ジバンシイ / ルージュ・ジバンシイ 口コミ

ＧＵＥＲＡＩＮのルージュジェブリヤンの６０以上の口紅は、なかなか出ないと思って、早数年…。
とうとう現われました…。


気品のある美しさと質の良さ。
どんなにくすんだ顔色でも明るく見せてしまいそうな発色の良さとマットな仕上がりからはちょっと想像できない、唇にのせた時のなめらかさと皮膜感の心地よさは、流行の「透明感＝ずるずる・すけすけ」な口紅とは全く異次元レベルですね。
レザーケースの重厚感も、口紅界の女優にふさわしい貫禄です。

久々に、口紅塗ってしびれました。
値段が高いのも、惜しくないです。



♯103　ブランクレアトゥール

メーキャップイベントで選ばれし、プロ目線で似合う一本。
暗めのコーラルピンクというべきか、明るめのレッドブラウンというべきか。
春夏向きでないような色味ですが、とにかく色鮮やかなこのシリーズの中では、デイリー向きだと思います。

この口紅って、私が塗ると、クレドポーボーテのルージュエクラＣの203に良く似た色味なんですが、質感がセミマットで発色がきれいなので、唇の輪郭がキリっと整って、唇がきれいにみえます。

エクラＣをリップクリーム感覚で使って、その上から103を重ねるのが、今の私の一番のベストです。
迷ったら、この組み合わせ。
アイシャドウを選ばないし、目元マスカラだけでも、口元が引き締めてくれるので、問題なし。

ちなみにメークイベントではグリーン系のアイシャドウと合わせて頂きましたが、ブルーでもパープルでも、今期流行りの寒色系との相性は、特にばっちりだと思います＾＾



＃201　ローズタフタ

購入（試し塗り）以前、美容雑誌ＶＯＣＥで、この口紅の特集があり、それを見て「これ可愛いな〜」と思った色の一つ。　

ブラウン〜レッド系の103があまりに良かったので、ピンク系も欲しくなりました。
買うなら、やっぱり201！と半ば心に決めてカウンターに。

このシリーズ、仕上がりが、雑誌に載ってるのとかなり近いので、色味とか質感とか、雑誌のイメージで選んでも、イメージ通りになりやすいと思います。
変に透けたりしないし、発色も濁らないので、「口紅は塗ってみないとダメ」の概念が崩れます。

201もみたまんまのピンクです。
ピンクも、白っぽくない、ローズよりのピンクで若干青味が強い感じです。

大人の女性ににあうピンクですねー。
肌のくすみや、唇の輪郭のぼやけを補正してくれる効果が、素晴らしい。



この口紅を付ける時は、ジェリーアンティルディの01が大活躍。
ラメもパールもない透明グロスが、この口紅のピンクの色味を損なわず、ツヤを足してくれて、つるんとした唇にみえます。
鏡で唇だけをずーっとみていたくなりますよ＾＾


こちらのピンクを買ってから、思うのですが。
多分、このシリーズは、大人の女性向けですね。
テクスチャーや仕上がりが、輪郭が緩んだ、唇に張りがない、縦じわが目立つ…等々の問題を抱えた女性の唇向け。

もとからぷるんとした唇には、色味も映えすぎるし、質感もマットすぎてイマイチかもしれません。
よそゆきになって、普段使いには難しいかも…。
若いお嬢さんは、もっとシアーで白っぽいピンクだったり、うるうるすけすけなのオレンジやコーラルを存分に楽しんでから、後々、ゆっくりこんな口紅を楽しんで〜と思います。

逆にいえば、今の私には一番欲しいものが詰まった一本。
最近、どの口紅を合わせるにも、重ねたり、ベースにしたりしています。
今度は、もう少し赤味の強い色が欲しいなーと思います。

文句なし。最高レベルの☆７つです！

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