クラランス / オンブル ミネラル アイ カルテット 口コミ

クールな感じのあるマット寄りなブラウンが欲しくて、探しまくった結果行き着いたのがこちらの商品でした。13番です。
やはり年齢を重ねていくと肌が衰えますので、ぎらぎら・てかてか光る質感のものだと肌のアラがとっても目立ちます。そのため、必要に迫られてマット寄りパレットを調べまくったわけです。

さてこちらオンブルミネラル。ケースの裏面にも書いてあるように、dryでもwetでも使えるということになっていますが、とりあえず普通にdryな状態で使用してみました。

写真は、一日中過ごして帰宅した夕方に撮影したものですが、目の下に落ちたり、薄くなったりがなくてフィット感はとても良いと感じました。ウェット使用ができますよ、という触れ込みなだけあって、もともとのテクスチャーは乾き気味に作られていると思います。それにも関わらず、ドライ使用でも持ちがよいというのは、このパレットの特長だと言えるでしょうか。

一つ一つの色について。
右上、白に近いベージュというかオフホワイト。"chalky"、つまりチョークのようだと表現していた海外のサイトもありましたが、つまり透明感のないマットな感じということかと思います。黄色みのあるベージュに見えましたが、私の肌の上ではややクールなニュアンスに見えました。この色は、ほかの色と組み合わせてこそ意味があり、4色すべてを肌に載せてみると、この色が他を引き立たせていることがわかります。

左上、ニュートラルなベージュ。細かいパールが僅かに含まれていて、マット寄りのサテンという感じ。ヌーディーな色で、4色の中では最も主張の弱い色ですが、グラデーションを作る過程で無いと困る色でもあります。
右下、トープブラウン（これがこのパレットで要になる色で一番のお気に入り）。やはり左上と同じくマット寄りのサテン、ごく細かいパール入り。
左下、赤みを感じないクール系の焦げ茶。これも同じく、控えめな光沢を感じる質感。

【まとめ】
瞼の上に４色使ってシェードをかたち作るにあたり、どれも適切な濃さと色味のバランスで構成されているため、捨て色がないというよりどれも欠けてはならない感じ。
一番扱いづらそうに思えた右上のオフホワイトも、ハイライトとして悪目立ちすることもなく、他のサテンな光り方をするシェードと共に、いい具合に質感のコントラストを作り、地味に良い仕事をしていると感じました。マットなハイライトって良いものだな〜、としみじみ。
（こういう眉下に使われるようなハイライト色がギラギラしてしまうと、私の世代は肌のアラがとっても目立ちますからね・・眉下は面積も広いし）

クラランスって、実はまったく初めて買いました（基礎も含めてまったくお初）。とても使いやすくて質の良いポイントメイク商品を作っているブランドだったんですね。地味だけどとっても良いパレットだと思います。すごくいいもの発見した気分です。ウェット使用にも挑戦してみようかな・・

使用した商品

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