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嫌な頭痛

嫌な頭痛

あなたは普段の生活の中で、「原因のわからない頭痛」に悩んでいませんか?
頭痛の原因には、血行の悪さや疲労、ストレスなどが挙げられますが、実は「天気の変化」も原因のひとつだといわれています。



今回は、天気が変化すると、なぜ頭痛が起きるのか?ということについてお話します。

多くの人が苦しんでいる頭痛。
でも、頭痛の原因をひとつでも多く知っておくことで、悩みから解放されたり、事前に予防することができます。

頭痛のタイプ

1.機能性頭痛



「機能性頭痛」は多くの人が日常的に悩まされる慢性的な頭痛のことで、以下のような頭痛の種類を含みます。

●緊張型頭痛
慢性的な頭痛の大半がこのタイプ。
小さなヘルメットで頭を締めつけられるような鈍い痛みで、子どもから高齢者まで、幅広い年齢層で発症します。
この痛みは頭蓋(ずがい)を包んでいる筋肉が持続的に収縮するために起こります。
緊張型頭痛の特長は、年に数回起きるということ。
また、短い人なら30分程度で収まりますが、長い人の場合は、7日間も続いてしまいます。
頭痛だけでなく、肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさといった症状も併発します。
●片頭痛
頭の血管の拡張による頭痛です。
頭の片側もしくは両側が、ズキンズキンと脈打つような強い痛みに襲われます。
この頭痛が起こる前兆として、視界がチカチカしたり、ものが見えにくくなる「閃輝暗点(せんきあんてん)」が出る場合もあります。
緊張型頭痛の次に一般的な頭痛で、比較的女性に多くみられます。
片頭痛は緊張型頭痛に比べて発生しやすく、少ない人でも月に1~2回、多い人は週に1~2回発症するといわれています。
●群発頭痛
ある一定の期間、毎日のようにほぼ決まった時間に、片方の目の奥が激しく痛むのが群発頭痛です。
数か月~数年に一度、1~3か月の間、主に眠る時間帯にほぼ毎日激痛が起こります。
この群発頭痛は非常に強い痛みを伴うため、心筋梗塞、尿路結石とならんで、生きているうちに味わえる三大痛のひとつといわれています・・・。
男性に多く、20~30歳代から発症することが多いのが特徴です。

2.器質性頭痛



「器質性頭痛」はほかの病気が原因で発症する頭痛です。

頭痛を感じている人の約1割が器質性頭痛だといわれていますが、それはつまり、何かほかの病気にかかっている人が1割もいるということです。
原因としては、脳腫瘍や髄膜炎、クモ膜下出血を発症していたり、知らないうちに頭をどこかでぶつけていたり、もしくは目や耳、鼻などに炎症が起きているケースなどです。

この頭痛の特徴は“普段感じたことのない違和感のある頭痛”を感じること。

重大な病気のリスクが潜んでいる可能性がありますので、少しでも変だな・・・と思った際は、速やかに病院を受診しましょう。

他にも女性に多い「片頭痛」

片頭痛は男性より女性に多く発症し、30代女性になると、5人に1人は片頭痛に悩んでいるそうです。

片頭痛の特徴は一度痛み出したら、数時間~72時間は続く痛み。
しかも、動くと痛むので、片頭痛になるとなかなか動けなくなります。

片頭痛のおもな症状は以下の通りです。

頭痛に伴って吐き気がしたり、胃がムカムカすることがある
頭痛に伴ってふだんは気にならない程度の光がまぶしく感じることがある
頭痛に伴ってふだんは気にならない程度の音がうるさく感じることがある
頭痛に伴ってにおいが嫌だと感じることがある
女性の場合、生理によってホルモンバランスが変化するタイミングでも片頭痛が起きやすいんです。

女性の片頭痛はホルモン(特にエストロゲン)が大きく関係しており、ホルモンバランスの急激な変動が起こる排卵期や月経初日前後で片頭痛が起きやすくなります。



ここで、片頭痛が起こるメカニズムについて考えてみます。
片頭痛の原因ははっきりと解明されていませんが、頭蓋骨内の血管が広がり、炎症が生じるためと考えられています。

ストレスや疲労などの影響で頭蓋骨内の「血管が広がり炎症が起きる」ことで頭痛が起こる。

このメカニズムを天気の変化に当てはめると、悪天候の時に起こる「急な気圧の変化」によって、脳の血管をおさえていた圧力が下がるため、血管が広がりやすくなります。
脳の血管が広がることで、周囲にある神経を刺激してしまうため、片頭痛を誘発してしまう場合もあるようです。

気圧の変化によって血管が広がり、炎症が起きて「片頭痛」が誘発されてしまうことが、頭痛の原因になるんですね。
つまり、“天気の変化が片頭痛を引き起こしている”というわけです!

また、気圧が下がることで「自律神経」のバランスが乱れ、体調の変化が起きるという考察もあります。

天気の変化以外にも、片頭痛の引き金には、さまざまな要因があります。

片頭痛の引き金になる環境によるきっかけ

睡眠の場合は、睡眠時間が短くても長すぎてもダメで、睡眠の乱れが頭痛を引き起こします。
旅行の際に頭痛になりやすいという方は、リラックスした状態に見えても “環境が変わる“という「ストレス」が要因になっていることもあります。

これらの要因に、今回取り上げている「気候の変化」が起きた場合には、頭痛が起こる要因がさらに重なることになるため、雨の日や、雨が降りそうな日に頭痛を感じる方が多くなるんです!

特に気圧の変化が起きやすい「梅雨の時期」や「季節の変わり目」は要注意です!

気候による頭痛を緩和するためには?

引き金になる要因を避ける

「天気の変化」はわたしたちにはどうにもできないことですが、天気がきっかけになっていることや、「ストレス」「生活習慣」など、頭痛の発生要因を知ることで、頭痛と上手につきあっていきたいですね!

適度な睡眠や運動で健康を保つことが、頭痛予防につながります。
ストレスをためない生活習慣を作り、生き生きと生活したいですね。


It's not a fallen angel.

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