ディーゼル / プラスプラス フェミニン 口コミ

フレグランス大好きなのに全然知らなかった…。他の香水で『ミルク』の香りが気に入って
とは言えミルクがメインの香りってあまりないので、数少ない中これだ！と思ったのがこの子。

トップ：ビターオレンジ、パイナップル、カシスリーフ、フルーティノート、スズラン
ハート：ミルク、ココナッツ、リリー、チェリー、ストロベリー、レッドアップル、オーキッド、ジャスミン、マグノリア
ベース：ムスク、バニラ、ナツメグ、サンダルウッド、アンバー、リリールーツ、シダーウッド

さてこちら。つけた瞬間は『プラスチックのおもちゃの匂い』的なコメントを結構目にするし
英語やスペイン語のレビューでも、面白いほど同じような意見が多いのですが…
わたしの嗅覚でもそれっぽい匂いはするけど、これはカシスの葉＆ビターオレンジのコンビ。
不快感はない香りなのでひと安心、でもそれより印象に残ったのは不思議な香り立ち。
他の香水のように、最初のシトラスやフルーツがぶわっと一気に広がるような爆発力はなくて
トップノートは控えめ、しかも特定の香りが際立つことがなく ゆるふわな雰囲気。
ライトな香りなのかな〜と思うと、時間が経つごとにミルキーな香りが強くなってきます！
牛乳やミルクシェイク…とは違うけど、ココナッツやバニラ・サンダルウッドにアンバーという
クリーミーな香りが何層にも重なっていて、フローラルの部分はパウダリーな白いお花のみ。
わたしの肌ではサンダルウッドが一番強く、あとはバニラとナツメグを混ぜたココナッツが
ひっそり潜んでるといった佇まいで、確かに古着屋のヴィンテージ服を思わせる香り。
ミドル以降は、意外にも あっミルク！ていう匂いを感じる瞬間がたまにあって驚きますが
基本的にはパウダリーとミルキーの間を行ったり来たり、というアンバランスさが魅力の香り。
拡散力はそれほど強くないけど、5〜6時間は香ってるので EDTのわりに持続力はなかなか。
ちなみに何度か夫に嗅がせてみると『赤ちゃんの匂い』と言ってました。
確かにミルクやベビーパウダーを思わせる香りと、肌感のあるムスクがそういう感じかも…。

やっぱり取り扱いは少なくて、スペイン在住のわたしは見つけるのに苦労しました…。
アメリカや南米ではなぜか廃盤じゃなくて現役、しかもかなりのお手頃価格で売ってるそうな。
試さずにフルサイズを買うのはもう何年ぶりで、不便だけどドキドキして楽しかったですw
今のところ頻繁に手に取るフレグランスじゃないけど、なにか惹きつけられるところがあって
この香りがぴったりハマる季節やシーンを探すために、これからも使っていく予定。☆４つ！

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