化粧水で乾燥肌対策!しっとりうるおう保湿化粧水

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肌が乾燥しているのにニキビができてしまう…、シワやシミが増えてきた…、そのトラブル肌の潤いが足りていないのかも!今回は乾燥による肌トラブルの原因と対策方法を徹底解説。乾燥肌対策におすすめの保湿化粧水も紹介します。肌が乾燥する原因をしっかり把握して、肌トラブルの起きにくい健やかな理想の肌を手に入れましょう♪

1. 肌が乾燥してしまう原因は?

肌が乾燥してしまうと、見た目や肌の感触が悪くなるだけでなく、バリア機能が低下して肌トラブルを起こしやすい状態に。
まずは肌が乾燥してしまう原因を分析し、それぞれの対処方法を考えていきましょう。

間違ったスキンケア方法

①こすりすぎ・力の入れすぎ


乾燥肌の最大の原因とも考えられているのが“こすりすぎ”によるもの。
ゴシゴシ洗顔してしまったり、毛穴パック、スクラブ洗顔などで角層を傷つけてしまうと、保水能力が弱まってしまいます。
一生懸命スキンケアをしようとして力が入ってしまい、気付かない内に角層を傷つけてしまっていることもあるので注意しましょう。
肌にとって摩擦は禁物、スキンケアは力を入れず優しく行いましょう。

クレンジング、洗顔の回数が多すぎる


クレンジングや洗顔によって肌の汚れや皮脂を落としますが、肌にとって必要な皮脂膜やセラミドなどの細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)も一緒に洗い流してしまいます。
特に乾燥肌の方は洗いすぎに注意しましょう。朝の洗顔はぬるま湯で軽くすすぐだけで十分かもしれません。
皮脂分泌の多い方は、毛穴ニキビなどのトラブルを発生させる可能性があるので、朝もTゾーンを中心に軽く優しく洗顔するようにする方がベター。
肌のコンディションに合わせて洗顔方法も調整しましょう。

食生活

極端なダイエットや偏食、ファストフードの多用、欧米型食生活の浸透などにより、10代でも肌の乾燥に悩む人が増えているのだそう。
タンパク質、必須脂肪酸、亜鉛、ビタミン類をバランスよく摂り入れることで健康的な肌を保ちやすくなります。

・タンパク質

人間の肌やカラダはタンパク質から合成されています。
タンパク質が不足してしまうと、角質細胞の生まれ変わりがうまくいかず、ターンオーバーが乱れがちに。
乾燥が気になる方はタンパク質を積極的に摂るようにしましょう。

・必須脂肪酸

必須脂肪酸は、細胞の“細胞膜”の主な材料となる重要な成分です。
必須脂肪酸が不足すると、細胞の生まれ変わりが正常に行われず、ターンオーバーが乱れてしまいます。
必須脂肪酸には、大きく分けて「オメガ3系脂肪酸(アルファ・リノレン酸系列)」と「オメガ6系脂肪酸(リノール酸系列)」の2種類があります。
どちらもバランスよく摂れるように意識しましょう。

生活習慣・環境

不規則な生活や無理なダイエット、日々の生活習慣が原因で肌が乾燥してしまうケースも考えられます。
睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、新しい肌の生まれ変わりがスムーズに行われなくなってしまい、古くなった角質が溜まりゴワゴワカサカサ肌の原因になりかねません。
肌のターンオーバーを整えるためには、睡眠をしっかりとり、寝ている間に成長ホルモンを分泌させるようにしましょう。
また、喫煙は体内の活性酸素を増やし、肌細胞そのものにダメージを与えてしまうことになるので、保湿ケアを徹底するならなるべく控えましょう。
乾燥しやすい秋・冬や、エアコンの使用時には、加湿器などで湿度をコントロールし、水分補給をしっかりと行いましょう。
肌にとって適切な湿度は、60〜65%が目安です。
紫外線が強くなる夏は特にUVケアを念入りに、それ以外の季節も外出時には忘れずに。紫外線は、ターンオーバー(肌の生まれ変わり周期)を乱すことによって、肌表面に残ってしまった古い角質が、肌の保湿力を妨げ乾燥しやすくさせます。UVケアには肌への刺激の少ないものを。
窓際など日が差し込む場所では室内でも日焼けをするので、こまめなUV対策が有効です。

加齢

加齢とともに”水分・セラミドなどの細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)”が失われやすくなり、それに伴ってバリア機能も低下しやすくなります。
さらに、女性ホルモンの減少も肌を乾燥させる要因に。
不足しがちな成分を補い、保湿ケアを徹底し、年齢に負けない美肌を目指しましょう。

2.乾燥肌が原因のスキントラブルとは?

肌が乾燥することでバリア機能が損なわれ、肌トラブルを起こしやすくなってしまうのは前述の通り。
ここでは乾燥によって起こりやすい肌トラブルについて詳しく解説します。

乾燥ニキビの原因と対策

乾燥ニキビは、脂性肌にできるニキビと同様、毛穴に皮脂が詰まってしまうことが原因です。
乾燥肌なのになぜニキビができてしまうのかというと、乾燥によって角質が硬くなり、毛穴が細く弱くなって皮脂が詰まりやすくなってしまうため。
肌が乾燥すると皮脂分泌が少なくなり、本来必要である皮脂膜がしっかりと作れません。
皮脂膜の量が少ない状態では、肌の水分がどんどん蒸発してしまい、角質が硬くなって毛穴が徐々に細く弱くなってしまうのです。
細くなってしまった毛穴は、ほんの少しの皮脂でも詰まりやすく、そこからニキビができやすくなってしまうのです。
乾燥ニキビ対策のポイントは、肌に水分をたっぷり与え、正常な皮脂膜を作ってあげることです。
肌にしっかり水分を補給してあげましょう。

乾燥によるシワの原因と対策

肌が乾燥して水分や皮脂量が低下すると、肌が潤いを保とうと角質細胞が増殖をはじめます。
そうなると、角質が硬く厚みを増し、キメが乱れて隙間ができ、乾燥ジワとなってしまうのです。
目や口の周り、額は皮膚が薄く、乾燥ジワのできやすい部分。
初期のシワは、肌の表面にでき、指で広げると見えなくなるほど細かいのですが、徐々に数が増えてくるとシワとシワが結びついて太くなって目立ち始めます。初期段階でしっかり保湿して乾燥を防ぎ、深いシワにならないように注意しましょう。

乾燥によるシミの原因と対策

肌が乾燥すると角層が硬くなり、キメが乱れて角質と角質の間に隙間ができ、水分が蒸発して乾燥が進みやすくなります。
肌の乾燥が進むことで肌のターンオーバーも遅れてしまい、メラニン色素が肌に残りやすくなり、シミの原因となってしまうのです。
肌に潤いを与えてターンオーバーを正常化させることで、シミ対策にもつながるというわけ。
まずはしっかり保湿して肌の乾燥を防ぐことが大切です。

3.化粧水による正しい乾燥肌対策とは?

化粧水による保湿はスキンケアの基本。
乾燥肌対策のベースとなる化粧水の効果について詳しく解説します。

化粧水の保湿効果

化粧水は肌に水分を補給することが主な役割です。
肌の角層は、水分を保持し、紫外線による乾燥、気温の変化、大気汚染などの外的刺激から肌を守る機能を備えています。
正しい保湿ケアで角層を健やかに保つことが、乾燥などの肌トラブルを防ぐためにとっても重要なのです。

3大保湿成分

肌の乾燥を防ぐために絶対欠かせないのが、セラミドヒアルロン酸コラーゲンの3大保湿成分です。
それぞれがどのような働きをするのか理解しておくことで、乾燥肌対策の化粧品選びに役立つはず。
3大保湿成分を味方につけて、乾燥に負けない肌づくりを目指しましょう。

セラミド

セラミドは表皮の一番上の層である表皮の角層に存在する、細胞間脂質のひとつです。
角層は角層細胞と細胞間脂質がミルフィーユのように重なることで水分が保たれており、セラミドはその細胞間脂質の約50%を占める重要な成分です。
水を蓄えて保湿するとともに、角層の細胞と細胞の間を隙間なく埋めて外部刺激から守るバリア機能の役割があります。
セラミドには“セラミド1〜7”までの種類があり、その中でも「ヒト型セラミド」という名前で化粧品に配合されているのが“セラミド2”です。
「ヒト型セラミド」は、体内にあるセラミドと同じ形をしたもので、ナノ化させるなど角層までの浸透を高めたうえで化粧品などに配合されています。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は皮膚の真皮に存在し、網状の構造をしたコラーゲンやエラスチンの隙間を埋める、ムコ多糖類の一種です。
ヒアルロン酸はゼリー状で粘性が高く、1gで6リットルの水分を抱え込むことができます。角層の細胞と細胞の間で水分を蓄え、クッションのような働きをするので、肌のハリを高める効果を発揮します。セラミドとタッグを組むことで、さらに潤いと若々しい弾力を与えます。

コラーゲン

コラーゲンは、身体の弾力やしなやかさを生み出すタンパク質のひとつ。
体内には29種類ものコラーゲンが存在し、その中でも代表的なのがI型コラーゲンとII型コラーゲンのふたつです。
I型コラーゲンは、皮膚や骨、腱などに最も多く含まれ、内側から支える柱のような働きをしています。
II型コラーゲンは、関節の軟骨などに多く含まれ、水分を溜め込む作用があることからクッションのような役割を持っています。
肌内部のコラーゲンは真皮層に網目のように張り巡らされ、バネのような働きを持つので、肌のハリ弾力キープに役立ちます。
その他にも、コラーゲンは丈夫な爪や髪、筋肉、傷に対する治癒力、血圧や血糖値を調整する役割を担う、重要な成分なのです。

化粧水の効果的な使い方

洗顔後すぐの肌に付けるのが基本です。
洗顔によって古い角質や肌の汚れ、余分な皮脂を落としながらも、肌に必要な皮脂も一緒に落ちやすいので洗顔直後の肌はとても乾燥しやすい状態。
肌が完全に乾燥してしまうと角質が固くなり、化粧水の浸透も悪くなってしまうので、肌の余分な水分を拭き取って、肌が乾ききらないうちに化粧水で保湿をしましょう。

詳しい方法はこちらをチェック
<基本をおさらい!>化粧水の正しい付け方【手orコットンどっち派?】
リンク

季節に応じた保湿ケア

季節によって気温や湿度、紫外線量も変化するので、それに応じた乾燥対策が必要となります。
肌の乾燥を深刻化させないためにも、季節に合わせたお手入れを心がけましょう。
春や夏に比べ、秋〜冬は湿度が下がって空気が乾燥し、肌は皮脂分泌が減少、低温によってターンオーバーが遅れ、バリア機能が低下して乾燥しやすくなります。
逆に春〜夏は皮脂分泌が増え、汗をかきやすく肌表面は潤っているように感じて保湿ケアが十分にできておらず、インナードライ肌になってしまっているケースも。
季節に応じた保湿ケアが必要となります。
また、年中降り注いでいる紫外線も乾燥の原因となるので対策が必須。紫外線を浴びると、皮膚のバリア機能を低下させ、肌内部の活性酸素を過剰発生、角質肥厚が進み、乾燥だけでなく肌老化を招いてしまうことに。保湿ケアと同時に紫外線対策も万全にしておきましょう。
屋内では、冷房でも暖房でも長時間使用すると空気は乾燥し、肌のバリア機能は低下しやすくなっています。適度な湿度を保ち、乾燥を防ぐようにしましょう。

4.まとめ

いかがでしたか?
様々な肌トラブルの原因が乾燥にあることがよくわかったのではないでしょうか。ニキビやシワ、シミも乾燥が原因かもしれません。
スキンケアの基本となる保湿を徹底して、肌トラブルに負けない健やかな美肌を育んでいきましょう。

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