するのも楽しいですよ。

いままで平気だったのに、急に肌がくすんできたときは、スキンケアや皮膚科に頼る前に生活習慣を見直してみてください」

智一さん曰く、「食生活を充実させることが、美白の一番の近道」。まずは自分の体をケアすることから、新時代の美白を始めたくなりました。

美容ジャーナリスト・加藤智一さん

美容ジャーナリスト。「25ans」(ハースト婦人画報社)ほか、多くの女性誌の美容担当を経て独立。現在は、女性誌・男性誌のほか、さまざまな媒体で執筆。著書に、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(講談社)、「最速! 清潔感」(大和書房)など。

取材・文/田邉愛理
撮影/吉本光宏

(アットコスメ編集部)

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美白は「透明感」が鍵!2020年は肌色主義から質感主義へ

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