
こんにちは、まろにえです。今日もビューティーをテーマに書きます。この前、近所のスーパーのお化粧品コーナーでファンデーションのサンプルを頂きました。
資生堂のブランドマキアージュから新しく発売されたパウダーファンデーション、「ドラマティックパウダリー UV」です↓
我らが資生堂のサンプルはとても作りがしっかりしていて中はこんな風にスポンジが付いている親切設計です↓
さっそく付けてみました。これは私めのすっぴんのほっぺたの一部です↓
そしてドラマティックパウダリー UV(色:オークル10)使用後です↓
うーん・・・毛穴が見苦しい部分を少し切り取ってしまったので、効果がわかりづらい画像で申し訳ないです。詳細は後で口コミサイトに投稿しようかなと思っていますが、ムース生まれのパウダリーというだけあってふんわりとした質感にしあがります。仕上がりはセミマットですが私は乾燥肌のため普通肌の人よりマットな仕上がりになってしまいました。カバー力はわざとらしくない程度で、軽い色むらを補正し、毛穴もやや目立たなくしてくれるかなというナチュラルな感じです。やはり最新のファンデーションなだけあって付けたあとの肌が粉っぽくなりません。
この製品自体は良品なのですが、このファンデーションのサンプルをくれた女性が私にこのファンデーションをタッチアップしてくれた時に、何か機械のようなもので私の肌の白さを測っていました。で、ちらっと見たら明るめの方に丸が分布されていましたが、「このぐらいですと標準色の範囲です」と塗ってくれようとしたのは「オークル20」という標準色で、肌の上に一筋載せたらちょっと茶色っぽいというか黒っぽく見えたので「もう少し明るめの仕上がりがいいです」と言ってオークル10というやや明るめの色に変えてもらいました。よく言った私。20代のときならばそのままオークル20を塗ってもらってオークル20のサンプルを頂いて帰っていたと思います。人見知りが激しい私も30過ぎてやっと言いたいことが言えるようになりました。やっぱり女性は年を取るほどに強くなりますねぇ。
そこで感じたのは、美容の仕事をしている人でも失礼な言い方をすると色オンチというかどういう色がその人にフィットしているかわからない人がいるんだなということですね。上記は地元のスーパーでの話ですので、デパートのコスメカウンターでしたらよりプロフェッショナルに訓練されたBAさんたちで、色の違いもある程度はわかるのでしょうけれども。
下手するとネット通販の方がコスメをお買い得価格で帰る今日び、お客さんはコスメカウンターに何を求めているか?というと・・・私の場合ですが一つには見たことがないような斬新なコスメのテクニックや最新の情報を仕入れたいということと、もう一つにはやはり似合う色やメイク、お肌に合う製品などを提案してほしいということですね。斬新なメイクについては各ブランドがシーズンごとに発表していますし、専属メーキャップアーティストの来店イベント等にいけばある程度教えてもらえるのでいいとして、もう一つの顧客のカルテを作成しパーソナルなメイクを提案してくれるようなコスメカウンターは意外と少ないような気がしますね。そこでBAさんが色オンチだったりするとちょっとなえます。
辛口な意見を述べましたが機械で測ってもよくわからないぐらいなので肌色を見分けるのは極めて難しいです。最近はBBクリームやCCクリームなども豊富に出ているのでそっちに頼りきりで、久々にファンデーションの色について考えました。私の場合、コスメカウンターに行くと「かなり白っぽくて黄色っぽいバナナみたいな色」を勧められるか、「黄色っぽくないオークル系の標準色」を勧められるかどっちかのことが多く、バナナ色だと白すぎるのでオークル標準色を付けるとちょっと顔が赤黒く見えたりして年齢が上に見えてしまうような事態になるときもあり、どうしてこうなるのだろうと不思議に思っていました。しかしよくよく鏡を見ていたらその理由がわかりました。
何故か首の方が色が白い・・・。顔には美白化粧品をつかったりしているのに何故なんでしょうね。おそらく首元が詰まった服やスカーフやストールが好きなので首だけ日焼けしてないのだろうと思います。そこで正確に色を見るために昔の雑誌の付録のファンデーションチャートを使って測定しました。
自然光の下で夫のAさんに見てもらったところ予想通り首は色白で黄色っぽく、頬のあたりはうっすらピンクがかったオークル色でした。付録の色スケールで見ると首は17番、ほっぺは54番ぐらい。その17番がどれぐらいの白さかというのが各メーカーのファンデ色分布チャートでわかります↓
この表によれば17番はマキアージュで言うところの「オークル00」ということになります。オークル00番は、外資系の一番白い色よりはマシですがハイライトかよ(笑)と思うぐらいの白さで、やや色白なぐらいの人がほっぺに付けると白浮き必至です。ファンデーションで妙なバナナ色を勧められるのは首だけかなり色白だったからということがわかりました。
一方、ほっぺの色はちょっとピンク寄りで標準色よりなので、そのままそういう色を塗ってしまうと黄色っぽくて白い首の色との境目がめだってしまってオバサン臭い仕上がりになるというわけです。
この表で見るとやっぱいままでしっくりきた色のファンデーションは首の色とほっぺの色の中間ぐらい・・・コーセーのOC-405とかは色がぴったりだったような気がします。ランコムのファンデもほめられたことあるなあ。次にファンデーションを探すときはメーカーのファンデの色出し傾向を見てから買いに行きたいです。
これはクレアという文藝春秋社が発行している大人の女性向けのライフスタイル雑誌の付録なのですが、2010年の4月のものでだいぶ古いです。しかしこのファンデ色チャートが他に類を見ず画期的なのでずっと保存しております。↓
表紙の滝川クリステルさん綺麗ですね。「美人オーラの作り方」が春の美容大特集とされているんですが、メイクは5年前なので眉が細かったりちょっと古めですが今見ても参考になる部分は色々あります。中でもこのファンデチャートは新しく今まで使ったことがないメーカーのファンデーションを買ってみたいという時にも、ネット通販でファンデーションを買いたいという時にも目安になるので非常に便利です。これの最新版が見たいです。出たら絶対に購入しますので、クレア編集部のみなさん、ファンデチャート企画のご検討よろしくお願いします。それからコスメブランドにもスタッフのみなさんがお客さんの肌色を見分ける訓練をお願いしたいところです。
やっぱりファンデーションは色が命ですね★





なめらかぷりっつさん
Johnny.さん