クリニーク / ボトム ラッシュ マスカラ 口コミ

下まつ毛にマスカラなんて。
そんなモノ、縄文時代からとっくに、あきらめてました。

母親ゆずりの、私の残念な睫毛たち。
薄く、短く、少なく、吹けば飛んでいきそうな、儚さよ・・・

日頃、「渡る世間は鬼ばかり」の角野卓造似の父親を持ちながらも、「でも、Happinessサンは、『はるか』に、似てないよね」などと、周囲からフォローされては、安堵してます。

が、この際、「わたおに」でも、「ハリセンボン」でもいい。
目だけは、くっきり二重瞼の、睫毛バサバサのオトンに似てほしかった。

そんな瞳の、へなちょこ下睫毛ですよ？

マスカラなんて、液はロクにつかないですよ。
ついてもダマになり、最後は、パンダ目になるだけでした。

そう、このマスカラに出会うまでは。
（色は黒と茶のうち、黒を買いました）

いやもー、救世主ですね、これ！
下まつ毛を、生き返らせてくれる！！

太さ、長さ、セパレート、落ちにくさ。
んもう全ての効果がバッチリ！！

下まつげが貧弱な分、このマスカラ効果への、のびしろは大きかった。

その絶大な効果への感動たるや、増毛に成功した薄毛のおっさんのそれに近いものがあります。

外見は、マスカラのミニチュア試供品といった感じ。

小さなブラシは、一見、通常のマスカラの先端を、ただチョン切ったような形。
そこまで特別仕様には見えません。

しかし、あなどるなかれ。

小回りの効くミニブラシは、ひと塗りで、細部にまで液が行き届き、予想以上に使いやすい。

どんな、か細い睫毛も、のがさずコーティングしてくれ、素早くボリュームオン。
根元から、コシのある睫毛に変身。

重ねづけすれば、するほど、スッとしたロングに。

速乾性に富み、液が軽いのでしょうか？
何度重ねづけしようと、ダマになりにくい。
下瞼にベタリと、はりつきません。
万一、くっついてしまっても、綿棒で簡単にオフできるし。

１本１本すべてに、黒々と存在感を与えてくれます。

とはいえ、私の睫毛は、まばら。

なので、私の場合、密度みっしりの、フッサフサには、なりません。
ワイドな逆さ扇状に睫毛が広がり、「天才バカボン」のパパの、鼻下のヒゲみたいな仕上がりに。

それでも、下瞼にアイライナー不要なほどの、デカ目効果があります。

けれど、基本、滲まず、落ちません。

クレンジングしない限り、しっかり残ってます。

私の最愛にして、最強のメーキャップリムーバー、資生堂クレ・ド・ポーボーテのデマキアンを使っても、なかなか落ちない。

けれど、ご安心を。
ぬるま湯で、スルっと電光石火の勢いで落ちますから。

結婚披露宴なんかに参列して、目がうるっときた時も、全く平気でした。

ただし、目薬にはけっこう弱いかも？
点眼して、まばたきをすると、ポロポロと取れて、顔にはりつきます。

それさえ注意すれば、文句ナシ。

下睫毛専用のマスカラをぬると、ぬらないでは、こうも印象が違うのか！
と思い知らされた、画期的な一品です。

下まつ毛に希望を捨てた人に、オススメ。

とはいえ、百聞は一見にしかず。

なので、このマスカラ使用ビフォーアフターの画像を載せるべく、自分の目を写メしてみました。

すると、そこには、眠ってるんだか起きてるんだかわからない、モンゴルの相撲取りみたいな腫れぼったいマブタが、ぼんやり写っていました。

なんたる、力士な眼差し・・・・・・・！！！
なにこの、男前。

「まぶた奥二重だけど、角度を調整して撮れば、パッチリ写って、イケるかも♪」
と、ナルシー全開で写メした、数分前の私のばかっ。
恥ずかしい。
スリッパで叩き殺してしまいたい。

そういえば、幼少期から、よく見てたテレビ番組も、遊びも、すもうだったし、大学時代、珍しく私に言い寄ってきた男子の陰のあだ名も「力士」だったしな。

かくして画像は、コンマ０秒で削除され、文字だけのクチコミとなってしまいましたが、まぁ、ほんの少しでも、この品の良さが伝われば幸いです。

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