アントニアズ フラワーズ / アントニアズ フラワーズ オードパルファム 口コミ

アルフォンス・ミュッシャの描く春の女性や、
花の精のイメージです。
自然の花の香りをそのまま写し取ったようなこの香りには、
フリージアの精が宿っていそう。

香水は自分の体臭とマッチして香ってこその醍醐味といわれますが、
この香りに限ってはあえてこの香りそのもののストレートさを
感じとりたい。
すぐに香りが飛んでしまうオードトワレこそがベストと思っています。

…シャンパンも何故かイメージする香りです。
美しく儚く薫り高い、はじけるようにキラキラとした香り
そして賞味期限が大変短いので。

フリージアの花言葉は
「無邪気　・純潔　・あどけなさ　」だそう。

花言葉そのままの少女が身にまとうか、
真の美しい大人の女性が身にまとうか。
半端な女には似合いにくい香りのような気がして
私にとっては高値の花的香水です。

フリージアの季節でもある、
春の息吹を感じ始める頃から５月くらいまでと
少し涼しい風の吹き始めた秋口が、この香りの最も似合う季節だなぁと思います。

香水は、基本的に自分の好みで身につけるのですが、
香りの勉強をしているものとして、
男性や女性を集め目隠しで香り好感度調査を
することがあります。
これだけ私は好きな香水なのですが、
その時の被験者の男性に限っての好感度は残念ながらちょっと低めでした。

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