16228views

ボディーの「角質ケア」 体の垢すりは、なぜかしてしまう自分の中の矛盾

ボディーの「角質ケア」 体の垢すりは、なぜかしてしまう自分の中の矛盾

顔を洗っていたら、なんだかポロポロが・・・・
えっ? 垢?
フェイスラインのあたりなので、朝の洗顔で洗いが不足しているのかも・・・

さすがに顔のあかすりはしませんが、
体の垢すりをするときに、フェイスラインぎりぎりまで、
スクラブや、ボディータオル、ボディーグローブをつかって、
念入りに・・・・

それと同様に、背中のあたりをかくと、
あらららら・・・・・ということってありませんか?

あら、いやだ・・・・ 洗い足りないのかしら?
アカスリスポンジや、ブラシ、ボディータオルを使って念入りに・・・


ところが、待てよ。
顔の角質ケアは必要ないということ。
ってことは、ボディーの角質ケアも、アカスリなんてしたらいけないのかしら?
ボディーケアも石鹸を使わず、つかるだけという入浴法も紹介されます。

と思って、美肌塾を見ると、ありました!



■あかがポロポロ
サッポー美肌塾:垢がボロボロと取れてきたけど……!?
 →http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_267.html

垢と思っているのは、明日の美肌を守る角質!垢は自然に落ちていく
のだそうです。

このアカスリも、落とすべきでない角質を、必要以上に、予定より早く落としている状態。
垢になりかけて、落ちようとしていた未熟な角質達を一掃してしまった状態。

「角質」という言葉は「美肌作りの邪魔をしているもの」というイメージ。
さらに「垢」となるとそれは、不要なものと捉えられ、
誰もが落とすことを考えてしまいます。

では、どこまでが角質で、どこからが垢なのか・・・・

明確な線引きは難しいそうです。
ただしっかりした判断基準が必要だということで、
サッポー塾として「角質と垢」を次のように定義されていました。

ーーーーーーーーーーー
角質と垢を分けるもの
サッポーが推奨する石けんで、優しく撫でるように手で洗うだけで、
洗い流されていく角質は垢である。
この様にして洗った肌に残る角質は、垢ではなく働くべくして残る大切な角質である。
ーーーーーーーーーー

販売サイトが提供する情報なので、理論や定義も、
このような結論となるのは、しかたがないでしょうか・・・・(笑)



■ 垢がボロボロ取れる! より
  → http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_429.html

なんだかわからないけど、顔の一部から、モロっとしたものが・・・
それは汗をかく夏に多い現象なのだそう。
汗を肌に貯めやすい夏は、肌が土砂崩れ(角質層崩れ)を起こしやすいとのこと。

汗の水分でふやけた角質層が崩れた状態。
これは紛れもなく角質剥がしをした状態。

本来は一層ずつ取れていくつもりの角質がごっそり剥がれたということ。
肌表層の地盤が緩んだということ。
この地盤の1層目、2層目は既に純然たる垢になっていたかも知れません。
しかし3層、4層目は、適度に乾いて崩れないで残っていて、
もう1日や2日位働くつもりでいた角質。

そんな状態の角質を、垢のでやすい夏は、垢すりをして取り除いてしまっても、
悲鳴を上げることはないそう。
しかも、角質層は死細胞なので、剥がれても本人の痛みはなし。
せめて傷みが伴ってくれれば、しまったと思えるのですが、
肌に悪いことをしているという自覚なく、角質ケアをしてしまう。


■ピーリング治療で赤みが!  より
  →http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_153.html

傷んだ角質を取り除くので、その場はきれいに見えます。
しかし2・3日すると、確実に以前より肌は劣化。
そのため、またアカスリ・・・と利用頻度が多くなったり、常用する人が多いといいます。


■垢になる角質を大切にして美肌になる? より
  →http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_215.html

角質ケアは、真逆のことをしていることが多い。
“傷み古びて醜く見える角質”を取り除けば、そこには
“まだ傷ついてない未熟だけどきれいな角質”が現れる。
この現象を捉え満足し悪循環の罠にはまる。




やはりボディーケアによる角質除去は、害があって一利なしということのようです。

ところが・・・・


■習慣となったことはやめられない
顔のところで、角質ケアの意味のなさ。
というより、返って害を及ぼすということは、十分理解できました。

体もそれと同じだということは、十分すぎるくらい理解できています。
理解できているのですが・・・・

やはり、アカスリやスクラブによる角質ケアを、どうしてもしてしまうのです。
子供の頃から、アカスリタオルで体を洗う習慣がありました。
アカが目に見えて落ちると、こんなに汚れていたんだ・・・
そして、肌はひと皮剥けたように、つるんとします。

肌によくないと頭では理解しているのですが、
今も、やめることができないという状況です。


きっと、コットンで角質ケアをすることが習慣になっている方、
定期的にピーリングのようなケアをしている方も同じなのだろうなと思います。

肌がきれいになっている実感も伴っています。
長年、その方法できれいになっていると信じて、
習慣化してしまうと、今更、肌に悪いって言われても、
それを受け入れることができません。
一種の信じるものは救われる教です。

しかも私は、自分に都合のよい理論まで組み立てます。
肌はお手入れに順応する・・・・
アカスリを定期的にするというお手入れサイクルにあった肌に、
私の肌は出来上がっている。
だって、子供の頃から、そうしてきたんですもん。
年季が違うんだから・・・・ って(笑)

きっと長年のお手入れ習慣は、これと同じ感覚なのだろうな・・・と思うのでした。



自分の信念に基づいて、私のお気に入りアイテムがあります。

■あかすり屋  あかとり黒パフ  です。
https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/503346486#my_pos_content

これまでの口こみを見ると、アカスリに対する不安を持ちながらも、
私の肌は大丈夫! と言い聞かせながら使っていました(笑)

お気に入りアイテムが、店頭で扱われなくなったので、
取り寄せる際に、2つ頼みました。現在、1つ目を使用中です。

これがくたびれて変えなくちゃ・・・と思った時、
私は2つ目を下ろすのかどうか、おなぐさみ・・・・


■ハウス オブ ローゼ
Oh! Baby ボディ スムーザー PGF(ピンクグレープフルーツの香り)

https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/502448112#my_pos_content
https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/502404351#my_pos_content

使った当初、速攻のツルツル感に疑問を持ち、どういう成分によるものか確認。
温泉成分と同じと聞き、納得して使い始めたのですが・・・・

エストの美容部員さんも、ツルツルで効果があるって言ってたし・・・・
キトキトさんの肌が感じた感覚は、間違ってないと思うから・・・
と言われた言葉を信じてもいいでしょうか(笑)

今季、ミニサイズのおまけつきが販売されていたので、
2つ購入していて予備があります。

■ザ・ボディショップ
スパフィネス スムージング&リファイニング ボディスクラブ

https://my.cosme.net/open_entry_review/show/review_id/503185944#my_pos_content

結構なお気に入りアイテム。
これまた、昨年、アウトレットモールで安く売られていたので、
今夏のために買い置きが・・・

スクラブの質感が柔らかいので、粒感の違いを組み合わせて使えばいい
なんて、書いてますが、さてさてどうしましょうか・・・


こうしてみると、ボディーの角質ケアアイテム、好きだったみたい(笑)
グローブ、ボディーブラシなども各種そろえていました。


ところが、そのケア、間違っていますよ!
という青天の霹靂状態となった今、果たしてそれを受け入れることが
できるのか・・・・

おなぐさみです(笑)


買い置きスクラブ、ケア用品の運命は? 


【追記】
温泉による肌のツルツル効果。
それは、アルカリによるタンパクの溶解ということは、知っていました。

しかし自然の恵みでもある温泉による効果は、
許容してもよいのではないかと・・・・
草津の湯のような、強酸性泉は、怖いですが、
強アルカリ泉で有名なほったらかしの湯の、お風呂上がりのツルツル肌。
あれは、許せるなんて思っていました。

ところが、そんな美人湯と言われている温泉も要注意とのこと。
(ハイターを手につけるとヌルヌルになります。
 それと同じ理屈です)

ハウスオブローゼのスクラブ後の、ちょっと不自然なツルツル感。
それは、皮膜によるものではなく、温泉効果と同じ。
肌のタンパクの溶解ということだということはわかっていましたが、
温泉効果と同じなんだから、OK

そんな判断をしていました。

やはり習慣となってしまったものは、なかなか覆せないものです。
そして日本人の温泉好きも影響しているのかもしれません。

以下、美人湯の功罪について書かれたものです。


■美人湯の功罪 美肌術…ミクロの視点 より
  →http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_190.html

温泉の中には酸性泉とアルカリ泉がある(もちろん中性の泉質も)
酸性やアルカリ性が強いと皮膚を溶かすように働く。
温泉のpHなら、適当にタンパク質=皮膚を溶解する。

温泉にはいると、肌がヌルヌルして肌が柔らかくなり気持ちの良い感触。
しかしこれは皮膚が溶けている状態。
美人の湯は天然の温泉ピーリング。

温泉ピーリングは、角質層の角質が未熟な状態の人にとっては恐い効能。
成熟した角質層なら、半年に一度くらい温泉に入ることは、
とのケアに間違いがなければ成果が期待できるかもしれない。
しかし、正常でも利用回数が多いと、角質の剥がし過ぎという逆の成果となる。

ーーーーー

ボディースムーザーのツルツルを不自然と感じて、皮膜では?
と書かれている口こみがありました。
違うのよ~ 温泉効果なんだから・・・・・
なんて思っていましたが、この温泉効果も曲者。

さて、2つのストック、どうすればいいものやら(笑)


【追記】2015.5.29
そういえば、いつの頃からか、お腹のあたりにシミのようなものができてきました。

振り返ってみると、スパフィネス スムージング&リファイニング ボディスクラブで
お腹の周りを、ぐるぐるマッサージを始めた頃と一致します。

セルライトにきくなんて話は信用はしてませんが、
何かお腹の脂肪に効果でもあるかなと、循環目的だったのですが・・・

しなくてもいい、スクラブの入ったマッサージで色素沈着がおきてしまったのかしら?
とふと思ったのでした。

このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

角質 カテゴリの最新ブログ

角質のブログをもっとみる