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第二次世界大戦後、ガブリエル・シャネル氏が1954年2月5日にファッションの世界にカムバックした際にフランスではクリスチャンディオールが大流行中。シャネルのファッションは古典的だと酷評されます。しかしイギリスやアメリカで彼女のファッションは大絶賛され、コレクションを発表した1年後にはフランスで酷評されたドレスがアメリカでは爆発的な人気を誇ります。
そして1957年にニーマン・マーカス賞という当時アメリカでファッション関係者に送られる最高の賞を受賞します。
この1957は、ガブリエル・シャネルという女性が世界的な賞を受賞した年、そして彼女自身の誕生日の19日とアメリカのニューヨーク、マンハッタンにあるシャネルブティックの場所が57丁目。いわゆるダブルミーニングというやつです。
トップにはベルガモットが使われていて、この爽やかで苦味のあるベルガモットがピンクペッパーのスパイシーで爽やかな香りやコリアンダーが絡むことでよりシュワシュワっとした雰囲気になるのです。No5にも使われているアルデヒドも香料として含まれているので、どことなくNo5に近しい雰囲気を感じます。
そしてトップから主でもあるホワイトムスクは香ります。1957はホワイトムスクが8種類も使われているそうで、これでもかというぐらいホワイトムスクの清潔さや柔らかさを堪能できます。
ミドル以降にはオレンジブロッサムやジャスミンのフローラルさや、バニラやハニーの甘さもやってきて、複雑でよりホワイトムスクの香りが際立つものに変化していきます。
そしてパウダリーなニュアンスを醸し出すのはアイリスですね。このアイリスがある意味1957ではベースの役割を果たしているようで、優しく全体を包み込みます。ホワイトムスクが単調に香るのではなく、シトラスやフローラルが含まれることで、主役であるホワイトムスクが光を放つかのごとく輝きます。
季節や場所、時間を選ばずに使用でき、女性も男性も魅了するようなホワイトムスクの香りです。
香りの持ちも非常に良く、8時間以上は肌の上で香っていました。
1957は今オンラインでは200mlも75mlも在庫はありますが、店舗だと在庫が無いこともよくあるそうです。レゼクスクルジフシリーズの中だと人気な部類ではあるのでしょう。私も次は200mlを購入する予定です。
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