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愛用の香水と香水の効果について

愛用の香水と香水の効果について



私の愛用している香水はGUCCIのオーデパルファム2とL'OCCITANEのローズの練り香水。前者は学生の時にイギリス人旅行者のガイドを務めた時にお土産として貰ったもので、当時は周囲に誰も使っている人がいなかったことと、彼が「私のイメージ」と選んでくれたのが女心に嬉しくて、今でも切らさないように大事に使っている。後者は同社のローズセットか何かに入っていたのをたまたま気に入ったというのがきっかけ。

香水というと大人の女性がつけるイメージがあるが、香りの本場フランスでは赤ちゃんの時から赤ちゃん用の香水を親が付けることもあるそう。祖母や母親が孫や子どもにフレグランスをプレゼントし、子どもはそれを自分の香りと認識し、やがて自分で自分のイメージに合った香水を選び、季節やシーンに応じて身に纏う香りを変え、それがパリの女性の香水の扱いの上手さに一役買っている。それが良いか悪いかは何とも言えないが、そういった「洗練された」家族のやりとりに憧れを抱くのは私だけではないはずだ。しばらく前にネットのニュースか何かで、「あなたの抱く良い香りとは何か」とかいった主旨のアンケート結果が出ていて、その答えに「柔軟剤の匂い」「洗剤の匂い」といった化学合成品を挙げる人が多かったことに愕然としたことを覚えている。それは個々人の責任というよりも巷に自然の香りではない人工的に合成された香りが溢れかえっていることが一番の要因ではあるが、あまりにも哀しい。最近ではそれが原因で花の香りをかぎとれない子どもがいるのだという。確かに洗剤や柔軟剤は良い香りだが、だからと言って使いすぎないことと自然の香りに接する機会を持つことは現代人に必要なことと言える。

たらたらと香りについて語ってきたが、当の私は普段何もつけていない事の方が多い。それは幼い子どもがいるからというのが一番の理由だが、そうでなくても日常生活にその必要性をあまり感じないというのもある。香水をつけるのは何か特別なことがある日や気分を変えたい時などに限定される。そもそも香水の文化は西欧人が体臭対策に試行錯誤した歴史であり、体臭の少ない日本人の日常にそこまで必要があるとは思えないというのが率直な感想だ。しかし、例えばスポーツをする時のデオドラント、体調に応じた癒し効果のあるアロマ、気になる異性に特別な印象を与えるためのフレグランスなどは必要なツールであると感じる。そういえば最近の研究で、ハンカチを落とした女性に残り香があるかないかで男性のハンカチを拾う確率は変わるか否かというものがあり、残り香がある場合の方がダントツに拾ってくれる確率が高かったという。香水は女性の心強い味方であり武器である。逆に、爽やかで嫌みのない香水をつけた男性に女性が何となく惹かれるのもまた事実。女性の皆さん、香りの魔法を使うだけでなく、思わぬ男性の香りの魔法にかかって意図せぬ方向で失敗しないよう気をつけよう。

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