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ここ数十年で一番寒いというこの冬、こちらの香りにはまってしまいました。
数カ月前から手元にあったもののちょっと奇妙な香りという気がして、なかなかなじめずにいたのですが。
鈴蘭、ミモザ、黒スグリ、バニラ、ココア……
このブレンドでトップに感じるのはややツンとくるベリーのような香り。
その奥からフローラルとココアの香りがのぞいてきて、やがてほんとにお菓子のような香りになります。
甘いのですが一さじのビターも混じり、どこかツンとしている表情はそのまま。
「おいしそう」とは思えません。
バニラが入っていながらこれほど冷たい香り立ちなのは珍しい。
そしてそこがたいへん気に入った点でもあります。
個人的な感覚ですが、夜暖かい部屋の中でこちらを纏うと、逆に外のしんしんと冷える寒さを思い起こします。
遠い昔に聞いた、異国の雪夜の物語がふと呼び覚まされるような。
静かでいながら記憶の底の郷愁に響いてくるものがあるようです。
…と、上の内容と矛盾するようですが、ジャンヌ・モロー愛用というのもなんとなくわかる気がします。
『死刑台のエレベーター』で彼女が演じた、破滅的でいながら無自覚な魔性の女のイメージです。
決してフェロモン系ではなく、人を寄せつけない硬質さも併せ持っているような。
何重にもベールに包まれた、どこか人形のような冷たい表情の奥に垣間見える甘い誘惑。
他の方の口コミにもあったとおり「わかりやすい悪女」ではないのに、無防備かつ一途故に男を破滅させてしまう。
そんな女性を男性がどう評価するか興味深いところですが、一般的には受けないのかな…。
こちらの香りはおそらく人によって好き嫌いがかなり別れるでしょう。
似合う人も限られそうで、個人的な趣味を延々綴っておいてなんですが私はたぶん違うし。
しかしもはやフェチの病気という気もしますが、こちらを纏う時はどこかぞくぞくしてしまうのです。
聖夜の夢を見るか、背徳的な愛の破滅に身を任せるか。
危険な香り。
ジャンヌ・モローの刷り込みが効き過ぎかもしれません。
でも好き……。
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