
アメリカ全州で同性婚を認めるとする最高裁の判決、とても驚きました。
朝のニュースはこの話題一色で、サンフランシスコ市庁の前でお祝いをする人の中継が
流れていました。
みなさんご存知なのかもしれませんが、サンフランシスコはアメリカの中でも
LGBTには偏見が少なく住みやすい土地の一つで(私自信がLGBTではないので
言い切ることは出来ないのですが)、同性カップルが街がイチャイチャ?していても
当たり前の風景なのでいちいち反応する人はいません。
子供を養子に迎えて家族で一緒にいる姿もよく見かけますし、
尊敬できる仕事を持っていて、職場や友達など誰かしらは当てはまるのがむしろ自然です。
(おしゃれで鍛えられた体を持っている人はゲイ、ストレートは通常ダサい、という話も。。)
カリフォルニアでは同性婚が合法になったり、取り消されたりを繰り替えし、
3歩進んで2歩下げられた、のようなゴールまであと100歩くらいあるのかな、、、
と思っていました。

アメリカは自由の国というけれど、保守派の力が強くて
革新的な動きには必ず大きな抵抗があって、結局は実現しない。。。
というのがアメリカで生活し始めて感じたことです。
でも今回の全米での同性婚の合法化で、私の期待を良い意味で裏切ってくれました。
ものすごい快進撃をみせて、一気にゴール!
すごい、こういう奇跡を見せてくれるのもアメリカ!感動した!
このビッグニュースがあった週末に開かれたサンフランシスコのゲイパレード。
毎年この時期に開催されていて、今年はタイミングが世界一良いね(^-^)

パレードはLGBTに対するサポートを表すもので、参会者はストレートな人も多い、
というかストレートの人の方がきっと多いかな。
今年はお祝いの年です、おめでとう!

ステージではスパイスガールズが踊っていた。
ストリートがクラブとなっていて、お姉さんたちは静かな場所で眺めていました(笑)
偏見は法律とは別に存在するから、今回の判決が完全なゴールではないかもしれないけど、
LGBTではない人がサポートの態度を示すこと、反対ではない気持ちを表すことが
世論を作っていくのだと思います。