ラルチザン パフューム / Orchidee Blanc 口コミ

アルデヒド、ベルガモット、ネクタリン、ハニー、ジャスミン、マグノリア、イランイラン、アイリス、バニラ等で構成された香りは、1985年に発売されたそうです。

トップは草のようなハーブのような青さと、ハニーの甘さが入り混じった不思議な香り。

暫くすると円やかなアルデヒドが包み込んでくると同時に、熟したフルーツの酸味を感じることが出来ます。

次第にアイリスのパウダリーが強くなって、ソフトに香り立ちます。

バニラが根底にあるので、ラストは甘くなりますが、お菓子系のバニラでは全く無くて、アイリスの青味と重なり合うことで生まれるふくよかさを醸し出しています。

消えかかる頃の香りは、ほんのりとお香のような癒される香りへ変化して、哀愁を誘います。

蘭の華やかさというよりも、静かで美しいアイリスの香り。

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