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クチコミ
グルマンなトムフォード
どっしりとした包容力のある香り。
強すぎず 濃すぎず
甘いのに甘くなりすぎないスパイスのバランス。
後ろから見守ってくれているウッディノートがハンサムでもあり、優雅でもあり、甘さとスパイスに体を委ねたくなる香り。
オープニングはネロリやマンダリンオレンジの柑橘が一瞬。
柑橘独特のサッパリとした苦さにシナモン、カルダモン、サフラン、ナツメグが加わります。
このスパイスだけ読むと「カレーじゃん!カレーの香水じゃんっ」って感じですが
ターメリックやクミンのかわりに登場するのが謎の「クルフィ」
このクルフィがこのノワール エクストリームのメインの香りです。
甘いグルマンチックな香りに仕上がっている謎のクルフィはインドの伝統的なアイスクリームのようなデザート。
牛乳とお砂糖を煮詰めて冷やしたデザートらしいです。
クルフィにも色々あるそうなのですが、バラを入れたバラクルフィやらフルーツをいれたものやら。スパイスなクルフィやら。
おそらくですが、このノワール エクストリームのクルフィはピスタチオじゃないかと。
か、ピスタチオとカルダモン。
ほんのりミルキーな甘さにナッツ特有の濃厚なフレイバーがカルダモンが見事に融合しています。
クルフィが全面に出てきて最初の柑橘を忘れたころにローズ、ジャスミン、オレンジ ブロッサムのフローラルがクルフィの甘さに参加してきます。スパイスも居る。
ミルキーに煮詰まった甘さの中に見え隠れする控えめなフローラル。
ここでもスパイスがいい引き立て仕事をしてくれているのがトムフォードの香りっぽいです。
ここのクルフィ、スパイス、わずかに香るフローラルが長く続きます。
徐々にドライダウンへと向かうとバニラの香りに着地します。
ウッディノート、サンダルウッド、アンバーもそこには感じられるのですが散々スパイシーなクルフィを感じた後なのでバニラが美味しく感じます。
インドカレー食べて、ラッシー飲んだら甘く感じるけど食後のバニラアイスは格別に別腹って食べてしまうような、、、
ラストに感じることにできるウッディやサンダルウッドは実は最初からいたんだな。っていうのが時間の経過で感じるかと思います。
こちら、一応 男性向けで。
女性向けはプール ファムが同じクルフィメインであるんですがファムには無いのがウッディです。
このウッディさがメンズライクな香りに仕立てくれているのと、甘さをハンサムにしてくれているように感じます。
個人的には男性っぽい香りというよりは、ハンサムで包容力のある香り。
ファムよりスパイスが効いてる。
という感じですかね、、、
トムフォードのプライベート ブレンドのラインナップと比較すると持続は短いかな。って。
あと値段の違いですね。
プライベートブレンドが3万、4万に対して こちら1万6000円くらい。
トムフォードの香水!って感じはビシビシしつつ、2万以下っ。ってありがたいです。
プライベートブレンドにありそうで無い香りなので、重宝しています。
オープニングを過ぎるとかなり肌馴染みの良い香りになります。
男性にプレゼントしても喜ばれそうな香りだと思います。
(お値段も妥当)
部類としてはウッディ オリエンタルですが、トムフォードの香りの中ではすば抜けて肌馴染みが良いグルマンだと思います。
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