ティプア / 布ナプキン 口コミ

布ナプキン歴半年になります。
最初の出逢いはこちらのティプアから。
近所のお店で何気なく見付けて、ちょうどセールだったこともあり、
一見ナプキンとは分かり辛い派手めな柄を数枚購入。
「生理用として　また、軽い尿漏れやおりものシートとして」
と書かれてあったため、
生理期間ではなかったけれど、買った当日から早速着用。
それから１週間ほどで生理になり、
そのまま紙のナプキンを使わなくなってしまいました。
布ナプ歴の長い友人には、
「仕事もしているのに、徐々にではなく一気に布に替えてしまうなんて、
チャレンジャーだねぇ」と半ば呆れられましたが。

他のブランドさんを使ってみて思うのは、
このティプアのクラビオンコットンは汚れ落ちの良さが素晴らしい！と言うこと。
最初はこの紫の肌面に驚き、
経血の状態が分かりにくいのでは？と思っていましたが、
経血の色や量はしっかり観察できるけれども、
真っ白よりは目にやさしいと言うのか、
デリケートな期間の、目から入る刺激のようなものを抑えてくれる役割を果たしていると思いました。
そして、特殊な加工にこだわっている通り、汚れ落ちの良さが頼れます。
ハンカチタイプなども使ってみて、
一体型は洗いにくさ、乾きにくさが難点だなぁと感じることもあったけれど、
アルカリウォッシュに着けておくと表面の汚れはするっと落ちますし、
何度か揉み洗いをして中からも経血が出なくなった状態で
数度石鹸で洗って干す、と言うお洗濯の方法で半年が過ぎています。
日光に当てた方がイイと何かで読んだことがあったので、
お天気のいい日にはなるべく日光消毒をするようにしています。

特に布ナプキンに興味があったワケでもなく、何気なく購入した物ですが、
気になったら調べてしまうし、トコトン知りたくなってしまう性質なので、
色々とネットの情報も探りましたが、、、
自分が布ナプキンに替えてみて思うのは、
紙のナプキンを「ケミナプ」と呼び、「燃やすとダイオキシンなどが発生する」、
「自分の布ナプキンを洗った、経血が含まれたお水を植物にやると
元気でキレイに育つ」などと触れ回っている人々の存在が、
「布ナプキンを使う人」＝「一種の宗教のように流布し、
『自然派』を意識し過ぎて敬遠されてしまう人」になってしまっているのかな、と言うことです。
自分が使ってみると、今までの生理の辛さが半減、と言うよりも皆無になり、
それに比べるとお洗濯の面倒くささなんて大したことはないなぁ、と。
あの、生理期間の、どうしようもない下腹部の重だるさ、痛み、
吐き気、それに伴う食欲減退などがなくなったので、
布に替えてよかったなぁ、もう紙には戻れないなぁ、と思うのです。
紙のナプキンは、身体を冷やし、それが生理痛に繋がる、と言うのは
ホントなのかなぁ？と実感しています。
生理の嫌な臭いも、確かに紙のときとは違い、純粋に血液の臭いのみ。
漏れも、こちらのティプアなら、中に吸収体が入っているため、心配ないですし、
多い日でも、１日に４〜５枚の取り換えで間に合うので、
他の紙のナプキンと変わりませんよ。
一体型のいいところは、小さくまとめて持ち運びができるトコロなので、
多い日の外出先で取り換えの回数が増えるときは特に便利だと感じます。
紙のナプキンの在庫や置き場所、捨てる場所を気にしなくてよくなった、と言う意見も、
ネットで他の方が仰っていて、ナルホド！と思いました。
考えてみると、意外にかさばるんですよね。
その代わり、布の場合は捨てて帰る、と言うことができないため、
生理期間中は帰りにも荷物は減りませんけれどね。
「絶対布でなくちゃ！！」とまで人に押し付けるのはどうかを思いますので、
私自身も自分から周りのお友だちにこの話を積極的に宣伝しようとは思いませんが、
案ずるより産むが易し、私は布ナプキンに出逢えてよかったなぁと実感しています。
いかにもナチュラル〜な物よりは、
ナプキンらしからぬ派手めで可愛い色遣いや柄物の方が好みなので、
そう言った意味でも、ティプアさんは他のブランドさんより好きかも。
生理が辛くなくなった、と言うだけで
生理をものすごく尊いこと、神秘のように崇めるのは少し違う気がするし、
経血コントロールなどはまだ半信半疑ではありますが、
これによって少しでも自分を大切にしよう、と思える女性が増えるなら、
それはすごく喜ばしいことだと思います。
ただし、感染症など、充分な理解と知識を持って扱いましょうね！

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