今注力すべきは下まぶた！SNSで話題沸騰の「バズメイク」をプロがレクチャー

中顔面とは、顔の中心となる目元から唇までの部分のこと。この距離が短いと今っぽい小顔印象になれる！と言われており、“チャイボーグメイク”で知られる中国やアイドルのメイクが注目される韓国でも、中顔面を短く見せるメイク方法が話題となっています。そんな中顔面短縮メイクのカギとなるのが“下まぶた”。
今回は中顔面短縮メイクを中心にSNSで注目された「バズメイク」を実践します！

▼1．アイシャドウメイク術
▼2．白目拡張メイク術
▼3．下まつ毛メイク術
▼4．チークメイク術
▼5．リップメイク術

アイメイクというと上まぶたに注力しがちですが、実は下まぶたこそ念入りに仕上げるのが吉。ベージュ系やコーラル系など、肌なじみのよいニュアンスカラーのアイシャドウを下まぶたにのせることで、目元の重心を低く見せ、中顔面を短く見せることができます。

■HOW TO

＜STEP1＞まつ毛の生え際から2〜5ミリ幅の上まぶたにアイシャドウをのせる
＜STEP2＞下まぶた全体にアイシャドウをのせる
★ポイント★ 上まぶたの幅よりも下まぶたの幅を広めにのせる

目を自然に大きく見せる“運命のブラウン”が人気の「マキアージュ」のアイシャドウから「BE317 フロマージュガナッシュ（マット）」をピックアップ。自然な血色感や陰影を演出できる絶妙ブラウンで、涙袋メイクに使用しているというクチコミも多数。

下まぶたの粘膜や目尻にホワイトのアイラインを仕込んで目幅を拡張し、白目を自然に大きく見せる白目拡張メイク。白目を下に広げることで中顔面の短縮にもつながり、顔全体を小さく見せる効果も期待できます。

■HOW TO

＜STEP1＞下まぶたの目尻のキワを三角に埋める
＜STEP2＞アイライナーで黒目下からSTEP1で白く埋めた形に沿ってラインを引く
★POINT★ アイラインはチップやブラシでぼかすと自然な仕上がりに

スムースかつクリーミーなテクスチャーでまぶたにスルスルと伸び、精密なラインを描ける「NARS」のアイライナー。インサイドラインにもおすすめの「8222」は白目を引き立てるクリアなホワイト。肌なじみの良いピンクベージュ系の「8221」も白目拡張効果が目指せる絶妙カラーです。

下まつ毛が短い、ボリュームが少ないなどのお悩みを持っている人も多い下まつげ。マスカラを塗ってしっかり強調することで、よりぱっちりとした目もと印象に仕上がるのはもちろん、中顔面の距離が短く見える小顔効果も。下まぶたがにじんでパンダ目にならないよう、ウォータープルーフやフィルムタイプのマスカラを使用するのがおすすめです。

■HOW TO

＜STEP1＞下まぶたと下まつ毛を挟むようにメモ用紙などを置く
＜STEP2＞上まぶた同様にしっかりとマスカラを塗布する

★POINT★ マスカラを塗布した後にブラシで左右に払うと、まつ毛が塊になりにくく長く見えます

フィルムとウォータープルーフの長所を両立した「ヒロインメイク」のマスカラをご紹介。小さめで使いやすいカーブブラシを採用し、短いまつげもしっかり伸ばして重ねるほどに長く美しく仕上げます。「02:ブラウン」は、瞳の輝きを引き立てるカラー。さりげなく存在感を演出し、抜け感のある仕上がりを叶えます。

中顔面短縮メイクを極めるなら、顔の余白を埋めるようなイメージでチークをのせてみて。微笑んだときに高くなる位置を中心に横に向かって広げると、頬の間延びした印象をカバーすることができます。

■HOW TO

頬の高い位置から横に向かって広がるようにチークを入れていく

「ローラ メルシエ」のチークの中でも特に人気なのが、ピンク寄りのベージュ「06 チャイ」。美しい発色でナチュラルな血色感を宿すと話題になり、一時は売り切れが続出したカラーです。重ねることで色味のコントロールが自在に行えるので、顔全体のバランスを見ながら調整を！

今回は目もとやチークを強調したメイクにしたため、リップは主張しすぎず血色感を出しつつも自然に溶け込む色合いに。濃淡の異なる2色のリップを使って、立体感を出しつつ今流行の“じゅわっ”とした血色感を演出しました。

■HOW TO

※画像のSTEP1〜3は右半分の唇で再現

＜STEP1＞唇全体にファンデーションやコンシーラーをのせ、唇の色を薄くする
＜STEP2＞中央に濃い色のリップ（今回は『ルージュ アンリミテッド キヌ サテン「RD 173 オーバーン チュール」』）を塗る
＜STEP3＞“STEP2”よりも薄い色のリップ（今回は『ルージュ アンリミテッド キヌ クリーム「BG 974」』）で唇の輪郭を作る

絹のような滑らかさと、羽のように軽いテクスチャーを併せ持つリップスティック。「RD173 オーバーン チュール」はどんなスタイルにも合わせやすく、アクセントカラーとして唇を彩るトレンドのヌードカラー。

“日本の絹”にインスパイアされたリキッドリップ。ホイップクリームのように柔らかく、シルクのようなタッチで包み込み、見たままの鮮やかな発色で唇を染め上げます。日本産ツバキオイルを配合し、乾燥を防いでなめらかなつけ心地をキープ。リラックス効果のあるヒノキの香りもGOOD。

目もとを中心に顔の下へ重心を作ったことで、顔の余白が埋まって小顔な印象に！メイクをした村上さんとモデルさんにお話を聞いてみました。

■下まつ毛のHOW TOは皆さんに実践してほしい！（メイク講師：村上さん)
普段考えているメイクは、その人の個性を最大限引き出すメイクです。そういった観点から見てみると今回実践した中顔面短縮メイクはパーツがしっかりとしている人が特に向いていると思います。ただ、下まつ毛を長く見せるメイクHOW TOは誰でも簡単にできるので是非実践してもらいたいです。

■自然な仕上がりで中顔面短縮！（モデルさん）
やってみると思っていたよりもナチュラルな仕上がりなのに、しっかり中顔面短縮もできていました。手持ちのアイテムで再現できるSNSで話題のメイク術は今後もやってみたいです。

今回ご紹介した「中顔面短縮メイク」をお試しいただく際におすすめアイテムを一挙ご紹介します。

“透けマット”ד透け透けラメ”がセットされた4色アイシャドウパレット。グロウオイル配合のしっとりリッチな質感で肌に溶け込むようになじみ、女性らしいナチュラルなアイメイクを完成させます。左上の繊細ラメを涙袋にさっとなじませると、ぷっくりとした印象に。全4種展開。

重ねても美しく濁りのないクリアな発色が特長のシングルアイシャドウ。「F02 ナツメグ」は肌と同化するセミマット質感で、ふわりと柔らかな印象のスキニーベージュ。肌なじみに優れナチュラルな陰影を演出できるとあって、下まぶたに愛用しているメンバーさんも多いよう。

ほんのりツヤのあるショコラカラーをメインに構成されたアイシャドウパレット。しっとり溶け込むようにフィットするソフトマット質感で、深みのあるヌーディな目元を演出します。右下に位置するラメカラーを上まぶた中央や目頭、涙袋など、輝かせたいところにのせると、一気にあか抜けた印象に。

上品な仕上がりで浮きすぎず、大人っぽさを引き立てるホワイトパールカラーのペンシルアイライナー。黒目とのコントラストで白目に透明感を与えます。目元はもちろん、リップ中央に入れて立体感のある口元を演出することも可能。太めでやわらかい芯なので、スルスル描きやすいところも好評です。

目幅が拡張したように白目を自然に大きく見せる、技あり！なWエンドタイプのアイライナーです。白目と粘膜に近いカラーで強調する「アイボリー」と偽造粘膜を演出する「ニュアンスピンク」の2色を下まぶたに仕込むことで、パッと印象的なアイメイクが完成します。

目元をパッチリした印象に仕上げるアイライナー。発色が良くなめらかで描きやすいため、テクニックフリーで美しいラインが描けます。下まぶたや涙袋メイクには「ホワイト」と「パ―リィピンク」がおすすめ。発売から30年、多くの方から愛され続けているロングセラーです。

“塗るつけまつげ”の愛称でおなじみのシリーズより展開されている、うぶ毛のような細いまつげや短いまつげにも液がしっかり絡んで存在感を際立てるマスカラ。根元から毛先まで隙なく塗り上げる超極細ブラシを採用し、自まつげだけで目ヂカラを最大限に引き出します。お湯でスルンとオフできるフィルムタイプ。

「@cosmeベストコスメアワード2019」で殿堂入りを果たした速乾フィルムマスカラ。毛先でスッと伸びるため、ダマや束感なく、自まつげが伸びたようなロング仕上げを叶えます。2022年4月には、プラ8割削減のエコパッケージになってリニューアルしました。

目尻や目のキワにも届きやすい、設計幅25.5mmのコンパクトブラシを採用したマスカラです。まつげを根元からセパレートし、美しい仕上がりを1日中持続。カールキープ力にも優れているので、上まつげメイクももちろんおまかせ！10種類の美容液成分を配合し、メイクしながらまつげケアまで担います。

ミネラル成分90％配合の大人気プチプラチーク。ほんのり発色するので、頬に自然な血色感を表現することができます。付属のブラシで頬の高い位置に色をのせたら、横に向かってふわっと広げると、中顔面を短縮して見せることができます。「@cosmeベストコスメアワード2020」で殿堂入りに輝きました。

ガーベラをかたどったキュートなルックスに乙女心をくすぐられるパウダーチークは、2017年から毎年「@cosmeベストコスメアワード」にランクインする名品です。しっとりシルキーなテクスチャーでとけこむように肌と一体化。なめらかにフィットして粉っぽさのないツヤやかな仕上がりです。ポップな10色を展開し、頬に彩りを咲かせます。

「@cosmeベストコスメアワード2021」ベストチーク 第2位を獲得した、アイコニックなアイテム。透明感のあるナチュラルな仕上がりで、魅力的な頬へと導きます。ウルトラシアーからパワフルでポップなカラーまで、さまざまな仕上がりを楽しめる多彩なバリエーションを揃えているので、お気に入りがきっと見つかるはず。

アーティスティックな発想から生まれた豊富なカラーとなめらかなテクスチャーで唇をドレスアップする、ブランドの顔とも言えるリップです。唇にうるおいを与えながら、マットな仕上がりに。「@cosmeベストコスメアワード2021」では、ベストリップスティック 第3位に輝きました。

「ランコム」を象徴するリップがラグジュアリーにリニューアル。ローズ抽出の保湿成分をよりリッチに配合し、パッケージもよりリュクスなイメージになりました。唇を彩る豊富なカラーバリエーションと、ドラママット(DM)、シアー(S)、クリーム(C)、ルビー(R)、インティマット(IM)といった質感を展開。選択肢の広さも魅力のアイテムです。

ひと塗りで見たままの鮮やかな発色を叶えるリップです。独自のスキンケア技術と天然成分による“メディタレニアングロウ コンプレックス”を配合。サテンのようになめらかに唇にフィットして、うるおいあふれるクリーミーな仕上がりが一日中続きます。気分やスタイルに合わせてカスタマイズできる別売りのキャップにも注目です。

“中顔面短縮メイク”を中心にバズメイク術をご紹介してきましたが、なりたい印象に合わせて部分的に取り入れてみるのも吉。いつもと違ったメイクで自分をもっとアップデートしてみたり、気分転換に挑戦してみるのもいいですね♪気になるメイク術は是非記事を参考にしながら実践してみてください。

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