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クチコミ
小さな コロンッ、としたサンプルをいただきました。
ムエットにシューッ・・・
・・・う。(?) きた... きた、きたきたきた
「眉間にず〜ん・・・。」(-"-)゛;
「あれ...? この香り、何処かで嗅いだことがある」
・・・と、記憶の中のあちらこちらにぶつかる。
(あちらこちらにぶつかる...というのは、よくある香りといふことなのね...。)
いちばん、ドスンッ! とぶつかったのは、
フレデリック・マルの‘テレーズの香水’。
(調香師は 故エドモン・ルードニッカ)
‘テレーズの香水’からメロンの香りを薄ぅーくして、
天然香料を引いちゃった分、合成香料で補ったような感じ。
・・・きっと、この合成香料が「眉間にず〜ん」ときちゃったんだな...。
日常的というか、現実的というか、生活感のある香りというか...。
「非日常的、幻想的、楽園、官能、原色の世界...」といったコンセプトからは
ほど遠い気がします。
「非日常的、幻想的、楽園」というコンセプトでいえば
私はゲランの‘マホラ’の方が好きです。
香水は、音楽性(耳の中で音が鳴る、音の揺らぎを感じる、楽章の流れetc...)と
想像力が掻き立てられるもの(色彩を感じる、物語りを感じる、光や闇、情景を感じるetc...)が
とても大切だと思うのです。
そのどちらも存在しない香りは、私にとって香水とはいえません。
コンセプトやデザインばかりが先走りして
精神性を感じない香水が増殖しているなぁ...と思います。
化繊の派手なドレスを着た、魂のない人形。
厳めしい近代建設の音楽ホールに、質の悪い音楽。
一見立派な額装や表具に、色彩バランスの悪い絵画。
早い・安い・うまい。 ずぅ〜ん...。(-"-)゛;...頭痛。
何だか、今の世の中と比例しているようで、残念です。
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