
汗ばむ季節にみんなを悩ませる化粧崩れ。ちょっとしたポイントを押さえれば、ぐっともちを良くすることができるんです。今回は、崩れないメイクで絶大な支持を集めるメイクアップアーティストの長井かおりさんが、崩さないベースメイクのコツを伝授!プロのワザで、今年はあなたも崩れない女に★

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崩れないベースメイクテクニックとは?
3つのポイント!
崩れないメイクに大切なこととは?
「崩れないアイテムを知りたがる方は多いですが、崩れないために大切なのはアイテムよりもテクニックです。
私の崩れないメイクで必須のアイテムは、部分用化粧下地・水で濡らして使うスポンジ・パウダー・フィックスミスト。どのブランドのものを使ってもいいのですが、ルーセントパウダーには特にこだわって上質なものを選んでほしいです。お金をかけるならここですね。
『崩れやすい』という人にかぎって塗りすぎのことも多いです。メイクをする時は自分の肌を近くで見るので、つい粗が気になってしまいがちですが、他人からはそこまで見えていないもの。
例えば小鼻の赤みは、鼻の下を伸ばしたり鼻を指で押さえたりしないと見えませんが、人前でそんな顔しないですよね(笑)わざわざ自分で粗を探してメイクで隠す、ということはやめましょう。」
崩れないメイクの方法とコツ<下地>
テカリやすい箇所用の部分用化粧下地
頬の毛穴におすすめの部分用化粧下地
崩れないメイクの方法とコツ<ファンデーション>

美肌ゾーン
ツヤ肌を作るクリーミーなファンデーション
しっかりカバーしながらも、まるで素肌のように自然な仕上がりを叶えるリキッドファンデーション。ラズベリー、リンゴ、スイカのエキスが、肌にハリとツヤをもたらします。圧倒的な18色のカラーバリエーションの中から、あなたの肌色を見つけて。
まるでエステ後のように輝くツヤ肌を作り出すリキッドファンデーション。スルスル伸びてピタッとフィットし、ナチュラルに肌悩みをカバー。映画撮影現場のような長丁場のシーンでも愛用されているアイテムです。
崩れないメイクの方法とコツ<パウダー>
<ルーセントパウダーの選び方>

ルーセントパウダーを指先に少量取って、クルクルとこすり合わせます。

粒子が肌にムラなく均一に溶け込むものがおすすめ。
▼その他の部分にはミネラルパウダーをブラシでつけます。ブラシは毛先がまっすぐにカットされた、フラットトップタイプのものを使いましょう。
▼少量をブラシにムラなく含ませます。

▼少しずつ肌にまぶすように乗せてから、優しいタッチでくるくると磨いていきます。
Tゾーンの皮脂抑え用ルーセントパウダー
手に取りやすい価格でありながら、長井さんもびっくりしたという超微粒子パウダー配合のプレストパウダー。シルクのようにふんわりなめらかなつけ心地でムラなく密着し、テカリや崩れを防ぎます。ミラー内蔵で持ち歩きにも便利。
ナチュラル成分にこだわり、オーガニックのモロッコ産ウチワサボテンオイルを配合した、肌にハリとうるおいを与えるアイテム。粉雪のように軽やかなパウダーは長井さんのお墨付き。キメの細かいなめらか肌に仕上げます。
なめらかな肌溶け感で、長井さんもお気に入りというパウダー。スキンケア効果のある「美容水」を配合し、柔らかな使い心地で乾燥を感じさせずに透明感あふれる肌を長時間キープ。皮脂や乾燥による化粧崩れを防止します。
ツヤ出し用ミネラルパウダー
キメの一つ一つが光を反射して透明感あふれる肌を演出する、ミネラルオーガニックファンデーション。植物オイルが乾燥から肌を守り、ハーブエキスがダメージをケアします。
コシのあるフラットトップブラシが肌にまんべんなくあたって、パウダーをしっかりフィットさせます。チクチクしない柔らかな肌触り。
崩れないメイクの方法とコツ<フィックスミスト>
▼最後の仕上げに使うフィックスミストはどんなものでもOK。
▼空中にシュッと吹きかけて、シャワーのように顔に浴びます。
▼最後に手のひらで軽く押さえれば、メイクがしっかりフィットして崩れにくくなります。
これで完璧!フィックスミスト
朝の美しい仕上がりのまま、サラサラな肌をキープするミスト。汗や皮脂だけでなく、接触やこすれによる化粧崩れも防止。服やマスクなどにメイクが付着するのを防いでくれます。
こんな時はどうしたらいいの?
Q. いつも汗をかいたら落ちてしまうのですが…
「上の『崩れないメイクの方法とコツ』でご紹介した手順で仕上げて、パウダーでしっかり固められていれば、汗や涙は表面を転がっていくだけなので、メイクが一緒に流れるということはありません。汗をかいた時は、こすらずにポンポンと優しく拭きましょう。」
